木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

食生活を大切にしよう。

2023-02-04 | 一人になって

夫が居なくなってから、呆れるほど“食”をおざなりにしているのは、重々承知している。
そんな自分が情けなくて、情けなくて…。

そんな折、「料理を作らなくなったり、食をないがしろにすることは認知症への第1歩となりうる可能性大」という文言を目にした。

一人になって重要なのは、まず体と心の健康を大事にすること。
そう自分に言い聞かせてきたつもりだけど、考えてみれば何一つ動いては来なかった。食生活などその最たるもの。

ボケては大変だ。
すぐその気になる私。文言に脅かされて、今日は朝からしっかりと作り、そして食べた。

朝食
ベーコン、キュウリとタマネギのスライス、トマト、そしてとろけるチーズを乗せたトースト。
牛乳、ヨーグルト、オレンジ。
美味しかった!

昼食
夫の仏前から下げたご飯が溜まってしまったので雑炊を。
使わずに残っていた、頂き物の“鰻の炊き込みご飯”のお茶漬け用出汁を使い、豚肉を少しと、畑から抜いてきた長ネギと卵を入れた。
これは美味しかった!
+アイスクリーム。


夕食
カジキマグロのソテー、自家菜園のスティックブロッコリー、モズク酢、昆布佃煮・漬物・黒豆等。
どれも美味しかった!

3食しっかり食べて、これで認知症は遠退いたとばかりご機嫌な自分が笑える。
3日坊主に終わるかもしれないけれど、せいぜい頑張りましょう。
食生活を大切にしましょう。

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吟行&句会

2023-02-03 | つれづれに

昨日は、2年近く休んでいた月1回の吟行&俳句の集まりに参加した。

毎月送られてくる句会報に、励ましのメモを同封してくださった先生。
「そろそろいらっしゃいな」と声をかけてくれる仲間たち。
何より、
自分の病気のせいで私が楽しんでいるものを取り上げてしまうことを一番気にしていた夫に安心してもらうために。

朝8時半集合。
寒い寒い。
山がそのまま総合公園になっている定例の吟行場所は、厳しい冷え込みだけでなく風もやや強く吹いていて、心身共に俳句モードになるには厳し過ぎた。
手を擦り合わせ、目に涙をため、鼻をすすり、上半身を思い切りちじめ、「寒い、寒い」を連呼しながら歩くばかりだった。

それでも時間は進み、公民館に場所を移しての句会。
なぜかここの学習室がまた寒い。
今度は下半身に力を入れ、太ももをさすりながら、なんとか規定の5句を投句した。

最後に今月半ばからの文化祭の話あれこれ。
提出できる句が無いのでパスしたい旨を言うと、「今日つくった中にあるじゃないですか」と先生。
そして5句の中から、先生の添削も入っていない最初に出来た1句を選んで下さった。

これは嬉しかった。
俳句から完璧に離れていた2年近くのせいか、寒さのせいか、やる気がないからか、仲間と歩いていても、何も発見できないし感じられなかったから。

“おだて”に弱い私。
急激に周りの温度が3~4度は上がったように感じられて寒さが遠のき、大いに気を良くして帰宅したのだった。

 

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