ばあさんが「これ読んでみろ」と机の上に置いていった一冊。
なにやら崎陽軒のしうまいみたいな本ですよ。
作者も書名も初耳なので、予備知識無しで読んでみました。
すると、なんと、これが面白い。
戦後GHQに占領されていた時代の横浜を舞台にした話ですが、これほどまでに横浜を描いた小説は読んだことがない。
幼少の頃から横浜に暮らしていて、地元にそれなりに愛着はあるのだけど、この本を読み終えるとその愛着がさらに強まりました。
こちら内容紹介。
作者紹介。
岸田國士と一緒に活動してた人だったんだ。岸田國士の戯曲はいくつか読んだことあります。「牛山ホテル」だっけ。
実はこの本、カバーが二重になってます。
もうひとつの表紙がこちら。
こっちがオリジナルかな?
B面はこちら。
もうひとつのカバーの作者紹介。
1952年に毎日新聞に連載されていた小説だそうです。
時代をほぼリアルタイムに書いていたことと、読み終えてから知りました、すごい。
文庫化は2019年で、没後50年企画のようです。
横浜市民全員にオススメしたい本。
p.s. 今日もいい感じ、明日は食べ過ぎないようにしよう。
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