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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

白杖2本支給について不服審査会から知らせが昨日来た。

2018-02-07 23:24:20 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 視覚障害者にとってなくてはならないもの、そのひとつが白杖。白い杖とかいて「ハクジョウ」と読む。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲の視覚障害者の私も白杖を外出時に常時つかいだしてはや6年がたつ。

 白杖は1本7000円ぐらいで、障害福祉サービスの補装具支給で1割負担で購入できる。

 ただ、福祉サービスなので、1割負担で何本もいつでも買えるのではなく、3年に1度しか変えず、しかも1本しか買えない。

 ただ、国の厚生労働省の通知によれば、白杖の2本同時支給もできるとのこと。直杖タイプの白杖とおあり畳タイプの白杖の2本を同時支給できるとのこと。

 直杖タイプのいいところは、第一に軽いということ、そして感度がいいということ。折り畳みタイプの白杖だと、折り畳みのジョイント部分の金属の部分だけ白杖がおもたくなる。折り畳みだとジョイント部分がぐらついて、地面をたたいたときの感触が直情よりもぶれるというかぐらつく。
 ということで、白杖の基本は直情タイプ。

 一方、折り畳みタイプの白杖のいいところは、バスや電車、あるいはコンサート会場の座席にすわったときに、視覚障害者は白杖をどこにしまおうか迷う。ずっと手に持っていたならば、あぶない。たとえばバスに座って、白杖をたてにてにもっていると、他の乗客の体に突き刺さることもないことはない。傘は90センチぐらいだけど、白杖は130センチと意外と長い。

 そんなとき、折り畳みタイプの白杖だと、おりたたんで、長さ25センチぐらいの長さになって、コンパクトにして足元ににおける。これが便利。

 私も直杖と折り畳み杖の両方がほしかったのだが、役所で1本しか支給できないということなので、しかたなく折り畳みタイプを申請して支給をうけた。
 でもその後2本同時支給ができるということで、申請したのが去年の夏。

 しかし、折り畳みタイプの白杖を支給された人にたいして、その後、直杖を支給することは認められないということで、申請は却下。

 そこで、すぐさま、行政不服審査請求をした私。

 それから半年たって、審議委員からの結果が届いた。

 不服審査法の改正があって、まずは、不服審査会で判断するのではなく、その前捌きとして審議委員と呼ばれる役所の人間一人が事前判断をする。

 その審議委員の判断あ、2本同時支給しないことは行政の裁量権の範囲であり、おかしくはないとのこと。
 その審議委員の意見が不服審査会にだされて、いよいよ審査会での判断がおこなわれる。

 審議委員に対して、いろいろ主張、説明を文書でしてきた私。今度は不服審査会に対して視聴、証拠の提出をしていく。

 審議員んの判断と、不服審査会の判断の2つの判断をもらえるということはうれしいけども、その分手続とかが長引くね。

 さて、今度の3連休で、不服審査会への意見書を作成しなきゃ。
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第2次同行援護追加支給裁判をおととい提訴した。

2017-08-29 23:08:42 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 2016年12月24日に同行援護追加支給裁判を提訴した私デスペア。網膜色素変性症な私。ほぼ全盲な私が、旅行にいけるように同行援護の支給時間を追加してという裁判。もうすでに第3回口頭弁論がおわって、論点がだんだんしぼられてきたよう。
 そんな中、私の同行援護の受給者証が来月9月で切り替え、それにあたって7月にセルフプランを提出。こんな生活がしたいので、同行援護の死丘陵はこのぐらいくださいという申請書。

 そしてその結果が8月21日に市役所からあり、同行援護の支給時間は月50時間のまま。これでは、現在の裁判出廷にかかる外出に同行援護時間が足りない。追加支給しないということは、裁判を受ける権利を侵害するものとして、今度はそれに限定した、第2次同行援護追加支給裁判を提訴。

 2日前にレターパックで送付した。


 そして今日の夕方大阪地方裁判所の書記官から携帯に電話。

 訴状に不備があるので補正をしてほしいとの連絡。とても丁寧な、親身な電話だった。ありがたい、裁判所のアドバイスを全面的にうけいれて、訴状を補正しようと思う。

 なお今回は取裁判を打て壱岐すると同時に、執行停止の申し立てもおこなった私。執行停止とは民事訴訟でいうところの仮処分。裁判で判決がでるまで長い時間がかかるので、仮に判決のような効力のある命令を裁判所がだす制度。

 行政裁判だと、執行停止の申し立てというよ。

 ただ大阪地方裁判所の書記官によると、執行停止ではなく、仮の義務付け処分の申し立てのほうが正しいのではないでしょうか?とのアドバイス。義務付け裁判は認められるのはかなり難しいと聞いたことあるけど、裁判所がすすめるぐらいなんだから私に勝ち目があるのかな?

 ということで、追加的併合の訴えと仮の義務付け処分の申し立てを提出して補正をしようと思う。

 第1次同行援護追加しきゅ裁判は、おもに視覚障害者の旅行の自由にかかる裁判。

 第2次同行援護追加支給裁判h、視覚障害者の裁判を受ける権利の裁判。

 こんな風に論点をしぼったほうが、すっきりするね。

 ということで、今後ともご支援よろしくお願いいたします。
ps
第2次同行援護追加支給裁判にかかる費用
印紙代 13000円
切手代 5000円
執行停止申し立て 代金 2000円。

執行停止の申し立ての金額が意外とやすくてうれしかった。
コメント (2)
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昨日大阪弁護士会館に行った。

2017-06-03 22:29:25 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 昨日の夜、会社おわってから淀屋橋へ。そこから大阪地方裁判所横の大阪弁護士会館へ。

 私の同行援護裁判に興味をもっていただいている弁護士さんが5人ほどあつまって、私の裁判についてアドバイスをくれた。ありがたい。

 ただ、話をきくと、この裁判で勝訴するのはむずかしいとのこと。なんか素人考えでは私のほうが断然有利かなとおもっていたけど、やっぱり行政側にはかなり大きな裁量権があるのね。
 しかも、同行援護は外出サービすであってて、そのサービすがうけられないと生命の機器におちいるというようなことがない。ALS患者だと、人工呼吸器がはずれたり、たん吸引を24時間体制で見守ってもらわないと生命の機器。

 同行援護はそういった危機とは無関係。どちらかというと、生活の質を向上させるサービす。

 なんか難しそうだな。

 あと、その弁護士さんたちは、弁護団をつくってもいい、カンパをあつめてもいいということだたけど、そこまでしてしまうと、もう私の裁判ではなくなって、視覚障害者のための裁判になってしまい、私の自由な裁判行動が制限されてしまう。

 私は利己的な人間なので、私の利害関係に対して主張して、それが結果的に視覚障害者ぜんたいの利益になるのがいいなとおもっている。はじめから視覚障害者ぜんたいのためにというのではない。そこが私の器の小ささ、人間の狭さなんだろうな。でもそうしないと、つかれちゃうね。

 会議のあと、いつものありがとうカードとJuice=Juiceの9thシングル地団太ダンスを参加者にプレゼンと。一気に7枚ぐらいプレゼンとできた。

 もし私が、弁護団をつくって、裁判の説明会をするとしたら、Juice=JuiceのCDをプレゼンとしたいから結成してもらうのかな。そんなもうひとつなにかが私の中にないと、弁護団とかはお願いできないね。
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弁護士さんとお茶をした。

2017-05-31 22:19:40 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 同行援護支給時間が50時間ではたりないので、不服裁判を起こしている私。障害者問題にとりくんでいる弁護士さんを紹介してもらい、l今日のお昼に弁護士さんと面談をした。
 梅田の喫茶店。二人の弁護士、おそらく私よりも若い弁護士。

 いいなぁ。私も弁護士になりたかったなぁ。
 まぁでも、弁護士をつけずに裁判(本人訴訟)を今まさにやっている途中なので、半分弁護士気分があじわえて、すこしは夢が実現できたかな。
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裁判にいってきた。

2017-04-28 22:48:33 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 2015年から不服申し立てをはじめて2017年に行政裁判に移行して、今日が第2回目の口頭弁論。同行援護月上限50時間では視覚障害者は旅行にいけないじゃないか裁判。

 大阪地方裁判所までひとりでいって、第2回口頭弁論にいってきた私デスペア。網膜色素変性症な私。点字ブロックにそって大阪地方裁判所に一人白杖をついていってきた。淀屋橋駅1番出口から私の足でも15分あればたどりつけるね。

 今回から裁判官が人事異動のため、交代があった。今回の裁判長はとてもわかりやすく、丁寧にしかもはっきりと大きな声でしゃべってくれるので、たすかる。弁護士をつけずに、しかも視覚障害者が一人で裁判をしているということに対する、同情からなのか、とくに私原告にたいしては丁寧に接してくれた。準備書面を読むのにどのくらいかかりますか?準備書面を作成するのにどのくらいじかんがっかかりますか?と聞いてくれて、次回の第3回口頭弁論期日もきめてくれた。

  よかったよかった。しかし裁判官もいろいろだね。今の裁判官ならきっと私の主張を認めて判決をかいてくれそうだな。
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