DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

花家@鐘ヶ淵

2017年03月20日 | 弁当・惣菜・デリカ
以前、持ち帰り天丼の旅というのをやっていた。

ノス路麺で提供される揚げ置き天ぷらの意味を掘り下げようという試みであった。
天ぷらは揚げたてがうまい。でもそれはイコール揚げ置きがまずい。というコトではない。
それどころか揚げ置きをうまくする数々の工夫、出生、その隠された意義をも見るコトになったのである。→こちら



そんな旅の中、この風情ある佇まいの惣菜天ぷら店、花家を知った。

かつて鐘ヶ淵の駅とカネボウを行き交う、人波絶えぬメインストリートだったであろう狭き路地に立つ。
残念ながら最近閉店されたが、その手前にあった100年大衆そば店坂むらなども含め、歴史に裏打ちされたノス風情は実に味わい深い。



そしてその後、あちら&こちら他の町でも花家の屋号を見かける。
あれ?と伺ってみると、かつて下町を中心に20店舗近くも存在していた時代があったこと、そしてみんなこの鐘ヶ淵が本店で修行したんだよ。みたいなコトを仰るのである。

すごい。鐘ヶ淵の当時の隆盛ぶりというのは、自分の想像をきっと超えてる。
今は散り散りとなってしまった鐘ヶ淵の名酒場たちもまた、その賑わいがあったからこそ成り立っていた訳で。

次回行ったら、その辺りのコトも伺ってみなければ。とずーっと思っていた。

はずなのに。



これまで出会う確率1/2という、この店のスペシャリテ、いかかきが並ぶ姿を前にして、すっかりコーフン&失念してしまったのであるw



だってココのいかかき、うまいんだもんw

解明はまた次回ってコトで(笑)







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