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新型コロナ60歳39.5℃の発熱・血中酸素濃度88…相談窓口と病院のたらいまわし 医師「発症後7~14日辺りに症状悪化のケースも」

2024年08月10日 21時46分37秒 | 社会

【感染症ニュース】新型コロナ60歳39.5℃の発熱・血中酸素濃度88…相談窓口と病院のたらいまわし 医師「発症後7~14日辺りに症状悪化のケースも」

Yahoo news  2024/8/10(土)  感染症・予防接種ナビ

 

【2024年】8月に注意してほしい感染症!新型コロナ8月末に向け増加の予測 医師「患者の受け入れ態勢限界迎えつつある」 RSウイルス感染症・インフルエンザの動向要注視

脳卒中・心筋梗塞を引き起こすことも…

厚生労働省が令和6年8月9日に発表した令和6年第31週(7/29-8/4)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」によると、全国の定点当たり報告数は13.29。前週と比較するとおよそ9%減少しています。都道府県別の定点当たり報告数では、佐賀が最も多く27.82。その他愛知、長崎では20を越えているものの前週と比較すると減少しています。今回は、感染症・予防接種ナビに寄せられた、新型コロナウイルス感染症の経験談をご紹介します。

 

◆コロナ経験談 60歳 兵庫県

今回 コロナにかかり、この先どうなるのだろうと非常に不安な思いをしたので、どなたかの参考になればと思い、感染から本日(発症から4日目)までの経過を投稿します。

感染したのは7/25木。翌日隣に座っていた同僚から、7/26朝 発熱があったので病院に行ったら、コロナ陽性だったと連絡あり。横向いて大声で喋ってたので、この時点で感染を覚悟。(※この時点では何をすればいいかわからなかった)

7/26金の夜から家庭内隔離。この時点で、何時もより体温が36.8度と高く、感染を確信。

7/27土 体温は36.5~36.9度と高めではあるが、37.5度以下だと病院に行っても相手にされないと思い、行けず終い。しかし、その夜、飲み会から48時間後に、体温が37.9度まで上昇した。夜間病院に行こうかと思ったが、発熱外来は65歳以上と書かれていたので、断念。

7/28日 体温も体調も安定しない。良くなったり悪くなったり。体温は朝は36.5度だったので、難を逃れたかも。と少し期待したが、午後から37.5度まで上昇。熱が上がっている時は倦怠感と頭痛が酷い。他の症状は無い。後悔であるが、この時点で休日病院に行けば良かった。金を出しても、コロナ治療薬を試しで貰えば良かったと思う。ここまでは食欲もあり、何でも美味しく食べられていた。昼間は36.5~37.5度で体温は2時間周期で上がったり下がったりだったが、夜には38.5度まで上昇。後頭部あたりが、カッと暑くなり、大量の汗が吹き出す食欲がなくなり、無理して食べたが、吐きそうになる。症状は熱と頭痛と少し喉のイガイガを感じ始める。パルスオキシメータで血中酸素濃度を測定していたが、通常時の97-98%から変化無し。ただ平時70代の脈拍が90と高くなっている。酷くは無いが咳が出始めたかなりしんどく、不安もあって、眠れない。後で思うのだが、寝れなかったのは免疫の観点で良くなかったと思う。兎に角夜が長い。不安。こんな時に相談できるところがあればと思う。

7/29月 朝の時点で38.5度。血中酸素濃度が93-94と95を切る。息苦しさは無い。食欲なく、ここから暫く食事を摂れなくなる。平日なので、近くの内科に電話。車での検査と診察になるとのこと。診てもらえるのはありがたい。

検査の結果、コロナ陽性。血中酸素濃度など、いろいろ不安を聞いてみるが、最近のコロナは風邪程度で重症化することはまずないから心配ない、とのことであった。葛根湯と頓服(ロキソニン)とうがい薬を処方される。症状緩和とは言え、薬を貰えたのは良かった。ただ、検査を含め、3時間も車で待つのは相当しんどく、家に帰り着くや激しい倦怠感に襲われることになる。体温を測ると39.5度。人生初の39度台。処方された薬を飲む。頓服も飲む。2時間ほどて38度代まで下がるが全然楽にはならない。その後 何故か痰が出始める。痰を吐くと白い泡とカフェオレのような色が半々くらい。夜まで 痰を吐き続けたが、夜には赤い鮮血の固まりが混じるようになる。喉が強烈に痛い。喉が痛くて水すら飲みにくい。ごくりと飲み込めない。咳はときおり出る程度なので咳のしすぎで喉が切れたわけではないと思う。熱は再び39度代へ。6時間時間を空けないといけないので、それまて我慢。後頭部が燃えるように熱い。嫌な汗が大量に出る血中酸素濃度は90-92に低下、ときおり88や89が表示される、少し息苦しい。不安マックスで、相談窓口をネットで探すも、ほとんど閉鎖されてしまっている。昼に受診の医院に電話するも、時間外で出ない。唯一 厚生労働省の相談窓口が21時までやっているので、電話してみた。最初は症状を聞いてくれたので、まず熱と血中酸素濃度を伝えると急に態度がかわり、昼に行った病院に相談しろという。夜間病院に行くべきか聞きたかったのだが、医者ではないので、いいも悪いも言えないとのこと。心配すべき症状か聞いてみたが、医者に聞いてくださいとのことだった。こういうことを相談できる窓口では無かったらしい。その後、何時ものサイクルで少し症状が緩和され、38.5度まで下がり、血中酸素濃度も91-92に若干回復。夜中の一時頃に38.9度まで上がったタイミングで、2度目の頓服(ロキソニン)を接種。これが効いて、その後 土曜日以来初めて朝まで眠れた。寝る前に救急車を呼ぶべきか相談できるとこないかと調べたところ、県や市によっては相談を業者にいることを知る。ただ残念ながら、我が市は対象外だった。

7/30火 朝起きると 布団も枕もグッショグショ。手も足もふやける程汗をかいていた。体温は37度。血中酸素濃度も95-96に回復。久しぶりにスッキリした軽い感じを味わう。

ただ、血痰は続いていること、尿が赤みを帯びていたことから、再度昨日行った病院に電話したら、診察に来るよう言われ、昨日同様駐車場で受診。血痰は心配しなくて良いか聞いたら、心配無いとのこと。他の症状も心配無いとのことだった。いずれにせよ、コロナを保菌している間は検査はできないので、心配ならお盆明けに検査にきては、とのことであった。

その後、36.8-37.5度で推移中。現在7/30火 20:00の時点で37.4度 血中酸素濃度は96-97。喉の痛みと血痰は継続中。倦怠感はまだ結構強く、仕事への意欲が出ない。

以上が途中経過です。このあと どうなるか やり方わかれば 続報します。

まとめると

コロナは単なる風邪ではない。もう懲り懲り。

後の苦しみを考えると、コスパ度外視で初期に治療薬をダメもとでも飲んだ方が良い

③ かかってしまったら、後は耐えるしかない まずはかからないよう全力を尽くすこと ②は何か出来る最後のチャンス

④ 信頼できるかかりつけ医を持とう

金も払わず相談出来るところなど、無い

以上

 

◆感染症に詳しい医師は…

感染症に詳しい大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長の安井良則医師は「大変な症状の中、お寄せ頂きありがとうございます。しかし、ご無理はなさらず、まずは安静にし、しっかり治療に専念してください。直接診察した訳では無いので、分からないこともありますが、頂いた内容を拝見したところ、息苦しさや血中酸素飽和濃度などから『肺炎』の状態になっているようにも見受けられます。また、血痰について、問題ないと診察されたとのことですが、何らかの二次感染を引き起こしている疑いもあるため注意が必要です。

私の勤務先では、流行初期からこれまで、新型コロナの患者を1500人以上診察してきました。症状が現れた後3〜4日でよくなる人もいる反面7日目以降に、急激に症状が悪化するという例も多くありました。その中には脳梗塞、心筋梗塞を起こされた方もいらっしゃいます。経験上7〜14日目辺りが、実は要注意で、急激に症状が悪化するケースが見受けられます。

新型コロナウイルスは、血管にあるACE2受容体を攻撃し傷つけます。その血管修復のため小さな血栓が生まれることが研究結果から分かっています。この血栓が脳梗塞・心筋梗塞を引き起こすと考えられます。私であれば、血液状態の検査を行うことなどを考えますが、新型コロナウイルス感染症についての診察経験が無い、または少ない医師の方では判断が難しい部分もあるかもしれません。

新型コロナウイルス感染症については、コロナ禍の真っ最中に、一部の医療機関が診察し、その他の医療機関は治療には関わらず、検査と病名診断をするだけと言う医療体制をとってきたため、5類移行後、実際に、新型コロナウイルス感染症の患者さんが医療機関を訪れて、対応できるまでには、時間が必要でしょう。症状発現後、5日間の経過を記載頂いていますが、まだまだ注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症の症状には、個人差もあります。確かに、風邪ていどで症状が治まる方もいらっしゃいますが、一方で、肺炎・脳卒中・心筋梗塞などを引き起こすケースも多く目にしてきました。こうしたことを考えると、新型コロナウイルス感染症は、ただの風邪ではありませんかかったあとも経過をきちんと観察して、悪化することを防がなくてはなりません」としています。

◆新型コロナウイルス感染症とは?

新型コロナウイルスは感染者の口や鼻から、咳・くしゃみ・会話のときに排出されるウイルスを含む飛沫またはエアロゾルと呼ばれるさらに小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接に接触することにより感染します。一般的には1メートル以内に近接した環境において感染しますが、エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、長時間滞在しがちな、換気が不十分で混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあることが知られています。

感染すると2〜7日の潜伏期間のあと、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、咳といった上気道症状に加え、倦怠感・発熱・筋肉痛・頭痛といった全身症状が生じることが多く、その症状はインフルエンザとよく似ています。オミクロン株が主流となった現在は、嗅覚・味覚障害の症状は減少しています。軽症の場合は1週間以内に症状が軽快することが多い一方、発症から3か月を経過した時点で何らかの症状が2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかない場合には、罹患後症状(後遺症)の可能性を考える必要があります。

◆夏の感染対策のポイント

感染対策としては従来どおり、「換気」「手洗い・手指消毒」が有効です。冷房を入れていても換気を心がけ、換気扇も活用してください。ウイルスは手から目や鼻、口に入ることがあるので、流水や石けんによる手洗い、アルコール製剤などでの手指消毒が有効です。また、高齢者や基礎疾患のある方が感染すれば、重症化リスクが高まります。夏休みやお盆で帰省するなど高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は、感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。夏の暑さのある中で、屋外でのマスク着用は、現実的ではありませんが、医療機関や高齢者施設など感染した場合のリスクが高い方がいらっしゃる施設を訪問するときには、感染させないためにもマスクの着用が効果的です。

◆ワクチン後期間経過で抗体価が低下?

安井医師は医療現場の状況をこう語っています。「現在流行している株がKP.3.3に置き換わっても、症状はそれほど変化していないと感じています。しかし肺炎の方が多くなっていて、高齢者の方でも肺炎がみられるようになりました。これは以前にはなかったことです。原因として考えられるのは、ワクチンを接種してから多くの方が6か月以上経過していて、抗体価が下がっているのではないかということです。今年の秋冬に自治体による定期接種が予定されていますが、この夏の流行は重症化に十分注意する必要があると思います」

引用

厚生労働省:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について令和6年第28週、新型コロナワクチンQ&A、新型コロナワクチンについて

国立感染症研究所感染症疫学センター:新型コロナウイルス感染症サーベイランス月報発生動向の状況把握2024年6月

大阪府感染症発生動向調査週報 (速報)2024年 第30週(7月22日~7月28日)

取材 大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏



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