小雨が降っていますが、庭に出てみました。
つい先日、新芽が出たねと思っていたタイツリソウが、
今日は若葉を展開して花まで咲かせていました。
暖かい陽射しと適度な雨が交互に降り注ぐので、一気に育ったのでしょうね。
こうした姿を見ていると、春独特の周期的な天気変化は、
植物の芽吹き、生長の為にあるのではないかと気が付きます。
タイツリソウは、ハート型の花がぶら下がったような形をしているので、
西洋ではイースターの飾りに使われるそうですが、
日本では、これが鯛を釣った姿に見えることから、
タイツリソウと名前が付いています。ところ変われば......ですね。
花言葉は「 あなたに従います 」。
どちらかというと、花よりも葉や茎の姿が好きで植えていますが、
全草に有毒成分を含むので、口に入れないように注意です。
アルケミラモリス。花言葉は「 献身的な愛 」「 慈悲の心 」。
別名のレディースマントルとは、“淑女のマント”という意味なのですが、
これは美容に良く女性特有の症状に効果があるハーブで、“女性を守る”からだそうです。
( それでも、妊婦さんはハーブ類を避けた方がいいです。 )
でも、葉もマントに似ていますよね。こうして雨が降ると、露をたくさん湛えます。
イングリッシュガーデンには定番中の定番なのですが、
6~7月に株が充実し(葉が混みあい)花も咲かせるのに、
高温多湿に弱いという性質を持っています。
日本では梅雨の時期にこうなのですから、枯れてしまうことも多く、
夏越えが難しく「1年草として割り切りましょう」なんて指南書もありますが、
幸いうちでは、3回目の夏を迎えるアルケミラモリスが7株、順調に育ってます。
特別手は掛けていませんが、ここら辺の気候を何とか気に入ってくれたのかな?
芍薬の新芽。愛しいです。ドンドン、ニョキニョキ伸びてくれ!と思います。
芍薬も7~8株あるのですが、どれも若い株で去年は花を咲かせませんでした。
花の種類は淡いピンクと白と、確か紫もあったかな?
立派に咲かせてやりたいですね。
つんつんと新芽の頭を覗かせていたギボウシが、もうこんなに葉を茂らせています。
これは実家から株分けして持ってきたもので、斑入りの中型種。
ギボウシはいろんな種類があって、私も札を差して管理していたはずなのですが、
うーん... 今では、名前が分からなくなっているものも。(^ー^;
黄色のチューリップが咲き始めました。
品種によって時間差を狙えますので、
いろんな種類を植えた方が、長く楽しめます。
誰に教えられた訳でもないのに、季節ごとに自分の為すべき営みを、
間違いなく黙々と遂行して行く植物たちに、感嘆と愛しさを覚えます。
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タイ釣り草の別の名前お教えしましょう。
オランダ人のパンツと言うのです。アメリカ人のフラワーデザイナーから教わりました。
庭仕事には向いているかもしれません。
タイツリソウは、オランダ人のパンツと言うのですか。
初めて聞きました。
でも、どうして“オランダ人”で“パンツ”なんでしょうね...?
覚えておきます。