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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

ぽかぽかほのぼの、松島湾の落ちハゼ

2017-11-07 16:42:14 | 釣りレポ 2017

身内に不幸があったため初七日が過ぎるまで釣りは自粛していました。その間、取材キャンセルと仕立キャンセルをし、ご迷惑をおかけしました。改めてお詫びいたします。

そんなわけでしばらくぶりの釣りは、行くチャンスを伺っていた松島湾のハゼ!
昨年の8月に続き、拓洋丸にお邪魔します。

この日は釣り餌マリンの丹野さん、つり丸ライターの針生さんもお付き合いいただき、箕笹船長の操船のもと、4人での出船となりました。
貞山公園から松島湾へと出発です。
朝は冷え込んで気温は7℃、さすが宮城という感じでしたが、日が昇ると暖かくなり上着を脱ぐほどの陽気でしたよ。

まずは近場から開始。水深は2mちょい。
私はキス竿で1本竿、他の人は2本竿で狙います。
オモリ6号、針は丸せいごの8号という仕掛け。

最初のアタリはこちら。
なんかやたらに引くなと思ったら、セイゴくんでした。

他の人は順調に良型ハゼをあげているのですが、私は出だし苦戦。
なぜか釣れあがるのは夏ハゼサイズの小型ばかり^^;

この日、私は胴付1本針仕掛けでスタート。底をトレースしながら錘を上下し、上からの餌落下でアピールする作戦でしたが、どうも良型化したハゼにはこの誘いは嫌われたようです。

まわりの人をみると、針生さんはご当地仕掛けで底を切ってアタリを待つ釣りかた、丹野さんはフロート仕掛けでキャストして探る釣りかた、箕笹船長は直結2本針仕掛けの置き竿主体、と三者三様。

船長からも、あまり動かすと食わないよとアドバイスもらったので、作戦変更。
小型天秤に振り分け2本針仕掛けで、錘を浮かせてアタリを待つ釣り方にチェンジ。
これで人並みにアタリが出るようになりました。

仕掛けを変えたら20cm前後の良型ハゼが釣れはじめてひと安心^^;

針生さんの取材中(^^)

松島湾でも海苔の養殖が行われているそうです。これが海苔棚。

こちらはおなじみ、カキの養殖棚。

日本三景の松島、風光明媚なことこの上なし。
風もなく、日があたるとぽかぽかしてきて、最高のハゼ釣り日和となりました。
朝は7℃でしたが、日中は20℃を超えるという寒暖差の大きな日です。

場所によってはチンチン(クロダイの幼魚)や、デキアイナメ、シャコが混じってきます。

夏のように活発なアタリが出ることは少なく、アタリは穂先がモタレる程度。
ハゼが餌を加えたまま動かないのだと思いますが、船がトロトロと流れていくので糸が張って穂先がもたれるという感じ。
そこで乗りをとって合わせるんですが、食い込みが浅くて針ガカリしなかったり、餌だけくわえていて途中でバレることもしばしば。

餌を小さくするとアタリが出なくなるし、餌を大きくすると針ガカリが悪くなるし、さすが落ちハゼ、微妙です。
あれこれ工夫しながらハゼを拾っていく釣りで、これはこれで楽しい。

昼近くになり、4-5mの深場を攻めると、ここでは良型ばかり。
しかし、この場所はクサフグの邪魔があって、油断すると針を取られてしまいます。

これは23cmだったかな、このサイズだと見事なハゼですよ。

10時のおやつは燻製さばサンド。

保安庁の船も安全監視にまわっている松島湾。

釣りも景色も楽しめる、最高の釣り場ですね(^^)

終わってみれば大小交じりで38尾のハゼ。
針生さんは57尾、丹野さんも箕笹船長も50前後を釣って、経験の差が出た一日でした(^^)

さて、今週は金曜まで穏やかな天気よの予報だったので、この後は中一日置いて荒浜から根まわり五目に行く予定でした。しかし、天気予報に裏切られ、翌々日は強風予報、今回の釣りはこれで終了。
来月にもう一度来ようと思ってます(^^)
今回も宮城のみなさんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

ハゼはさくっと開いておけば、いろいろな料理に使えます。

最高の天ぷらネタになりますよ。
あまりに美味しいので食べすぎて、ちょっと胸焼け気味になりました^^;

[亘理荒浜港 拓洋丸]
http://takuyoumaru.com/

※船外機の小船は貞山(ていざん)公園船溜りから出船
宮城県多賀城市笠神5-7

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