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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

妊娠と喘息

2008-01-16 22:31:36 | 喘息
近年、アレルギーをもつ患者さんが とても増えています。
妊婦さんの十数人にひとりは、喘息をもちながら出産に臨むという報告がされています。
この傾向は、今後益々増えていくものと思われます。

妊娠から、臨月までは、期間がとても長いために、軽症の患者さんでも、風邪をひいたり、季節の変化で体調をくずしたりで、強い発作を何度かは経験することもあると思います。

そういう経験を見ることで、多くの妊婦さんが、一番に心配するのは、発作によってお腹の赤ちゃんが、流産や死産になるのではないかということでしょう。 
そして次に心配するのは、喘息の薬の副作用です。赤ちゃんの催奇形や脳や神経に異常が現れないかという不安も大きいですね。

こういう障害は、健全な母体であっても、おこりうるわけで、喘息者だけが抱えるハンディとも言えませんが、発作による低酸素が子供に与えるダメージはやはり拭えないので、できるだけ、良い状態の母体にもっていけるように、前もって知識を得て出産に臨むのはとても大切なことだと思います。

一番良くないのは、薬の副作用を恐れて、発作を我慢する患者さんが多いことです。 これはとても危険です。まちがった努力です。
 自分自身は我慢が可能な状態の呼吸苦であっても、胎児はそうはいきません。
 
母体の肺に到達した酸素が胎児にそのまま直結するわけではないのです。
母体血から胎児血へと酸素受け渡しがいくのですが、とても効率が悪く、母体の動脈血分圧の3分の1ほどの分圧の中で生命が育っているということです。

その中で成長して行かなければいけないわけですから、母体が酸素不足では、発育不良になってもおかしくありません。

実際、喘息の患者さんの出産は、死産率や新生児死亡率が高いと報告があります。
また、妊婦さんの喘息が重症であるときの子供の神経学的異常の発生頻度も高いのだそうです。
 これらの原因はすべて、母体の慢性的な低酸素血症によるものということです。

ですから、自分の喘息の状態をよく把握して、副作用の少ない、安全とされている薬は、積極的に使って、できるだけ発作がおきないようにコントロールすることが一番大切な努力なのです。
一時の発作は心配することはありませんが、慢性的な呼吸苦が続くような我慢だけは しないでくださいね。

さて一番気になる、喘息患者にとって安全な薬ですが、
一番に上げれるのが、吸入ステロイドです。 すべての吸入ステロイドがほぼ安全とされています。
それは、薬が肝臓初回通過の時点で分解されてしまうからです。
 
経口ステロイドではプレドニゾロンが安全だ言われています。胎盤通過が少ないという理由です。

テオフィリン剤も催奇形は報告されていません。
 
抗アレルギー剤のインタールも安全とされています。 

抗生剤では、βラクタム剤が安全のようです。(セファム系、ペニシリン系など)


安全性が確立されていないものとしては、
キプレス、シングレア、オノンなどのロイコトリエン拮抗薬、があります。
交感神経刺激薬 β刺激薬 (エピネフィリン、エフエドリン)は催奇形が報告されています。  β2刺激薬(メプチン、サルタノールなど)なども、どうしても 使いたいときは吸入で使用するのが無難のようです。

出産後の授乳ですが、 吸入ステロイドは母乳中の移行は無視してもよく、経口ステロイドでもプレドニンはとても少ないので、短期使用なら差し支えないようです。  (からだの科学239 妊娠とぜんそく参考)

今、妊娠中の方や今後 可能性のある方は 安全な薬を上手に使ってできるだけベストの状態で出産を迎えてくださいね。

臨月までの妊娠における体調にも変化がありますし、母体の喘息原因もひとりひとり違いますので、マチのブログは参考程度に読んでください。
必ず、主治医の先生と相談されて、ご自身に合った選択をされてくださいね。

去年、「妊娠とステロイド」という項目で少し書いていますので、重複している箇所も多いですが、そちらも読んでみてください。http://blog.goo.ne.jp/decopon0120/d/20070316

  【17日 朝 390 夜370  体重56.4  体脂肪26.3  プレドニン5㍉】 


気持ちだよ♪

2008-01-12 15:53:25 | 雑記


重たい荷物は背負ってしまえば

両手が自由になるだろう

その手で誰かを支えられたら

それはどんなに素敵なんだろう



気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは

気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ



きみが笑うとイヤなこととか

なんだかちっちゃくなるんだよ

泣きたいくらいに落ち込む夜が

きみにだって あるだろうに


気持ちだよ 気持ちだよ きみからもらったものは

気持ちだよ 気持ちだよ きみの気持ちだよ



固めた拳はやわらかいものを

きっと最後に叩くんだろう

だけど それを止める拳も

きっとどこかにあるんだろう


気持ちだよ 気持ちだよ ヒトをつないでるのは

気持ちだよ 気持ちだよ そんな気持ちだよ


気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは

気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ


作詞:康珍化/作曲:吉田拓郎/編曲:瀬尾一三/歌:吉田拓郎
こちら葛飾区亀有公園前派出所エンディング曲、



とても疲れて、あったかい 豆乳を飲んでいたら、ラジオからこの歌が流れてきました。
おもわずじっと聴き入ってしまいました。
大好きなアップルパイを お腹いっぱい 食べたような 気持ちになりました。





気圧と喘息

2008-01-11 18:51:18 | 喘息
仲間のみなさん、天候が悪かったり、季節の変わり目に喘息発作がよくおきるなあ と思うことありませんか?
私は、強い台風がくると具合悪くなるときが 多いです。
 また、随分前ですが、スキー場で、高い山から一気にロープーウエーで下りたときに、突然発作が起きてびっくりしたことがあります。

なぜ気圧の変化で発作が起きるのかは、医学的にはまだよく解明されてないようですが、とても納得できる面白い文献をみつけましたので、少し書いてみたいと思います。

そのまえに、免疫機構というものが、喘息にも大きく影響をうけていると分かりましたので、そのことから書いてみようと思います。


「病気に勝つなら、免疫力をあげることさ」 とよくいいますよね。
しかし、実際免疫力とは何をさすのでしょう。  私は、はっきりわからなくて、体力あることをいうのかなあと ぼんやり想像していました。

免疫力の大家、安保先生の理論では、免疫力の正体は白血球のことだそうです!
以下、「免疫学問答」を読んで学んだことです。

白血球には、顆粒球(60%)とリンパ球(35%)、そして単球85%)があり、この3つが免疫力を支配しています。

顆粒球は、からだに何か炎症が起きると、どんどん増え始め、白血球の90%以上を占めることもあるのです。
また、顆粒球は体内に侵入した細菌や死んだ細胞を食べて分解し、身体を守っているのです。
高い発熱が続いて病院に行くと、血液検査をしますが、顆粒球の増加をみて、気管支炎、や扁桃腺、その他いろんなところに炎症が起きてると診断されるわけです。

そういえば、よく白血球1万以上あるから抗生剤を飲むように言われた とか聞きますがこのことを言うのですね。

リンパ球は、細菌などより、ずっと小粒なウイルスねらいです。
からだの各部にリンパ節というものがあって、そこから出たリンパ液は、リンパ管という管の中を流れています。最後は静脈に合流するものです。
リンパ球は、リンパ節で作られた白血球のひとつです。

リンパ球は病原体を殺したり、他の肉体細胞と手を組んでリンパ内に入ってきた病原体を食い止めて抵抗体をつくったりもします。
私達がよく リンパ節が腫れたというのはこういう結果からなるものなのです。

入ってきた病原体に対して、抵抗軍を結成することを「抗体」というのですが、これが、実は「免疫」と呼ばれるものなのです。

ついでに、単球について言えば、顆粒球とリンパ球がまだ二つに分かれていないときに白血球の基本細胞マクロファジーというものが、「大食細胞」として働いていました。
ほとんど顆粒球と同じ働きですね。このマクロファジーというものが、単球というものだそうです。


話を気圧のことに戻しますと、高気圧がはりめぐらされ、お天気が良いと呼吸が楽になり、低気圧になり雨が降ると発作がおきやすくなる。
これは、高気圧のときは、空気の量が多くなるからなのです。つまり空気中の酸素の量が多いのです。 
ですから、人間の呼吸は活発になり、身体の中に取り込む酸素の量も多くなるわけです。
当たり前ですが、酸素が多く取り込めれば、エネルギーを得て 人は活動的になるわけです。

ここで面白いのは、自律神経と白血球が深くかかわってくることです。

人間は大量の酸素を取り入れると、交感神経が緊張し、優位になり、脈拍が速く、呼吸数が多くなります。このとき白血球のうちでは、顆粒球が増えています。

低気圧では、逆の現象がおき、脈と呼吸数を緩やかにして、自律神経は副交感神経優位となります。白血球内には、リンパ球が多くなります。

リンパ球は、自分以外のものを抗原と判断して、抗体を作ってからだを守ります。 ところが、この免疫機構は、働きが過剰になると、自分自身を攻撃することになるのです。
喘息や花粉症などは、このリンパ球過剰によるものだということです。
また自律神経は、日中は交感神経優位、夜は副交感神経が優位です。 
喘息が夜間に多く発作を起こすのは、夜休むときには、リンパ球が多くなるからなのだそうです。

ですから、喘息治療のひとつは、自律神経を副交換神経優位から、交感神経優位に戻すわけです。 ベーター2刺激薬 メプチンなどは交感神経刺激薬ですから、有効なのは理にかなっているわけですね。

その他、食べ物では、食べすぎは喘息発作の誘引になるので腹八分目がいいと言われます。 それは、交感神が空腹時に活発だからです。

また、寒さや皮膚への刺激は、からだを交感神経優位に導くので、皮膚の鍛錬をしましょうというのも、理にかなってるわけです。

たとえば、最近のマチは 空っぽの脳みその頭を使ってばかりの状態なので、交感神経が刺激され顆粒球型人間に傾きそうになっているわけで・・・。
それで、甘いものや食事をたらふく食べて副交感を刺激して、バランスをとろうとする・・・・のですね!苦笑

結果、過食になって、完全に副交感優位になってしまい喘息発作が起きてしまう・・・・はあ 納得です!

勉強をするたびに、太って喘息発作もおきてしまう。
( ̄. ̄;)エット・・マチの喘息には、頭を使うことは大敵!とういう結論に達しました。

誤解を招くといけないので、付け加えますが、交感神経が優位な方が良いわけではありません。
交感神経が優位だと活性酸素が増え、癌などにかかりやすくなったり、短命になったりするそうです。
人間の身体は、どちらもバランスがとれているのが一番なのです。


ところで、喘息の研究が進歩して、発作の原因は 気管支粘膜の炎症によるものだと解明され、治療も吸入ステロイドが中心になりました。

発作止め主体の治療から気管支の炎症を鎮める治療にかわったのです。 これは画期的なことです!

ただ、まだまだ喘息の原因が ひとつとは言い切れないように思うのはマチだけでしょうか?
人間の身体はいろんなバランスが上手く調和されることで、健康を維持していけるわけで、自律神経、ホルモン、ストレスどれひとつがくずれても免疫力が落ち、病気が発生するように思います。

吸入ステロイドをやっても、喘息がすっきりしないときは、身体全体の体調を見直して見ることが得策だと思います。

それにはやっぱり、ローブリーの裸療法や温冷浴、少食をこころがけることなどが、もっとも早く免疫力を高める方だと思うのです。

体調を管理していくことは なかなか困難ですが、やれることから少しづつでも生活習慣を変えていきたいものです。





  【11日 朝 PF 400 夜 420 体重56.2 体脂肪25.7 プレドニン10㍉ 】





そうじ力2  お腹の大掃除です

2008-01-07 21:56:19 | 西式 甲田療法
ここのところ、毎日ずっと考えてました。どうしたら、少食が身につくかを。

最初に少食を試みたのは、去年の2月です。それは、胸から出血したためで、絶対癌だと思い込んで、必死で食事を制限したわけです。
100パーセントそのせいかどうかは、わかりませんが、どんどん分泌物の量は減り、1ヶ月もしないうちに、症状はとまりました。

とても頑張ってた自分ですが、 これは、自分の意志で頑張れたわけではなく、癌が、手術が怖いから 我慢していただけでした。

結局、手術に脅され、おびえて我慢できただけなんですね。 
だから、3回目の受診のとき、どんどん良くなってると甲田先生に誉められても、すぐにでも脱線しそうな、不安定な自分がしっかり見えてましたから、心からは喜べずにいました。

ですから、今、少食実行に一喜一憂している自分は、ちっとも不思議ではなく、想定内のわけです。 もし今、また手術の話がでれば、また必死に守れるのでしょう。
これでは、いつまでたっても、本当の健康体にはなれないのです。 

今回、少食は一時の努力ではダメだと ようく分かったので、どうしたら、100パーセント自分のスタイルにできるのだろうか?と考えてる毎日なのです。
少食でないと心も、身体も満足しないという生活になりたいのです。 
もちろん、甲田先生がいわれる、「少食の実行で成功する」 は唱えています。(笑)
 
しかし、正月を先頭に、毎日誘惑が多すぎます。 今日も食事に誘われました。(お断りしましたが)
でも、今度誘われたとき断れるだろうか?・・・怪しいです
誘惑に負けないためには、かなり強い目標や意志がないと無理だなあ と改めて思いました。
ところで、今日は待ちに待った燃えるゴミの日で、正月にやった大掃除のゴミの山をやっと全部すてることが出来ました。
 
6袋のゴミ袋を全部すてたら、積んであった物置がすっきりしました。
燃えるゴミでも、生ゴミ以外を積んでおいたのですが、それでも、日にちが立ってきたせいか、なんとなく臭い匂いが漂っていて、気持ち悪くて早く捨てたかったのです。
全部捨てて、掃除し終わったら、匂いもすっきりなくなりました。

ゴミ捨て場に山と積まれたゴミを眺めてたら、お腹の中も、このとおり ゴミ袋いっぱいくらいの食べ物のカスがあるんだろうか?と ふとそう思いました。
(((^^;)いえ、 もっと怖い状況かもしれません。


今日は、午後から「痩せ方上手」(サンプラザ中野) という本を読んでいました。 
最近は毎日、お腹がすいてくると、まず、一ページでも少食を応援してくれるような本を読むことにしてるんです。 それから、ご飯です。
意志が弱いので、毎食ごとに仕切りなおし。 そのための本読みです。自己啓発とでもいうのでしょうか。 
でも、これだと、確かに茶碗に山盛り食べようと思ったものでも、小もりで我慢できるのです。
話がそれましたが、この本は健康になるためのマニュアル本です。 とっても面白くて、よく分かります! 一気に続けて2回読んでしまいました。

まえがき表題は、「健幸(健康で幸せ)ってすばらしいぞ!痩せているって素敵だぞ! 」です。ここを読んで 思わず購入したのです(笑)

サンプラザ中野さん、色々体調を悪くしていたけれど、この表題とおり、今は、少食で、健康&痩せの小気味よさを実感されておられます。
毎日、変化する健康と体重を感じながら、バランスをとる楽しさを堪能していると 書いてあります。

人間は、「快便、快眠、快食」であるべきだ。 いや、もっというなら「快便、快便、快便でいい」 と。
これとてもよくわかりますね!

まずは腸を空っぽにしよう!家で言うなら家具を全部運び出して、大リフォーム。 そして、必要な家具だけを選び抜いて 新しい生活をしよう。
何十年も住み慣れた、汚い部屋だって、楽しみながらリフォームすれば、きっとイカした部屋になる。 
そうしたら、きっと掃除も好きになる。 インテリアに興味もわく。 毎週、花もかってきたりして・・・インテリアが趣味になってしまうわけ。
つまり、健康が趣味になるのだ。

「痩せ方上手 」 にかかれてる前書きの一部分です。 とっても嬉しい本です! 楽しく少食できる本です。 
甲田先生のおっしゃる腸マヒの怖さ、温冷浴のたいせつさ、どうして、健康になりたいのになれないかなど、小気味よいくらい、スパッと書いてあります。

今日は我慢じゃなくて、進んで少食ができています。 頭と身体で味わう習慣をつけれるかもしれないと密かに喜んでいます。 

自分に合う体操を選ぶ大切さ(マチなら西式体操ですね)、意志の弱さを克服するやりかたなどをインプットし、実行し、お腹を大掃除。
このそうじ力は、サンプラザ中野さんが出会った、「黄金のまぼろしのうんこ」(笑)に出会えるんです。健康という幸せが得られる 嬉しいそうじ力です。



 【6日 朝380 夜 380 体重 56.7 体脂肪26.6 プレドニン10㍉ 】










明けましておめでとうございます。

2008-01-02 19:20:42 | 雑記
除夜の鐘と雷の音の合唱で年が明けた福井ですが、今朝は積もった雪にキラキラと光ががまぶしく反射して、爽やかな気持ちになりました。

雪が大嫌いで、この季節、首をちぢめて情けなく歩く私ですが、今朝のまぶしい雪の白さをみていたら、少しの光で、こんなに美しい景色もみせてくれるのだと うれしくなりました。
そういえば、「冬のソナタ」 は 雪の季節だから、ロマンティックなんですものね。(笑)

今年は年が明けてから大掃除しています。 昨日はトイレとお風呂場、今日は朝から いらない洋服の整理です。 年末までは体調がもうひとつで、大掃除は優先順位の後ろの方にもってくしかありませんでした。

やっぱりそうじ力!
そうじは気持ちもすっきりしますね。 二階の部屋の洋服類をかたづけて、いらないものをゴミ袋につめていたら、4つも袋ができました。

そして、あちこちに無造作に引っ掛けてあったセーターを手洗いして、ほころびやボタンがとれそうなものは、直し、しわのよった物はアイロンをかけました。
出来上がったものから、防虫剤のついたカバー袋に入れて、順番にタンスにかけてるうちに、いつも着ている服が、新品なものと同じくらい 大切なものに思えてきました。
 
捨てようかどうしようかと悩んだ、かばんやネックレスを磨いてみました。 5年ぶりくらいです。 うるんだ鞄とネックレスに艶がでてきてびっくり。 嬉しくなって、ネックレスはさっそく着けています。 
拭いたフランネルは真っ黒です。
人でも、物でも 放っておいたら だめなんですねぇ。 手をかけないでいると持っていた愛情もなくなってしまうのですね。
 
ちょっと手をかけることで、こんなに愛情がわき、大切な物になるんだと自分でもビックリしています。
 
「捨てること」が流行していますが、使い捨てはやめて、手をかけて大事に付き合っていきたいです。  

今年は、「そうじ力=磨くこと 」 これが優先順位の一番です!!

それにしても、新年早々の大掃除、疲れました~



 【1日 PF朝380 夜380 体重56.6  体脂肪26.6  プレドニン10㍉】




今年一年の感謝をこめて。。。

2007-12-31 19:33:16 | 喘息
今年も あと残すところ 4時間とちょっとになりました。

みなさま、お正月の準備は整いましたか

お掃除疲れで、やっとテーブルにつき、今、年越し蕎麦に舌鼓うっておられる方もおおいでしょうか。

本当に、ご苦労さまでした。


おかげさまで、わたしは、今年の1月にブログを立ち上げて、1年走り続けることができました。
 
続けることができましたのは、拙い日記を読んでくださっている 多くの読者のみなさまや、情報を送ってくださる仲間のみなさんの応援のおかげです。 
また脱線するたびに、励ましのコメントやメールをくださる皆さん、暖かい愛のこころは何よりの力でした。
そして、忙しいのにも拘わらず、質問には快く、アドバイスを下さる先生達、こころから感謝しております。 

本当にマチのブログは幸せです。 多くのみなさま ありがとうございました。

来年も何度も転びながら脱線しながら行きそうなマチです。  仲間のみなさんと一緒に歩いて行けたら 最高に嬉しいです!よろしくです。

ところで、今年は、新しい吸入ステロイドが話題にあがりましたね。 
マチはアドエアに変わって、PFの最高値が450という数字を更新しました。 
また、最も新しい吸入薬、オルベスコを使っておられるあんなさんも、前よりずっと調子よさそうです。
 
みなさまの喘息の体調は、今年はどんな年でしたか? 
山あり谷ありは、誰もが歩く道ですが、去年よりは今年は 少しでも、前進できたことを信じてやみません。

来年は またどんないい話題や情報が得られるか とても楽しみです。
いろんなニュースや知識、経験をいちはやく掲載でき、少しでも、みなさまと良い体調作りに進んでいけたら と思っています。 

来年は今年よりまた一歩階段をあがりますよ。 一緒にがんばりましょう!


それでは みなさま、 どうぞ、どうぞ良いお年をお過ごしくださいませ。 




【30日 PF 朝370 夜360 体重57.1 体脂肪26.6 プレドニン 10㍉ 】


少食の実行で失敗する人の特徴

2007-12-30 00:37:34 | 西式 甲田療法
少食というものは、マチが考えていたよりもずっと難しく、生き方自身を問う、奥深いものだと分かりました。 
夏頃は食べなさ過ぎて めまいをおこしたくらいですから、少食療法に苦しむことはないと自負していたのです。

でも考えてみれば、食べなければ早くよくなるのだからと、一日一食にしてダウンするのも、ある意味、食に振り回されている証拠です。 
そのときの自分のからだに見合った 必要なものを取り入れられないということでは、今回の食べすぎに振り回されて苦しむのと同じだと思うのです。

甲田先生の本の中に まさにそのことずばり という箇所があったので、抜粋してみます。(「少食の力」 一部抜粋および参照)

少食療法はセッカチな性格では失敗に終わることがとても多いのです。
早くやって早く成功したいと、いつも焦っているからです。
人間の食欲という本能は、想像以上に強烈なもので、本源的なものです。

与えられた仕事を何日間で完璧にやってのける といったようなものとは わけが違うのです。
「腹八部より腹六部の方がはるかに効果は大である」と聞けば、さっそく実行し早く治そうと焦る
これは考えようによっては「貪欲」というものでは ないでしょうか

お釈迦様が「食の所因は貪欲これ基なり」 と 教えておられるではありませんか
貪欲のため病気になっているのに、その貪欲さで今度は1日も早く病気を治したい! このようにせっかちでは少食も失敗におわるでしょう。
もう少しドッシリ構えて、一歩一歩正しい少食ができるように前進していく このように反省してやっていただきたいものです。

また七転び八起きの精神で頑張りとおすことも大事です。
気がついたときには、お腹が張って苦しいくらい食べてしまった。こんな脱線は誰にでもあることです。
「明日から、またやるぞ 」と元気を出して また続けることです。

何十回、何百回脱線したとしても、決して 初心を忘れず、ひたすら頑張りとおす精神力が大切なのです。
この精神力があるかぎり 必ず 成功すると確信しております。 

不思議なことに、この脱線も、10年、20年と経つうちに、その頻度がびっくりするほど減ってきますし、その程度もずっと軽くなっているのに気がついて、驚かれるでしょう。
したがって少食の内容を人にみられたら、恥ずかしいようなものであっても決して引け目を感ずる必要はないのです。
大らかな気持ちで、とにかく続けることが、最後に成功する秘訣であるといえましょうか。

最後に、成功するコツとして 「少食の実行で成功する。少食の実行で成功する」 といった 簡単な言葉を 何十回、何百回 くりかえしインプットするといいでしょう。



甲田先生は、出来ない人たちの気持ちを手にとるように分かってるのです。
目の前がぱ~っと明るくなりました。 また頑張れる力がわいてきました。 とりあえず 健康になった自分を描いて、今、この時間を頑張ってみようと思います。

「少食の実行で成功する。少食の実行で成功する」 です。



【29日PF 朝360 夜 380 体重 58.2 体脂肪28.2 プレドニン10㍉】




なんども転ぶことで上達する?

2007-12-28 00:55:13 | 西式 甲田療法
風邪のあと 転がるように 落ちてしまった体調です。


落ち込んでいたら、グッドタイミング(?)で、今日ゆうがた、友達から電話ありました。

「マチちゃん、ブログにPFや体重書いてないよ。 どうした? ついに落ちこぼれたか? ちがう??」

・・・( ̄  ̄;) うーん すごい 眼力です。

「PFも体重も計らなかった。 甲田療法ちゃんとやれなくなって食べまくってる。 そうしたら 体重は増えてるの分かるし、PFは減ってるのが分かるから。」

彼女は昔、学校の先生をやっていて、今は塾講師です。

友達 「あのね、生徒もそうだよ。 勉強ができるようになった子や、優等生は 一生懸命報告したり、点数もみせにくるけれど、 宿題しない子、できの悪い子ほど、隠したり、目をそらしたりするの。 優等生と劣等性の違い 毎日みてるから、よくわかる(*^m^*)ムフッ」

マチ 「劣等性の気持ち、分かりすぎです(汗汗)」

友達 「マチちゃん、スキーの練習は、まず 転ぶことからはじめるんだよ。 なんども転ぶことで 上達するんだわ。 
山登りの訓練も、最初は階段を降りる練習からだよ。 登るのは最後だよ。 そのほうが ずっと上手くなるんだよ。」

マチ 「(^-^;)_・)))) 本当? 」

車走らせて、ガードレールにぶつかっても、ガードレールが壊れる程度でとどまる人もたくさんいると思うのですが、マチは必ずといっていいほど、がけの下にまっさかさまに落ちてしまうタイプです。
きっとハンドルきり損ねた時点で、すべてのバランス感覚がなくなってしまうのかもしれません。

マチ 「甲田療法って 、でも なんなくやりぬく人いっぱいいるんだよ。 マチは本当におちこぼれ劣等性の代表だわ(ため息)」

友達 「というより、甲田先生のところ行こうという人は、その時点でもうやれる人ばかりだと思うな。 やれる人しか通わないと思うよ。
やれないと思えば行かないもの。 だから、マチちゃんみたいに、やれないといいながら通うのはエライ!」

「エライですか?? あきれられてるようにも・・・・」

友達 「それに良い情報いっぱい提供してくれて嬉しいよ。 金魚運動や体操、玄米や柿茶の効用も教えてもらえたし、確かにやってると体調いいわ」

「はあ~~ これって 誉められてるようで・・・・×××」

 1月は診察と交流会の2回行く予定になっていますが、このままだと キャンセルした方がいいんじゃないかと 落ち込んでいます。
夫にも言われました。 予約とれなくて、診てもらえない人で お前より診てもらう価値のある人がたくさんいるはず。 キャンセルしたら? 先生にも失礼だと思うよ」

「・・・・確かにそうかもです。
呼吸苦が続き、気管支の状態が悪いのは 風邪の後遺症が多少はあるのかもしれませんが、治りがあまりによくないのは過食により、免疫力が落ちているのかもしれません。」

先週電話くれた 大阪の友達には こう言われました。 
「できない子ほど先生が必要。 自力で出来る人にはいらないと思う。 そういう人はせいぜいが、教科書だけで十分なのよ。 マチちゃんは、まだ先生が必要だから診てもらえることになってるんだと思う」

どっちにしても、誰がみても 劣等性のマチです。  

甲田療法は体調を診ながら、進む段階がある場合が多く、病気によっては、断食までたどり着く場合が多いのです。

断食が必要かどうかは分かりませんが、いつまでも、不真面目なために 第一段階で足踏み状態では 情けないです。
なんとか這い上がりたい あと受診まで一ヶ月です。


PS  
夫の血圧は正常値が続いています。(130/80前後です) 
過食や油ものをたくさん食べると少しあがりますが、青汁と三分搗き+玄米や 御蕎麦中心の食事を意識してとっているせいか 体調は良いようです。

姪の19歳のKちゃんの甲田療法挑戦は、1週間でリタイヤしましたが、体重は1,5キロ、体脂肪は26→23%におち 効果は感じたそうです。でも、甲田療法の厳しさは思ってた以上なので、「当分お休み」と言ってました。





 【27 日 朝 PF 280 夜340 体重 58㌔ 体脂肪28.7  プレドニン20ミリ】





働くものも食うべからず

2007-12-25 21:06:21 | 雑記
ワーキングプア 格差社会に思う

今まで、普通に働いていれば、なんとか、生活はできるはず、できて当たり前だと思っていました。
食べていけない生活困窮者は、不幸にして 何か特別に災害など不幸があった人たちだろうと。
最近は、明日はわが身かもしれない と ニュース報道を見るたび、不安な日々を感じています。

今日、知り合いの方から相談をうけました。

「夫は手術したばかりで働けない。 私自身もリストラされたため 今、職業訓練所で勉強中で来年春しか働けない。こんなときに実家の父が倒れてしまいました。 親の医療費も生活費も払えないどうしたらいいんでしょう?」

彼女の一家は夫と子供二人の4人暮らし。 決して、特別な家族じゃありません。 旦那さんが働けたときは、普通のサラリーマンよりは収入が良かったし、彼女もフル回転で働いてて生活は普通にできていました。

ただ、実家へお金をいれなければならなかったり、二人の子供たちの学費で、たくさんの貯蓄ができなかっただけなのです。 

旦那さんが働けなくなった途端、つながってる家族全員が生活できない状態に追いやられてしまいました。
実家のお父さんは脳出血で大変な状態です。 彼女は 家を売って支払いしようかと 泣いていました。

医療費の問題は 喘息の方からも時々メールがきます。 
先月きたメールです。
「僕は、キュバールを勧められたけれど、とても高いのでパルミコートで頑張ってるんです。医者にはお金ないと言えないので、パルミコートは良く効いてるといってます。 辛くても薬もメプチン以外はもらいません。」 というような内容でした。
男性の方でしたが、喘息発作がおきるために 正社員にしてもらえず、時給で働いているために、医者代まで出てこないというのです。

何年か前の話ですが、某総合病院で検査を待っていたところ、横におばあさんが入ってきました。

(おばあさん)「先生、なんとか 通院でみてもらえませんでしょうか?」

(医者) 「入院しないとダメっていってるじゃないですか。」

(おばあさん) 「お金がないんです。 息子も今解雇されて、失業中なのです。通院でもやっとなんです。 ですから とても 入院費なんてでてこないんです」

 (医者)「おばあさん、あんた 身体とお金と どっちが大事なんですか!!?」

横で聞いていたマチは おばあさんが可愛そうで、とても 許せない気持ちでした。
おばあさんの生活を考えようともしない、お金はあって当たり前の その医師の暴言に怒りを覚えました。


最近、37歳で癌でなくなった女性がいます。 3年も前から体調が悪かったのですが、お金がなく保険証を交付されなかったばかりに、病院にいけず、手遅れになってしまったのです。

ワーキングプアは、若い命を自ら捨てなくてはいけない状況を作っているのです。
弱者にたいする 虐めとしかいいようのない 今の日本の現状。

ワーキングプアの問題は、今年の大学入試にも出題されました。 「国をあげてなんとかしなければ若者の未来はない」 という危機を、国民全体がひしと感じている証拠とも言えるものでしょう。

医療がどれだけすすんでも、格差社会がなくならない内は、良い医療は 一部の特権階級の人たちだけが受けれる恩恵でしかありません。

喘息はじめ慢性疾患、癌 その他多くのお金がかかる重い長い病気の人達が 安心して治療を受けれる未来はくるのでしょうか?










ステロイドの恩恵

2007-12-23 23:29:42 | 喘息
随分前ですが、ある喘息のサイトで若くて元気で、経口ステロイドからも離れ得た患者さんが突然なくなったとショックな報告がされていました。 
今回、風邪をこじらせて、ステロイドが増えてるマチは ふとそのことを思い出しています。

彼女のはっきりした死因は もうひとつ分からないようでしたが、 出した結論として、「風邪と食べすぎ」が原因だろうとその先生はコメントしていました。
前の日にたくさん食べて、風邪で具合悪いからと早く床に入って、二度と目覚めることはなく、生涯を終えることになってしまったようです。
 
これが本当なら なんのために頑張って 治療を受けてきたのか と言いたいです! とっても無念です!
「風邪と食べすぎ 」これはマチがしょっちゅう抱えてる悩みと言っても大袈裟じゃありません。 この報告をまともに受ければ、朝、無事目覚めれるか毎日が不安です。

長い入院生活と厳しい鍛錬で、ステロイドが切れたのですから、彼女は 喘息を治すことに とても一生懸命だったのだと思います。
治りたいと願えば願うほど、副作用の強いステロイドを切らないかぎりは、喘息を良くしたことにはならないと、医者も患者も思い込みます。

ステロイドが切れるという状態を目指すのは、スキーのジャンプ競技で言えばK点到達を目標にするものようなものかもしれません。

到達できた自信が、きっと体調がいつもと違っていたのにもかかわらず、楽観視させてしまったのかもしれません。 彼女が意識してたかどうかは分かりませんが・・・。
とにかくPFをきちっと計り、ステロイドを投与して眠れば、今も笑って暮らせているに違いありません。

マチも嫌いなステロイド。
でも、本当にステロイドを嫌っていいのでしょうか?
たくさんの喘息の患者さんが、ステロイドの恩恵で死の淵から甦えることができ、苦しまずに生活できて、今を元気に生きれてるのではないでしょうか?

風邪のときは、多分に PFがさがっているはずです。
ステロイドを恐れるより、風邪を早く治すことを優先順位の第一に持ってくるべきだと思います。
 喘息が良くなったというのは、ステロイドが切れたかどうかではなく、 自然に薬がいらなくなる身体になったかどうかでしょう。

無理することを努力と勘違いしたらいけないと思います。
自然に薬がいらなくなるまで、薬は減らさない方が賢明とも思います。

これから益々、風邪やインフルエンザが流行って、喘息者には 厳しい季節です。いつもより状態が良くないときは、治療の選択は最後は自分のからだに耳を傾け 選びたいものです。 自分の命はたったひとつですから。

※ ここで言うステロイドは、点滴で投与したり、飲み薬で使うステロイドのことをさします。
  吸入ステロイドではありません。



【23日 PF 朝390 夜300 体重56,5  体脂肪 27.6  プレドニン10ミリ】