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木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

吟行&句会

2023-02-03 | つれづれに

昨日は、2年近く休んでいた月1回の吟行&俳句の集まりに参加した。

毎月送られてくる句会報に、励ましのメモを同封してくださった先生。
「そろそろいらっしゃいな」と声をかけてくれる仲間たち。
何より、
自分の病気のせいで私が楽しんでいるものを取り上げてしまうことを一番気にしていた夫に安心してもらうために。

朝8時半集合。
寒い寒い。
山がそのまま総合公園になっている定例の吟行場所は、厳しい冷え込みだけでなく風もやや強く吹いていて、心身共に俳句モードになるには厳し過ぎた。
手を擦り合わせ、目に涙をため、鼻をすすり、上半身を思い切りちじめ、「寒い、寒い」を連呼しながら歩くばかりだった。

それでも時間は進み、公民館に場所を移しての句会。
なぜかここの学習室がまた寒い。
今度は下半身に力を入れ、太ももをさすりながら、なんとか規定の5句を投句した。

最後に今月半ばからの文化祭の話あれこれ。
提出できる句が無いのでパスしたい旨を言うと、「今日つくった中にあるじゃないですか」と先生。
そして5句の中から、先生の添削も入っていない最初に出来た1句を選んで下さった。

これは嬉しかった。
俳句から完璧に離れていた2年近くのせいか、寒さのせいか、やる気がないからか、仲間と歩いていても、何も発見できないし感じられなかったから。

“おだて”に弱い私。
急激に周りの温度が3~4度は上がったように感じられて寒さが遠のき、大いに気を良くして帰宅したのだった。

 


濃霧の朝も、だんだん晴れて…

2022-12-14 | つれづれに

 

昨日は音訳ボランティアKの会の定例会&忘年会で、朝11時に神社の前でUさんと待ち合わせ、彼女の車で忘年会場まで行った。

17年前に入会したその時から、ペーパードライバーの私にUさんが支援の手を差しのべてくれ、定例会や施設慰問などKの会関連で出かける時はいつもUさんの車に同乗してきた。

5月からボラ活動をほぼ休止していたため、実に7ヵ月ぶりに同乗させてもらったUさんの車。

「本当に久しぶりね、良かった、また一緒に乗れて」とUさんがしみじみと言った。

「こうして二人で乗ると、元の生活に少しだけ戻れるような気がする」と私。

 

 

Kの会会員17年のうち、副会長時代2年も含めると実に15年というもの、グループの先頭に立ってきたから暮らしの中でのボラ活動が占める割合は大きかった。
夫は自分のために私からボラ活動を取り上げてしまうことを気にして、大丈夫だからと送り出してくれていた。そんな夫の気遣いに応えたくて、私も在宅でできることは続け、外に出なくてはならない職務は副会長に任せ、来年3月までの任期を全うすべくやりくりしてきたこの7ヵ月だった。

 

 

夫がいなくなって4ヶ月近くになる。

表面的には普通にしているつもりだが、世間から隔離されているような心細さは否めない。オブラートに包まれて生きているような感覚から抜けきれないでいる。気力も萎え、次なる人にバトンタッチしたら退会もと考えもした。

だが、Uさんと一緒に帰路についた時、元の日常に戻してくれるのは、やはり音訳ボランティアKの会の活動であり仲間達だとあらためて気づかされた。いつまでできるか分からないけれど頑張ろうと思った。

 


NHK FM 81.6

2022-11-03 | つれづれに

ここ数日、小春日和などというのどかなものではなく、少し動いただけで汗が噴き出てくるなかなかにヘビーな暖かさが続いた。

庭の椅子周りにはマルカメムシや何種類かの蜂が飛び交い、犬の散歩の女性はTシャツ1枚。
部屋に入り込む日差しもかなり強かった。



ここのところずっと、音楽を聴く気もないし本を読む気もなくて、ただただ怠惰に過ごしてきたが、4~5日前からラジオを聴きだした。
何年も前に購入した超安価だったラジカセ、カセットはもう壊れて聞けない。
チューニングもなかなか合わず、雑音交じり。
それでもいいから音と声が欲しかったのだ。
娘にその話をすると、NHKFM81.6になんとか合わせてみて…という。

指先で回すタイプのチューニングダイヤルは、太い指ではとにかく回しにくかったが、根気強く微調整を続けた。その甲斐あってチューニングシグナルの赤い点滅がピタッと止まって、クリアな音楽が流れてきた時は嬉しかった。
とても嬉しかった。
それが一昨日のこと。

今朝のスイッチON時は、“ちょっと切なくなる懐かしのポップス”で、よしだたくろう、井上陽水、忌野清志郎、浜田省吾の歌が流れた。

ホント、ちょっと切なくなった。
よしだたくろう、忌野清志郎は特に好きだったし今も好き、そして忌野清志郎はもういない。
洗濯物を干して2階から降りてくると、映画音楽に変わっていた。
風と共に去りぬ“タラのテーマ”、ドクトル・ジバゴ“ララのテーマ”、そしてバラライカ……。
このコーナーはリスナーのリクエストによるものらしい。

夫がいなくなってからずっと周りと自分との間にバリアーを感じてきたが、そうしてきたのは、オブラートか何かで自分を包みこんできた自分自身だったのかもしれない。
NHKFMの、騒がしさの一切ない、静謐ともいえる語り口と音楽に私、何かを取り戻したような気がする。


大賑わいのなかの静かな旅立ち。

2022-10-21 | つれづれに

「ねぇ、今夜は何食べたい?」

「ねぇねぇ、〇〇ちゃんがおじちゃんにって、ミカンを持ってきてくれたわよ!」

「いよいよ秋本番、神社の大ケヤキがちょっと赤くなってきたね」

「おはよう、今日も頑張ろう」から「おやすみ、また明日ね」まで、1日にいったい何回話かけているだろう。

声に出さない問いかけを入れたら、何回も何十回も何百回も話しかけているのに、夫からの返事は1度だってない。

8月22日、退院したその夜、夫は旅立った。

息子たちや孫たちとの夕食時、器の音や孫娘たちのかわいらしい笑い声、そして1日中忙しく立ち働いていた私がようやく食卓につき、カレーライスを口にした大賑わいの中で、静かに……。

そして2ヵ月。

最後に聴いた夫の声「ただいま!」を糧に、やらねばならないことをするだけのことに身体を動かしている。

 


ただいま“オシロイバナ”が満開!

2022-07-14 | つれづれに

今後の計画のなかに、「家庭菜園の半分をお花畑にする」というのがある。
野菜育てもだんだん大変になってきたことだし、50坪弱の半分は今のまま野菜を育て、道路側を、通る人が立ち止まってくれるような春夏秋冬の花でいっぱいにしたいなと思って。

今は夫の育てる野菜が幅を利かせているから、道路側だけで花を楽しむしかなく、見た目は昨年の今頃とほぼ変わらない。

とりあえず道路側にリュウノヒゲを植え、その隣には昨夏のこぼれ種から育ったオシロイバナがずらりと並んでいる。
オシロイバナが終わったあとは、間に育つキクが咲く予定。
コンパニオンプランツを兼ねて、畑のあちらこちらにマリーゴールドを植えているが、これもまた数は多くなったけれど、昨年と同じ。

さて、さて、秋冬の花、何がいいんだろう?
などと暑さの中で思いを巡らすこともあるが、ぜんぜん考えは浮かばない。

考えてみれば、い~や、考えなくたって、汗が目に入らないようにおでこに巻くバンダナを1日に2枚3枚と取り替えながら、草取りに追われる日々に、秋冬の花を考えようとするほうが愚かというものか。

夕方になると、昼間は萎みかげんの花がきれいに開き、爽やかな香りを放つオシロイバナ。
満開の今は、その香りや花姿を、存分に楽しむのが得策かもしれない。
次のことは置いておいて、花畑計画は、慌てずに、急がずに、ゆっくりと練っていくとしよう。