大脱走マーチが大好き。
なんか、モリモリくるんですよね。なんでもできそうな気分になる。
不屈の精神。折れない心。ダンディズムの塊だと思う。
男くさくて、とにかく憧れた。タフガイばかりの登場人物は
すべて魅力的で愛すべき存在。唯一DVD持ってる映画です(笑
マックイーン演じるヒルツは、天性の無頼漢。
脱走に失敗したり、問題を起こしては独房にブチこまれる。
ついたあだ名は独房王。
どこまでも自分の力を信じて、自身の責任のもとに大胆な行動にでる。
そして友情に厚くて、いつでも仲間を大事にする。
物語に出てくる米兵たちはドイツ軍の捕虜になっても、
みなそれぞれに自分の力で脱走を企てては失敗。
そしてバートレットが企てた前代未聞の大量脱走計画。
知恵を絞り、周到な準備を経て、やがてX作戦の時はくる。
調達屋は衣服の素材から偽造書類の元までなんでも手に入れ
偽造屋のコリンズは身分証明や、さまざまな証書を偽造。
測量士のガベンディッシュは塀の外までの距離を算出し
トンネルキングのダニーは崩落の恐怖と戦いながら穴を掘り、
仕立て屋は民間人になりすますスーツやコートを作る。
収容所から駅までの地図を手に入れ、ルートを練る。
そして、大勢の捕虜は一斉にドイツに散らばった。
この映画は実話が元になっていて1944年の3月24~25日にかけて
行われた脱走劇がモチーフになっているそうです。
収容所から逃走に成功したのは76名でうち50名は射殺。
17名が捕まって引き戻され、最終的に逃げおおせたのは
ノルウェー人2名とオランダ人1名の3名だったとか。
マックイーンがトライアンフで鉄条網を越えようとしてジャンプするシーンは
ガキのころ、リーバイスのコマーシャルに使われてた。
ジャンプしたマックイーンのケツポケットがアップになって
そこにアーキュエイトステッチがカシャカシャッ!と効果音で入る。
「ヒーローはいつも、リーバイス」のキャッチコピー。シビレた。
(ドイツ兵から奪ったバイクなんだからBMWじゃないとおかしいっていうツッコミはなしね)
もう、最高に大好きな映画です。
もしかすると、実家に当時物のサントラがまだあるかも....。
それぞれがそれぞれの得意分野で組織にかかわり、BIG"X"=ロジャーが全体をきちんとまとめ上げる。いいですねぇ。
その昔、仕事の試作品にこっそり「トム」「ディック」「ハリー」と名前を付けて耐久試験機にかけて、ハリーだけが最後までもって、
「うむ、やっぱりハリーか」などどやっていたのを思い出しました。
あーDVD見たくなってきた。
DEEさん、今度飲むときはこのネタで飲みましょう!
KNIGHTさん
音楽は、この映画でも重要な部分ですよね!
サントラ、超レアですなぁ。うらやまし(笑)
たてさん
3つのトンネルのコードネームですね!
あのあたりのリアリティはとても大切ですよね!
オレも今度、表紙案にその名前つけることにします(笑)
焼酎作って振る舞うシーンも大好き!
酔ったら楽しく話せそうなネタですねぇ(爆)