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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

最高裁判所に上告状を郵送した。

2019-09-21 20:59:58 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク

26000円と6100円

9月10日に同行援護裁判の第2審控訴審の判決言い渡しが大阪高等裁判所であり、請求を棄却された私デスペア。網膜色素変性症なほぼ全盲な視覚障害者。月50時間の同行援護ガイドヘルパー支給時間では旅行にいけない。

外出には多い月もあれば少ない月もある。なのに一律付き50時間の外出しか認められないというのはおかしい。繰り越し利用、年単位での時間支給を求めている私。

敗訴してしまったので、最後は最高裁判所への上告のみ。上告期限は判決言い渡しから2週間。9月10日なので9月24日火曜日に裁判所に上告状必着。

まだまだ余裕があるなとおもっていたら、なんと今日から3連休。ということで急いで上告状を作成し、レターパックライトで郵送。とりあえず、上告理由などの詳しい文書は後日提出ということで、まずは上告状だけを郵送。

レターパックライトは360円だけど、裁判所の手数料は高いね。なんと最高裁判所への上告は26000円。これに郵便切手6100円も必要。これらをまとめてレターパックライトにいれて郵送。

日本では三審制で、3度裁判を受ける権利があるけど、この裁判手数料は上級審にいくkほど値段がたたかくなる。

第1審の大阪地裁では手数料印紙は13000円、郵便切手は5000円。

第2審大阪高等裁判所では手数料印紙19500円、郵便切手5000円

そして最高裁判所への上訴は、手数料印紙26000円、郵便切手6100円。

上にいくほど高くなる裁判手数料ってどういうことなの?これはなんかおかしいね。あきらかに上訴を断念させようとしている料金体系だね。
もし三審制を実質的にも保障するのであれば、逆に上にいくほど金額をさげたらいいのにね。
そんな料金体系ににっにまけず、26000円をレターパックへ。こんな大金があれば、Juice=Juiceのエース宮本佳林のソロライブは東名阪全部いけるね。10月17日木曜日ゼップ東京、10月23日水曜日ゼップなんば、10月24日木曜日ゼップ名古屋。3公演のチケットを買ってもおつりがくる。うーんもったいないね。

でもやらねばならぬ。きっと最高裁判所はわかってくえると信じて。

ps
今日、宮本佳林ソロライブツアーのチケット一般発売日です。ぴあで東名阪すべてのチケットが買えます。はやくしないと売り切れるのでいまのうちにぴあで購入してね。

ps2
明日9月22日日曜日は大阪なんば駅すぐのなんばOCATポンテ広場でJuice=Juiceの無料ミニライブと握手会があります。ひとりで生きられそうってそれってねえ褒めているの?の売れ行き校長記念ミニライブです。だれでもミニライブはみれますのでぜひ行ってみてね。

1回目が13時開始、2回目が15時30分開始です。私もいけたらいきたいな。

@ここから公式サイトから引用
Juice=Juice 12thCDシングル発売記念 ミニライブ&握手会<9/22 なんばOCAT (大阪)>のお知らせ(9/20更新:【通常盤C】追加)
Juice=Juice 6月5日発売 12thCDシングル「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/25歳永遠説」のミニライブ&握手会を行います!
「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」動画再生回数や配信ダウンロード数が絶好調!
更に、カラオケ企画なども決定したこの曲をまだまだ皆様に生でのパフォーマンスでご覧頂きたく、引き続き追加のリリースイベントを行わせて頂きます!
ミニライブ観覧は無料です!ぜひお越しくださいませ!

【日時】2019年9月22日(日) 第1部13:00~(集合時間 12:30)
第2部15:30~(集合時間 15:00)

※集合時間に遅れた場合は、【イベント参加券】をお持ちでもご参加いただけない場合もございますので必ず集合時間内にお越しください。
※当日の状況により開始時間は前後する場合があります。

【会場】なんばOCATB1F・ポンテ広場ウィングステージ
(大阪府大阪市浪速区湊町1丁目4)
(「JR難波駅」直結、地下鉄各線「なんば駅」から『地下街なんばウォーク』~『OCATウォーク』へ徒歩3~10分)
※イベント内容に関しての会場へのお問い合わせはご遠慮ください。

【出演メンバー】Juice=Juice(金澤朋子・高木紗友希・宮本佳林・植村あかり・段原瑠々・稲場愛香・工藤由愛・松永里愛)
※出演メンバーは変更になる場合がございます。変更になった場合でもキャンセル、返金は一切お受けできません。予めご了承ください。

http://www.helloproject.com/event/detail/0be8dc2dacc85480605312d8c3e91154e03b5a5f/


@ここまで

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視覚障害者のための同行援護裁判第2審判決を聞きに行った @大阪高等裁判所81号法廷

2019-09-10 23:18:05 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク

控訴人の請求を棄却する

今日は9月10日キュートの日。もう℃-uteが解散してから2年以上たつのね。

そんな今日、大阪高等裁判所で判決言い渡しをうけてきた。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。私が弁護士もつけずに訴訟を提起したのが同行援護裁判。

視覚障害者はひとりでの外出は困難な場合がある、はじめての場所、旅行、スポーツジムなどなど。そんなときに利用できるのが障碍者福祉サービスの同行援護ガイドヘルプサービス。月50時間ガイドヘルパーさんに手引きをうけて外出できるサービス。

私、独身ひとり暮らしの視覚障害者男性。スポーツジム通いや点字ブロックルート調査などのボランティア活動でだいたい毎月40時間ぐらいを利用している。月50時間はで十分たりている。ありがたいね同行援護サービス。

でも、年に1度ぐらい月50時間では足りない時がある。それは引っ越しや、視覚障害者のお見合い合宿や旅行など。こういった年に1度のイベントのおときなど50時間では足らない。

でもその場合でも、同行援護時間の追加支給は一切されない。また、前月っまでのあまった同行援護時間の繰り越し利用も一切みとめられない。

これは、視覚障害者の外出の実態、生活の実態をまったく考えていない証拠。それはおかしいと同行援護裁判を提訴。2015年に不服審査請求をして、2016年に裁判を提起して、3年たって大阪高等裁判所までやってきた。

大阪地方裁判所の第1審では私のこの訴えは退けられて、2度目のチャンスがこの大阪高等裁判所の裁判。

14時、大阪高等裁判所81号法廷、30隻ぐらいの傍聴席はほぼ満員、。視覚障害者の人の人もわざわざガイドヘルパーさんに手引きされて膨張にきてくれていた。ありがたいね。同行援護のすくない時間を利用してわざわざ大阪淀屋橋の大阪高等裁判所にきてくれたみなみな。感謝。

私は黄色の点ブロTシャツを着て、大阪地方裁判所の前の歩道で待つ。正面玄関から裁判所書記官が手引きしてくれるのでそこで待つ。今日は大阪は35度を超える猛暑日。そんな中、書記官をまつ。

待てど、書記官はこない。13時40分に玄関前の歩道でまっていますと連絡をしていたのにな。

今日は朝7時30分から西宮北口にいって暑い中点字ブロックルート調査をボランティアの方と一緒にやってて一仕事おえている私。11月に西宮北口駅の南改札から徒歩5分ぐらいのところにある兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールでJuice=Juiceのエース宮本佳林のおともだち元スマイレージの田村芽実がミュージカルにに出演する
。そのミュージカルをひとりで見に行くべく点字ブロックルート調査。小さい車輪がついたロードカウンターというメジャーで点字ブロックの分岐と分岐の間の距離を測りながらボイスレコーダーでメモ。これをあとで文字お越しにして、視覚障害者でもひとりではじめての芸術文化センターまでいけるような文字だけの地図をつくる
のが私の趣味。私だけがひとりで芸術文化センターへ行けるようになて満足するんじゃなくてこの点字ブロックルートの地図をネットで公開することで、ほかの視覚障害者もひとりではじめてでも芸術文化センターにこれるようになる。

一人の幸せがみんなの幸せにもなる。なんてすばらしいことでしょう。

午前中は、そんな点ブロ調査、その後芦屋の紅茶専門店ムジカティーサロンでおいしいニリギリとウバの紅茶とサンドイッチ、バームクーヘンをいただいて絵栄養をとって大阪高等裁判所にやってきた私。

暑い中数分間まつ。いつもなら、守衛さんがいるのだけども今日はこの暑さのせいかいない。このままだと開廷時間の14時がちかづく。まにあわない。

そこで私が取り出したのは、携帯電話。携帯電話のストラップに私はホイッスルをぶらさげている。モンベルで買った長さ4センチ直径5ミリぐらいのちいさな金属のホイッスル。それを吹く。大きく息を吸ってふく。

まるでNHK朝ドラ半分アオイの主人公のように、笛をながーくふく。ピーーーーーー!!!

まったく反応がない。半分アオイのヒロインは3度ふく。私も2度目。大きくいきをすってふく。ぴーーーーーーー。

大阪地方裁判所の敷地内にひびくホイッスルの音。炎天下でひびきわたるホイッスルの音。

その音をききつけて、一般の通行人が私にかけよてくる。なにか裁判所に御用ですか?てっきり守衛さんかとおもいきや、一般の人だった。

私はここから裁判所職員の手引きをうけて、法廷にむかうんです。ここでまっているんです。

すると、裁判所書記官んが小走りで私のところにちかづいてきてくれた。3度目の笛はふかずにやってきてくれた。

駐車場入り口の前をとおり、手引きされて、建物の中へ。手荷物検査をうけて、大阪高等裁判所81小号法廷へ。

時間は13時46分。8階の多目的トイレにいって、ようをすませて、黄色の点ブロTシャツ半ズボンをいそいでぬいで、スラックスとワイシャツにきがえる。タオルであせをふきながら着替える。13時56分。

なんとか、着替えることもできた。書記官に手引きされてトイレからすぐの81号法廷へ。30隻ぐらいの傍聴席には14人の傍聴人。傍聴席の柵の前の法廷には、私、手引きしてくれた書記官、裁判長の席の下にいる書記官の3人。

手引きしてくれた書記官は、私の情報保障ということで、ずっと裁判中もかたわらにいてくれて、状況を説明してくれる。ありがたい。これも障碍者差別解消法の合理的配慮のおかげ。その書記官に傍聴席の人数14人と、法廷内に3人いることをおしえてもらう。

あれ、被告席にいつもいる弁護士がいないな。書記官に聞いてみるといませんとのこと。あとで膨張していた人に聞いたら、相手方の弁護士や市職員は被告席ではなくなんと傍聴席に傍聴人にまぎれてすわっていたとのこと。

13時58分。まだもうすこし時間があったので、私は現国籍からたちあがって、傍聴席にむかって、あいさつをする。同行援護裁判を提起しているデスペアです。今日は画期的な判決がでると期待して判決言い渡しをまちましょう。傍聴人は14人からさらにどっと増えて約30人になっていた。

すると、法廷の上手おくから、一段たかくなったところから、ドアのあく音がする。裁判官3人の入廷。すかさず横にいた書記官が、裁判長はいってこられましたと私に身光井。私はたちあがって軽く会釈する。

いよいよ同行援護裁判第2審の判決が言い渡される。14時ジャスト。わずか5分間の判決言い渡し。この5分間のための今までの4年間。

デスペア的同行援護裁判第2審大阪高等裁判所判決言い渡し期日のポイント

1、控訴人請求を棄却する

14時ちょうどに入廷した裁判官3人。着席し、まずは裁判長が自分の名前をなのる。これも視覚障害者への配慮。

それでは、これから平静なんねんのなんとかなになに裁判の判決を言い渡します。

主文!!

控訴人の請求を棄却する。

裁判費用は控訴人の負担とする。

わずか10秒の判決言い渡し。

この10秒の言い渡しを聞くために、私は会社を休んで、傍聴人はわざわざガイドヘルパーさんをやとってきてくれている。

普通の裁判ならこのわずか10秒間で裁判はおわって、さっさと裁判官は法廷からでていくのだけども、今日はサービスで、判決の理由をコンパクトにまとめてくれたものを裁判長は話してくれた。

ゆくりと判決の理由を述べる裁判長。数分間、途中かみながらも真摯におちついて理由をのべてくれた。

これも視覚障害者への合理的配慮かな。

まぁその理由というのは、相手方被告の市役所の主張そのものなんだけどね。

2、裁判長がのべた棄却とした理由

裁判長はそもそも月50時間の基準が違法不透過どうかだけを論じていた。この50時間という基準がある程度合理性があるのだから、それに基づいて、50時間をこえる支給をしなかったことも違法不当ではないとのこと。

そして、その50時間がなぜ、合理性があるかというと、大きく5つの理由をのべた。

まず1番目は、他の市町村との比較

ほかの市町村(中核市の全国平均)では月46時間の基準であること。私のスでいる市は50時間なので、月50時間というのも合理性がある。

次に2番目は、実際に私の住んでいる市の視覚障害者の月の同行援護利用時間は平均30時間であり、50時間を下回っていること。

そして3番目は、私デスペアの同行援護利用時間で、1年のうち50時間をこえたのはたった1回であること。

4番目は、旅行は生命の危機にかかわるような外出ではないので、同行援護を追加支給すべき例外的事例にあたらない。

最後5番目は、たしかに旅行にいくには月50時間ではたりない。でもそれは旅行以外の外出を制限することで、ある程度旅行のためのガイドヘルプを利用できるので、そうしてください。

この5つをもって、月50時間には合理性がある、よって違法不当ではないとのこと。

したがって、控訴人、つまり私の請求は棄却するとのこと。

市の主張をそのままなぞっただけの大阪高等裁判所の判決。がっかりを通り越して、怒髪天を衝く。

3、大阪高等裁判所のおかしな点

どこか大阪高等裁判所の理由はおかしい。どこがおかしいのだろう。

私が主張しているのは、月によって50時間をこえる月があるでしょということ年に1度くらいは旅行や、引っ越し、結婚式、入学式とか否定形的な外出があるでしょということ。

そういった特別な月があるということにたいして、裁判所は平均をもって論じてくる。中核市の平均は46時間ですとか、利用者の利用時間の平均は30時間ですとか、平均を理由とされてもこまる。

こちらは、平均ではまかなえない、イレギュラーな外出について論じているのに。平均平均というのがおかしい。

そして最後に、旅行にいきたかったら、ほかの外出をひかえて、その月は旅行だけにドウコウエンゴガイドヘルプをりようしなさいと言ってくるしまつ。スポーツジムやボランティア活動を制限して旅行にいけばいいじゃんということ。

なんかおかしいね。視覚障害者は月50時間以上外出するなということ。おかしいね。

私は青天井で追加時間をもとめているのではなくて、過去につかわなかった利用時間のくりこし利用をみとめてくれといっているだけ。月単位でなく年単位で同行援護ガイドヘルプ時間の利用をみとめてくれといっているだけ。

実際に市は特定の視覚障害者にはくりこし利用をを認めている。なぜ私にはくりこし利用を認めないのか不思議である。これこそまさしく差別的取り扱いだね。

最後に裁判長は、これで判決言い渡し期日はおわりですと一言いって退廷。たちさる裁判長に傍聴席からヤジがとぶ。障碍者のことを全然わかっていないとヤジが飛ぶ。

そのヤジに続けて、私は原告席から裁判長に言葉を発する。

丁寧な解説ありがとうございました!!!

わずか、5分間の判決言い渡しだった。

その後裁判官がいなくなった法廷で、、手引きしてくれた書記官が判決原本をもってきますので、ここで待っていてくださいとのことなので、法廷内の原告席で待つ。その間、膨張してくれた人とすこし感想をいいあって、膨張のお礼をのべる私。

しばらくして書記官がもどってきて、判決書をもらう。受取書にサイン。何月何日何時何分に受け取りましたという受領書。14時14分にうけとったというサイン。自書をしてはんこをおして、内容を書記官によんでもらって、受領書を確認。

ふつうは判決書だけだけども、視覚障害者ということで、その判決文の文書データをCDにに保存してくれている。そのCDも紙の判決書と一緒に受け取る。あと郵便切手ののこり分2700円がはいった封筒もうけとる。判決書、CD、郵切手封筒の3つをクリアファイルにいれてくれて手渡し。

CDにはパスワードがかかっていて、そのパスワードは付箋ににかいてます。もしわからなければ、電話できいてくれればパスワードおしえますとのこと。

ここまで合理的配慮をしてくれるのはありがたいね。

このように、手引き、法廷内の資格情報の保障、判決文のテキストデータの提供、ここまで合理的配慮をしてくれる裁判所なのに、なぜ判決文そのものからは合理的配慮がまったく感じられないのだろう?

合理的配慮とは、一般的抽象的な視覚障害者に対してではなく、その特定の具体的なその障碍者にたいしてどのような合理的配慮ができるか、すべきかということ。

なぜ、大阪高等裁判所は、平均的な障碍者、平均的な外出時間にこだわるのだろう。大阪高等裁判所の裁判長は、一般的抽象的な視覚障害者のイメージしかなく、この目の前委にる黄色の点ブロTシャツを着ていた視覚障害者が見えないのだろうか?見えているのに見えていない。見えるのに見ようとしない。実にかなしいことである


裁判所をでて、淀屋橋駅のすぐのカフェでアイスコーヒーラージ250円を飲む。35度をこえる猛暑日の中、冷たいアイスコーヒーはおいしい。

はたして、日本にいる視覚障害者の中で、こんなおいしいアイスコーヒーをのめる人は何人いるのだろう?行きたい場所にいって、会いたい人にあって、食べたいものを食べる。今月は同行援護ガイドヘルプの時間がたりないので、来月いってくださいね。こんな猛暑日にわざわざ外出しなくてもいいじゃないですか?

35度をこえる猛暑日の中、250円のアイスコーヒーおをのみに出かける自由がいつになったら視覚障害者は享受できるのだろう?

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いよいよ来週9月10日火曜日同行援護裁判の判決言い渡しがある。

2019-09-03 18:54:18 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク

9月10日はキュートの日

いよいよ私が弁護士もつけずに提訴した同行援護支給時間裁判の控訴審の判決日が来週の火曜日、℃-uteの日にある。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。

視覚障害者でも年に1度ぐらい宿泊旅行をしたい。ただそれだけの理由で同行援護裁判をおこした。月50時間の支給量では視覚障害者は旅行にいけない。ガイドヘルパーさんの手引きをうけながらの旅行にいいけない。

なにも私は、青天井で支給量を増やせといっているんじゃなくて、月50時間のあまった分をよくつきにくりこす、つまりは月50時間を年600時間として、自由に使わせておくれといってるにすぎない。

人の外出ってのは月によって大きなばらつきがある。それを理解しない市役所。かなしいね。目がわるいというだけで旅行にいけない、いけたとしても目の見える人の名に十倍ものお金を払わないと旅行にいけないなんてやぱりおかしい。

市役所は、月50時間をこえて支給することもあるけど、それは生命の危機にかかわることや、生活がおくれなるようなとき、市の公益活動に資するときと限定している。この限定は同行援護サービスを規定している障碍者総合支援法の同行援護の趣旨に反する。

そもそも、同行援護は視覚障害者の余暇活動、地域での社会生活の外出を支援するもので、生命の危機とかはまた別の制度で補完されるべき。そして法はなんら月50時間の制限なども受けていない。

さて大阪高等裁判所の裁判官はどんな判決を言い渡すだろう。楽しみ。

そんな今日、市役所から、今年度の同行援護支給量決定通知書がおくられてきた、あいもかわらず月50時間のまま。また不服審査請求おおこさなくちゃいけないね。

私のこの暑い思いはいつになったら成就するのだろうか?


市日本で初の同行援護裁判の控訴審判決

2019年9月10日火曜日
14時から
大阪高等裁判所 81号廷
大阪メトロ淀屋橋駅から徒歩10分

はじめての視覚障害者の方でも点字ブロックにそっていけばなんとかいけます。以下のリンクをクリックしてね

大阪地方裁判所・大阪高等裁判所への点字ブロックルートの文章による道案内はこちら「ことばの道案内」サイト



この私の

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大阪高等裁判所に同行援護裁判のため 行った。

2019-06-20 23:35:08 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク

9月10日は!!

9月10日は下水道の日。そして℃-uteの日。なつかしいね。
今日は6月20日。大阪高等裁判所で同行援護裁判の第2回口頭弁論。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。弁護士をつけずに、一人で裁判をおこなっている。

同行援護というガイドヘルパー制度は月50時間しかつかえない、視覚障害者の外出は月によってばらばらで多い月もあれば少ないつきもあるのに、それえを突き50時間ときめつけている。繰り越し利用をせめて認めてよと裁判を定期。

裁判を提起したのが2016念12月なので、もう2年半たつね。

今日の大阪高等裁判で結審、いよいよ次回9月10日火曜日14時から大阪高等裁判所81号法廷で、判決言い渡し。

きっと私は、勝訴を勝ち取れる。

この判決が、全国の視覚障害者のためになることを信じて!!

9月10日は、視覚障害者同行援護の日!!!

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大阪高等裁判所に行った。

2019-04-23 21:16:50 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
法廷音声開設

大阪地方裁判所から今度は大阪高等裁判所へ。場所は同じなのでいいね。道に迷うこともない。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。ここ3年間ぐらいずっと同行援護裁判をおこなっている。

視覚障害者の外出支援として生涯福祉サービスの同行援護制度というのがあり、1割負担でガイドヘルパーさんをお願いできる。それが付き50時間。月50時間でも月によっては20時間の時もあれば、月80時間のときもある。それが普通の人の外出というもの。特に、旅行にいくとなると一気に外出時間は増えるね。
そういった人間の外出パターンをまったく考慮せず、一律に50時間と上限設定することは、憲法違反、障碍者総合支援法違反えはないか。50時間を年600時間として、繰越利用を認めてよ。

っていうのが私の主張。その主張を認めてもらうべく。裁判。同行援護と旅行の自由。

大阪地方裁判所では私の主張は見事にはねかえされ、今度は大阪高等裁判所。控訴審。今日が控訴審の第1回口頭弁論期日。

大阪地裁と大阪高裁は裁判所職員がちがうようで、大阪地裁では認めてくれなかった、裁判所職員による法定音声解説が実施された。視覚障害のある私は。法廷の様子がまったくわからない。裁判官が何人はいってきたのか、はいってきたことにすら気づかない。ほかの被告や傍聴人は、裁判官がはいってきたら、慣例で立ち上がって
裁判官に敬意をしめす。私はそれができない。

大阪地裁の裁判長は、たたなくてもいい、よって法廷音声解説などつけませんとのこと。弁護士もつけずたった一人で法廷内にポツリとたたずむ全盲の私。ポツリとの曲がほんとよく似合う。

でも、今日の大阪高等裁判所では、玄関から私をまっていてくれて、8会の81号法廷まで手引き、そして、原告席に案内してくれて、ここに椅子がある、隣にも似つ沖用によ椅子がある。名が机が正面にある。とおしえてくれた。
こんな手引きは大阪地裁の職員もしてくれたけど、大阪高等裁判所は高裁だけあって、さらに障碍者に対する合理的配慮がいきとどいている。

裁判中ずっと私のかたわらにすわっていてくれて、今、裁判長が入廷されましたと声をかけてくれる、私の隣のその職員以外にも、書記官という裁判官の一団下の席にすわっている人も、あえて今日は、声をだしてくれました。裁判著入廷されます。二人による入廷発言。ありがたいね。
その発言をうけて、すっと立ち上がる。

さて、ここからどうするか、会釈ぐらいるのかとおもって、となりの職員に聞く、会釈はしません、みなさん立ち上がってすわるだけですとのこと。
こういった開設もうれしいね。

あそうそう、裁判官3人が入ってくる前10分ぐらい前に法廷にはいって、法廷内には何人の人間がいるかもおしえてくれた。はじめは5人。それが最終的には14人になった。
裁判官3人、書記官1人、職員1人、私1人、相手型弁護士1人、傍聴人7人。合計14人。

今回は裁判がはじまって途中5分程度裁判官が合議ということで別室に移動。その間ずっと待つ私たちのこり11bひと。その間、となりの職員に裁判官はどんな服をきているのか、帽子はかぶっているのか、書記官はどっちの方向をむいてすわっているのか、など聞いた。あそうそう、に法廷に入る前は、今日の裁判官がだれかも名前を
よみあげてもらい、事件名もよみあげてもらった。もちろん事前にトイレもつれていってくれた。

ここまで、大阪高等裁判所は視覚障害者に対して合理的配慮をしてくれるのね。びっくり。ありがたいね。

ただ、メモのかわりの録音は認められなかったのは残念。

裁判内容は、私の提出した控訴状を陳述しますか?はい。被控訴人は答弁書を陳述しますか?はいでおわり。そして次回期日設定に裁判官はうつろうとしたので、そkどえ私が声をあげる。

裁判長、第1準備書面をもってきました。それと2019年3月3日収録のNHKEテレバリバラを甲号証として提出しますと発言。

それが流れをとめたようで、その後3人の裁判官は合議ということで別室にうつっていった。5分ぐらいたって、裁判官らがもどってきて、
私の準備書面にかかえれている求釈明について、被控訴人に説明や資料提出を検討するように、裁判所としても控訴人の求釈明について関心があります。提出を検討してください。とのこと。私の求めに応じてくれた裁判官うれしいね。
1か月五までに資料を用意してください。次回弁論期日は6月20日ににします。
ただ、次回で弁論は終結になるかもしれません。大阪地裁ですでにたくさん証拠はだされていて、すでに大阪高等裁判所では検討にはいっています。あらたな証拠調べて続きは必要ないようにおもいます。次回で終結になるかもしれませんとのこと。
これからどんどん口頭弁論期日をつみかさねていくのかとおもったらら次回でおわりそうなのね。ということは私の本人意見陳述の機会もないかも。これははやく裁判終結しそうだね。

ということで、次回は6月20日木曜日14時から大阪高等裁判所別館81号廷で、同行援護裁判がありますので、お時間ある方はぜひいらしてくださいね。下手前方席にポツリといるのが私です。私の頭の中ではJuice=Juiceのポツリとがきっとながれていることでしょう。

Juice=Juice『ポツリと』(Juice=Juice[Solitary])
(Promotion Edit)
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