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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

全盲視覚障害者無事立候補できた。統一地方選挙市議会議員選挙。

2023-04-16 23:04:49 | 全盲視覚障害者と選挙
イレブン

今日は、4月16日日曜日、統一地方選挙の後半戦のスタート。私は仕事をやめて現在無職。無色になったので、やりたいことをやろう。そういうことで、私も統一地方選挙にお参戦。自分が住んでいる市の市議会議員選挙に立候補。一応、ポスターと選挙ビラも完成。立候補届け出書類も完成。なんとかまにあった私。
書類一式をもって、朝7時30分に家をでる。近所の市役所へ。日曜日なのに、役所の入り口には役所の職員らしき人が何人もたっていた。立候補者の案内係のよう。8時30分立候補受付スタート。その時間までに受付をすませないと、第1回目の、届け出順序を決めるくじ引きには参加できない。その時間ンにおくれたら、第2回目のくじ引きにしか参加できない。なので、私も8時30分までに受付を済ませる。
その前に、まだ時間があったので、役所のまわりをひとまわり、選挙ポスター掲示板がすでに設置されていて、ポスターをはる箇所はなんと60箇所もある。34の議席をあらそって、はたして、何人の人が立候補するのか。最大60人ということは、選挙ポスター掲示板を見てわかる。

数週間前、選管に、届け出書類をもらいにいった私。その時にもらった、立候補者用説明資料の番号は55番。あなたは55一目ですとのこと。選挙に立候補するためには、まず、選管にいって、届け出用紙をもらってこないといけない。それで、選管は立候補予定者の数を把握しているよう。必ず、書類をとりりにこさせて、それでカウント。

その時にもらった書類、ワードデータに記入し、封筒にそれらおいれて選挙の受付。8時ごろに、受付会場に到着。受付簿に名前をかいて、もらったのが22番の紙、到着順位22番とのこと。

受付をすませて、待合室に入る、ここがくじびき会場でもある。22番の席におすわりくださいとうながされる私。わかりました。22番の席にすわります。私は目が見えないので、ガイドヘルパーさんも一緒に椅子にすわっていいですか。
すると、選管職員は、それはできません、イスはひとり1つしか用意していませんとのこと。

そうならば、私は、外でガイドヘルパーさんと一緒にまちますと私。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。選管職員は公平性をたもつためか、私を手引きしてくれなさそう、ガイドヘルパーさんがとなりにいてくれないと、私は、情報を入手できない。外で待ちます。そういうと。
待合室にすでにいた、おばあさんのような人が、イスぐらいだしたりや。関西のおばちゃんのひとこと。

その一声のおかげで、選管職員もイスを用意してくれて、22番の席の横に、イスをだしてくれた。よかったよかった。運よく、22番n席は、いわゆる通路席、横は通路だたので、そこにガイドヘルパーさんのイスをだしてもらった。よかったよかった。

はじめて、選挙に立候補する私。日本脳炎の駐車を待つこどものような気分。やっぱり隣には、ガイドヘルパーさんがいてくれたら安心するよね。会場の中の様子も、適切に伝えてくれて、それでだいぶ緊張もほぐれた私。

8時30分の3分前から、カウントダウン。選管の職員がおもむろに、携帯電話のスピーカーをオンにして117の時報に電話をかける。これで正確な時間をみんなにしらせているよう。8時30分ぴったりに、待合室の扉が締め切られて、だれも入れないように、だれもでられないようにする。

この時点で、39人の立候補者陣営があつまっている。1陣営1人。私だけ、ガイド絵hるぱーさんと盲人の私。2人。39陣営とはすくない。

説明があり、その後、到着順位がはやい人から、順番にくじを引く。みんながねらっているのは、1晩くじ。やっぱり、1番の掲示板の場所がめだつよね。選挙告示の文章のすぐ右隣りのスペース。

でも、くじをひいいた人、はじめに引いたひとは、みんな30番台や20番台。はやく到着したからといって、1番くじがひけるわけではないのね。

そしていよいよ渡井sの晩、ガイドヘルパーさんい手引きされて、くじをひくため、前にでる。職員がもっているつつの中に、長い塗り箸が何本もはいっている。盲人らしく、まず筒をさわり、その筒の大きさを知り、そして、その中にはっている20本のくじの棒をさわる。ガチャガチャとさわってみる。まるでこどものよう。なぜかうれしくなる。こどものころの夏祭りの夜店のくじ引き、スピードくじ、あるいは、小学校のクラスの席替えのくじ引きのようなドキドキ感。

なんどか、迷いながら、えいやとクジを一本ひく。選管の職員にわたす。
すると、職員はよみあげる。デスペアさん、11番、11番。

ありがとうございあmすと私。1番くじはひけなかったけど、1番くじのダブルで11番としておこう。あとで、ガイドヘルパーさんに聞いたら、この11番という数字は縁起のいい数字らしい。よかったよかった。

全員がくじをひきおわって、こんどはくじで引いた番号順に、隣の部屋にいく。そこからが、受付スタート。どの人も、書類の封筒を手にして、受付部屋へ。受付をすませて、届け出書類を提出して、最後に、選挙グッズ7つ道具をうけとる。

私も封筒をもって、受付へ。なんとか、受け付けてもらえて、部屋をでるときに、選挙グッズをもらう。大きな紙袋、その表面に11番と書いてある。なかには、腕章などの選挙グッズと、選挙ビラにはりつける4000枚のシール証紙シート。そのシールひとつひとつにも11番の数字。このシールを選挙ビラ1枚1枚にはらないといけないのね。

紙袋のほかに、1メートルほどの白い棒ももらう。これはのぼりのためのさお、こののぼりざおに、街頭演説中というのぼりをつきさして、街頭演説するよう。こののぼりのおかげで、選挙期間中はどこでも、私有地、公共施設以外の、道路、歩道で、自由に街頭演説ができるとのこと。これが許可証のかわりなのね。

受付をすませて、家に帰って、選挙グッズの開封式。腕章が11枚もはいっている、選挙運動員の腕章。そして、乗車証の腕章4枚。合計15枚の腕章。この腕章をつけていないと選挙活動はできないとのこと。てっきりボランティアなら何人でもいいのかとおもっていた私。そうじゃないらしい。運動員と自動車乗務員の合計15人しか選挙活動はできないとのこと。しかもこの腕章をつけておかないといけない。その腕章にも11番と通し番号がはいっている。

この腕章のの意味、選挙運動員の意味がわからなかったので、選管に電話してみる私。運動員とはなにか。選挙十字事務員や、自動車射場運動員いわゆるウグイスじょう、手話通訳者、この3つが報酬をはらってもいい人たち、もちろん届け出をださないといけない。

ここで、はじめて知ったのが、選挙十字事務員というのは、選挙事務所のなかで事務作業をする事務員だけでなく、街頭演説場所でビラをくばったりするひとも事務員にあたるとのこと。びっくり。そして、それらの事務員も選挙運動員にあたるとのこと。しらなかった私。事務員というのは運動員のことなのね。日本語ってむずかしいね。

ただ、この事務員、運動員に、視覚障害者の候補者の手引きをさせることは許されているのか、不明。選挙運動員とは、特定の候補者への投票を自らはたらきかける人なので、おそらくガイドヘルパーはこの運動員にはあたらないだろうね。ここんところ、もっとちゃんと選管とつめておけばよかった。もしかしたら、ガイドヘルパーの業務、手引きを、運動員にしてもらうこともOKだったかもしれないな。

その後、自宅ではビラに証紙はり、4000舞のビラ1枚1枚に切手シールの切手のようなものを1枚1枚はっていく、この作業が大変。目の見えない私は、うまくはれない。ビラのオモテ面のどこにはってもいいのだけども、ビラの必要記載な内容、刑事責任者名と印刷社名、それにかぶらないようにシールをはらなければならない。これは目の見えない私には難しいので、ボランティアさんにはってもらう。
私は、ガイドヘルパーさんと、自宅をあとにして、町へ街頭演説に出発。昼過ぎには、街中のポスター掲示板は、ほとんどの陣営がポスターをはりおえていた。組織力機動力にびっくりの私。

そして、びっくりしたのは、立候補した人数、なんと過去最高人数の52人。39人しか受付にはいなかったけど、その後、どっとおしよせたよう。オオサカイシンの会の候補者たちは、申し合わせて、最後のほうの届け出順番を獲得すべく、わざと受付時間をずらしたよう。なので、選挙ポスター掲示板の40から49までの10のポスターは連場で、オオサカイシンのポスターがまとまっている。
これはよく考えられた戦略だね。そりゃイシンがせんきょにつよいはずだ。

私は昼過ぎから18時ごろまで、市を縦断している大きな国道を、ひたすら南へあるく。ところどころにある音響信号機の交差点でたちどまり、街頭演説。もちろん、カッコーピヨピヨがなっているときは、マイクをつかっての街頭演説はしない私。視覚障害者の私、盲人候補者の私。

最後は、国道沿いにある、あたらしくできたイオンモールの前で街頭演説。街頭演説何をしゃべろうか迷うとおもったけど、どんどん私の口から言葉があふれてくるから不思議。自分の思いをそのまま口にだせばいいだけなので、意外と街頭演説は、話す内容にはこまらない。そして、目が見えないから、聴衆の反応などもきにならない。舞台上の役者はあえて客席はみず、客席のうしろの壁のほうをみて演技すると聞くが、そのような状態私。目が見えないから、緊張しなくていいのね。

19時に家にもどってからは、証紙シールはり。結局半日で1200枚のビラの証紙しかはれず。4000枚のシール証紙をはるのは明日にもちこし。明日は、新聞販売所に織り込みチラシとして、この選挙ビラ3200枚をもちこまないといけない。まにあうかな。

市議会議員選挙なので4000枚のビラですんだけど、これが知事選挙になると何マイマイものビラにシールをはらないといけないのよね。これは、個人でははりきれない枚数だね。なんかもっと効率よくこのシール証紙をはるすべはないものかな。これで多くの選挙期間の時間をついやしてしまうのよね。

さて、史上最多の立候補者52人、その中で当選するのはわずか34人。20人ちかくは落選するのね。

私は、当選かな、落選かな?どっちかね。ねーえ。おしえて、あやや。


PS
今日、静岡のつま恋では、宮本佳林がアイドルフェスに出演したとのこと、ソロになってのフェスって佳林ははじめてなのかな?どうだったのかな?人前にでることの緊張感とわくわく感、私も街頭演説をしてみてそれを感じた。人前にでて、演説する、自分のおもいを伝えるというのは、ほんと気持ちいいね。これは歌手の気持ちとおんなじだろうね。
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市役所の記者クラブ室にはじめて入った。がらんとしてた。

2023-04-13 21:49:47 | 全盲視覚障害者と選挙
3度目の正直

今朝も、朝9時15分に選管へ。3度目の選挙管理委員会事務局訪問。いよいよ、立候補届け出日が週末にちかづいててきたので、最後の事前審査。立候補届け出書類に不備がないのかの事前審査。

今日は、選挙ビラができたので、それを、届出書に添付。これで、一応、全部書類は、そろったね。封筒に全部の書類をいれてもらって、職員に封緘、セロテープで封をする。こうすることで、届け出当日、事前審査おわってるとわかり、スムーズに届け出が受理されるとのこと。

一応、これで一安心だね。よかったよかった。

届け出書類で一番悩んだのは、呼び名の届け出、通称名を、届け出ることによって、その名前で選挙活動ができたり、その名前で投票してもらえるとのこと。有名なところだと、横山ノックは、本名山田勇だし、たしかフワテツゾウもペンネームだったね。

さて、私の、呼称、通称名は何にしようか。デスペアというのは、あまりしれわたっていないというか、これは一応、ハンドルネーム、匿名のための名前なので、この名前には通用性はないのよね。

なんて、呼称で届け出たか、4月17日月曜日の、各紙、新聞を見てね。新聞は、選挙の告示日の翌日、一斉に、立候補者の名前をリストにして新聞にのせるとのこと。

あそうそう、新聞で思い出した。選管によったあと、選管の人が、記者クラブにいってもらえませんかと提案。同じ建物内にある、記者クラブ。

そこで、写真を一枚とらせてくださいとのこと。

いやいや、私はひげがこいし、サングラスもかけているので、いったん、家にかえらせてください。
1時間後、ひげをそり、鼻毛もとり、化粧水と乳液をたっぷり、顔にぬって、サングラスも黒いのでなく、ガラスが黄色っぽい遮光眼鏡にかけかえて、記者クラブへ。そこで、写真を何枚もとられた。
にっこりしていると、やめてください、まがおでお願いしますとのこと。みなさんにも真顔で撮影してもらってますとのこと。

でも、ちょっとだけ、ほほえんでみた私。まるでモナリザのよう。真顔のようで、実はほほえんでいる私。
あと、私は、どうしても、右に首がまがってしまうので、それもなおしてもらった。化粧水と乳液をぬってきてよかった、きっと、うつるつるお肌にうつっているだろうな。ほんとうなら、ひげ脱毛しとけばよかったな。

ということで、4月17日月曜日、朝刊、読売、朝日、毎日、産経は、記念にかわなきゃね。私の、肩書がどう書かれているのかも気になる。ハロプロファン、もしくは、網膜色素変性症患者って書かれるかもね?
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選挙立候補に必要な書類は、2つだけ。

2023-04-11 20:59:36 | 全盲視覚障害者と選挙
戸籍謄本 全部事項証明書

今日は、朝から、選挙管理員会事務局へ。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。外出するときには白杖に鈴をつけている。今朝も、選管の部屋にちかづくと、その私の白杖の鈴の音色に導かれて、選管の職員が出口まででてきてくれて、私をおでむかえ。ありがたいね。

市役所の中で、一番、丁寧で、気を遣う職場っていうのは、議会事務局と、選管かな?特に選管の職員は、とても腰が低い、こちらが気後れするぐらい。

今日は2回目の選管訪問の私。立候補届の届け出書類一式の事前審査。

書類をそろえる前は、どんだけ、たくさんの書類がいるのかとおもっていた私。でも、いざ、必要書類をつくったり、あつめたりすると、そんなに多くないね。ポスターやビラや自動車借り上げの費用を、公費請求、公費補助をうける場合は、契約書などいろいろ必要書類が必要で、業者におねがいしないといけない書類がたくさん。

でも、お金をかけない選挙がポリシーの私。そういった公費請求、公費補助を受けるほどの費用はつかわない。なので、公費請求の書類は必米内。

となると、ほんとに必要な書類は、添付書類は、戸籍謄本と、供託金の通知書だけ。これさえあれば、選挙に立候補できるね。

私の戸籍謄本、全部事項証明書を、チェックする選管職員。

うん?これは、ちょっとだめかもしれません。
そんなはずはないですと私。
職員によると、私の名雨ではなく、私の新でしまっている父親の名前がありますとのこと。

いやいや、私は、独身で結婚していないので、まだ親の戸籍の中にはいっているんです、なので、父親の名前がかいてあるんですと私。

それでようやく、職員も納得してくれて、事なきをえる。あやうく、再度戸籍謄本を取り寄せ、また同じものを取り寄せることになるところだった。
やっぱり、こちらも意見はいわないといけないね。選管職員だから、なんでも知っているということではないのよね。聞くところによると、選管職員は、いろいろな担当にわかれていて、基本的に、その担当業務のことにくわしく、それ以外については、その担当者に聞くよう。

さて、今日で、一応、立候補届書類はそろったね。あとは、選挙ビラの見本をあわせて提出すればよいみたい。よかったよかった。

PS
久々に、早朝、駅前、啓発活動をしたら、おもったより肌寒く、のどがすこしガラガラになった気温15度でも、日陰だと、まだダウンあったほうがいいね。これから気を付けよう。
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全盲視覚障害者でもボランティアさんの力をかりれば選挙ビラをつくれた。

2023-04-10 23:12:17 | 全盲視覚障害者と選挙
4000枚

最近、宮本佳林のぶろぐ、よくでてくるのが犬の散歩と、だれかたと食事をしたという内容のブログ。元Juice=Juiceのアイドルで、現在は、歌手の宮本佳林。24歳。

佳林は、どうやら4月はあまり仕事、ライブがないよう。4月16日日曜日、静岡県のつま恋でのアイドエルフェスに出演するぐらい。なので、ひまそうな佳林。毎週末、ライブがしたいと佳林。

そこで気づく、佳林は、私だ。

3月で仕事をやめて、4月からは毎日が日曜日な私。特に、だれから、これをやれということはなく、自分でやりたいこと、やるべきことをきめて、その日を過ごす。この私の生活って、まるで、芸能人、アイドル、歌手の日常ににているのね。

私も、特にすることがないと、佳林の犬の散歩みたいに、近所をぶらぶらして、こどもにみつけてもらって、あっ、目の見えない人おる!!と言われるのを、心待ちにして散歩する。でも、最近は学校がはじまったようで、こどもではなく、おばあちゃんによく声をかけてもらう。そっちいったら、あぶないわよ、自転車とまってるわよと、いって声をかけてもらう。
25年間ぐらいずっと昼間は、どこかに閉じ込められて?職場で仕事をしていた私。平日の昼間の世界ってこんなんだなと思う。町をあるいているのは、ほとんどがおばあさん、そして、おじいさん、子育てのママと小さな子供。ほんと、この世界には、若い男性っていうのがいないのよね。びっくり。

その、おばあさんとかおじいさんとか、どうやって時間をすごしているんだろうな?疑問。

そういう私は、今日は、昼過ぎから、ボランティアさんが家にきてくれて、選挙日らの作成。A4、両面、コート神、4色フルカラー。

視覚障害者とボランティアさんの二人で、8時間ほどかけて、家のパソコンで、ビラ作成。パソコンとワードとPDFがあれば、なんとか、素人でもビラってつくれるもんだね。

そして、すぐに、インターネットで、ネット印刷注文。プリントパックというネット通販印刷会社。今日の夜入稿したら、なんと、あさって12日の午前中には届くという。すごいね。値段は11180円税込み。送料込み。4000枚。これは当日コースの値段、5営業日コースだとやすくて8400円。選挙もちかづいてきたことだし、急がないといけない私。なので当日コース11180円。

昔は、選挙に立候補するとなると、印刷会社に何か月も前にビラやポスターを発注したり、いろいろな備品もそろえなくてはいけなかったけど、今は、ほんと便利な世の中。ネットで印刷もできるし、選挙グッズもアマゾンですぐに帰る。昔にくらべたら、障碍者でも、選挙に立候補するハードルはさがったね。いい時代になたね。
とはいえ、ビラをつくったとしても、そのビラをだれがくばるのか問題。だと配れない。そんなときのために、ガイドヘルパーさんがいるのだけども、ガイドヘルパーさんにビラ配りをしてもらったらだめとのこと。せんっきょ管理委員会の言い分。
いやいや、ガイドヘルパーさんにしてもらうのは、その街頭演説会場まで手引きしてもらって、そこで、ガイドヘルパーさんの任を解いて、そこからは無償ボランティアさんとしてビラくばりをしてもらうんですけど、これでもだめですか?と選管にきいてみる。
だめですとのこと。
よくわからない理屈。人的属性がどうたらこうたら、判例をもちだしてきての言い分。判例は、お金をはらうことができる選挙労務者に、、決められた業務以外の仕事をやらせることは、労務者制度の趣旨をないがしろにする、脱法行為、その場合は、労務者が途中からボランティアになることはできない。ボランティアといっても、労務者の時のお金をもらっているからだめ。これが人的属性理論。
この理論を、ガイドヘルパーとボランティアについてもあてはめている。

これはおかしい解釈。視覚障害者にとって、ガイドヘルパーというものがどういう存在かまったく理解していない選挙管理委員会。ガイドヘルパーは、視覚障害者の目であり、足であるので、ガイドヘルパーさんは視覚障害者そのもの。つまり、一心同体。二人でひとり。視覚障害者とは別にガイドヘルパーという存在は観念できない。

つまり、これは、私が昔よくあらそった事案とよく似ている、バイキングをたべにいって、食べるのは私だけ、ガイドヘルパーさんには料理を一緒にとってもらったり、手引きしてもらうだkで、ガイドヘルパー0さんは食べない。
なのに、スイーツパラタイスとかは、ガイドヘルパーさんもひとりの人間なので、入場料2600円払ってもらいます。そうじゃないと、視覚障害者の人の入場もおことわりします。

これと同じ考えを、選挙管理員会はしているのよね。

さて、選挙までもうすぐ、はたして、選挙管理員会は、この考えを悔い改めてくれるかな?

PS
8時間もビラ作成につきあってくれたボランティアさん、なぜ、ここまでしてくれるんだろう? 不思議。私もいつか、この方みたいに、だれかのために無償ではたらきたいな。

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