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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

ステロイドの吸入の正しい使い方

2007-11-08 18:33:33 | 喘息
とても大事な、吸入の仕方についての、学会での発表の報告を教えて頂きました。
ステロイドの吸入の仕方は、患者である私達の責任が特に大きいと思います。
毎日のことですから、ついつい あわてて 軽く吸ってしまっていませんか?
今一度 ご自分の吸入の仕方を見直してみてくださいね。

いのさんも吸入の仕方をよく勉強されて、前に報告してくださいました。そのことも合わせて、
マチは、まず水を飲んで、大きくゆっくり息を吐いてから、吸入をして、その後、息止めをすることにしました。 そのあとしっかりウガイをして、お茶などを飲むようにしています。
あんなさん、いつも役にたつ情報を ありがとうございます。



『喘息治療に用いられる吸入ステロイド薬の使い方について、いったんは指導を受けて使い方を習得しても、時間が経つと正しく使えなくなっているケースが 珍しくないことが、患者への調査で分かった。
刈谷豊田総合病院(愛知県刈谷市)呼吸器・アレルギー内科医長の加藤聡之氏が、第57回日本アレルギー学会 秋季学術大会で発表した。』

対象患者は、
■フルタイド(一般名:フルチカゾン)またはセレベント(サルメテロール)ディスカス使用者(DIS群)36人、
■パルミコート(ブデソニド)使用者(PUL群)20人、
■キュバール(ベクロメタゾン)使用者(QB群)21人、
■スピリーバ(チオトロピウム)使用者(SL群)30人
の計107人(男性55人、女性52人、平均年齢66.3歳)。

前回指導時からの期間は平均で、DIS群15.9カ月、PUL群19.8カ月、QB群25.6カ 月、SL群9.1カ月だった。前回指導時には検討したすべての項目が習得されていた。

 「レバーを押す」、「きちんとくわえる」など吸入器の操作が1項目でも「できていない」割合は、DIS群19.4%、PUL群25%、QB群19%、 SL群56.7%で、SL群で高かった。
SL群では、「アルミシートからカプセルを取り出す」と「吸入後にカプセルに触れずに捨てる」ができていない人
が多かった。

「吸入前に深く吐く」、「一気に吸入する」など吸入の動作が1項目でも「できていない」割合は、DIS群77.8%、PUL群70%、QB群 76.2%、SL群76.7%と、各群ともに7割以上で何らかのできていない項目があった。
特に「吸入前の深呼気」と「吸入後の息止め」ができていない 人が多かった。

 吸入療法の管理・知識については、1項目でも「できていない」割合はDIS群50%、PUL群70%、QB群76.2%、SL群50%だった。薬効を よく理解していなかったり、うがいをする理由を忘れていたりすることが多かった。

 加藤氏は「実際には吸入器をうまく使えていないことが原因なのに、主治医が薬の効き目が弱いと勘違いして、薬を増量することも起こり得る。
年に1度は 再教育が必要だろう。それぞれのデバイスの特徴を踏まえて指導すること、『吸入動作の際の深吸気』、『吸入後の息止め』の2点を必ず確認することが重要だ」と話している。

(北澤 京子=日経メディカル編集委員)





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