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読みすぎ

読み返すことのないようなメモ

書籍「リーダーは半歩前を歩け」

2009年12月31日 13時18分43秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★★
新たな発想:人は支配されたがっている。スケープゴートを求めている。
役立ち度 :★★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:情報化が進んで「個人」が成熟してくると、アイデンティティが多元化し、共同幻想を抱きにくくなる。そのため、組織、国家への帰属意識がなくなる。したがって、1つの目標に対してすべての人を動員するリーダーシップは意味がない。

1. 半歩前を歩く理由
• 個人の自律を望んだ時代から指示を求める時代へ
• 背景にはスケープゴートを見つけたいとの気持ちがある
• チームメンバーと近い存在でないと指示が届かない
• 指示とは、それをやることの意義(ビジョン)を示すこと
2. リーダーの7つの資質
• 先見力
• 目標設定力
• 動員力
• マネジメント力
• 判断力
• 決断力
• コミュニケーション力
3. プラス
• 言葉の力
• 責任力
4. ハードとソフト
• ハード  恐怖、威圧、利害関心
• ソフト  共感、引き寄せ
• 二つの組み合わせがスマートパワー

今年読んだ、そのほかの文庫本

2009年12月31日 12時43分50秒 | H21 書籍
伊坂幸太郎
・フィッシュストーリー
 短編がいくつか入っていて、そこに出てくるキャラクターがラッシュライフにもでてきます。ある意味、村上春樹の羊を探すキャラクターに似ています
・ラッシュライフ
 複数の物語が並行して進み、それぞれのキャラが仙台駅に最後は集まり物語が1つにまとまるといった面白い内容です。フィッシュストーリーにでてくるキャラクターそのものと、その子供などがでてきて奥が深いです。
重松清
・小学五年生
 自分の小学五年生時代の悩み、葛藤がよみがえってくる物語です。転校といった子供には酷な状況もしっかりと描かれています。
・みんなのなやみ
 子供の悩みに対して、子供の視点、親の視点から回答するもの、、、実話に対して、重松さんの経験から回答しており非常にためになります。
・くちぶえ番長
 70年代の歌と子供の物語。世代を共にする年代にはこたえられない思い出がよみがえります。
林真理子
・嫉妬
 エッセイ第4弾。女性の嫉妬心が強気、弱気で書かれており、自分の身の回りの人を思い浮かべながら読むと楽しいです。
・約束
 嫉妬が面白くて第5弾を買ったのですが、ちょっと昔話っぽいやつがあり面白みに欠けました。テーマによって身近なものと、遠いものに分かれますね。
津原泰水
・ブラバン
 たまたま新刊のところで見つけた作品。先輩、同僚との思い出の物語。イントロでの事故死はちょっと推理小説っぽくてひいてしまったけど、高校時代の懐かしい思い出がよみがえってくる作品。
宮本輝
・森の中の海
 上巻は早く謎をときたくて読み進んだけど、下巻は森の家に住み着いた神戸震災のみなし子たちが家をでていくごとにつまらなくなってきました。読破できず。でも神秘的なものがたりと、森の中のシーンを丁寧に描写した文章は宮本さんの素晴らしい力だと驚嘆しました。
東野圭吾
・パラレルワールドラブストーリー
 手紙以来の東野作品の読破。基本的に推理小説は嫌いなので、東野作品には手がでないのですが、ラブストーリーのタイトルにひかれてチャレンジしました。ガリレオ並みのトリックで繰り広げられる、現実と空想のパラレルの世界にすっかりだまされてしまいました。読み終えたときの驚きは爽快でした。
川上弘美
・真鶴
 展開の遅さにおもわず挫折。読破できず。

卒業

2009年03月02日 23時39分14秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★★
新たな発想:
役立ち度 :★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:

まさに重松Worldです。

さいしょの、「まゆみのマーチ」は流星ワゴンの女の子版らしい。
でも泣けたのは「追伸」。。

母を亡くした子供が、母がのこした日記を父親が再婚するときに読まされ、母の愛に気づく、、、、、それがあってか、あたらしい母親を「お母さん」とは呼べず、それが新しい母との確執を生むが、

新しい母は、ずっとその子を思い続け、父がなくなったときに、そっと日記をわたし、別れを告げる。。。。

うーん、複雑で説明しにくいけど、子供と継母の心模様がちょっとなける

書籍「変革を定着させる行動原理のマネジメント」

2009年01月28日 22時34分20秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★★
新たな発想:組織の慣性
役立ち度 :★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:変革を定着させるには刺激(承認・無視)の与え方と慣性を意識したマネジメントが必要


1.職場での変革がなぜ進まないか?・・・問題とその論点
問題1:新しいシステムが定着しない⇒システムにメリットが感じられない
問題2:指示すると一時的に変化するが、長続きしない⇒やりたい、、、ではなく、しないといけないから(腹におちていない)
問題3:いくつもの計画が打ちだされるものの頓挫する⇒何をもってゴールか不明
問題4:いったんは盛り上がるが、すぐ元に戻る⇒組織の慣性がじゃまをする
問題5:変革が社内に広がらない⇒組織の慣性がじゃまをする
問題6:変革の芽がつまれる⇒経営が現場を理解していない
問題7:業績改善が持続しない⇒自走できるところまで至っていない

2.根本原因への処方箋
①行動を継続して起こさせる「刺激の与え方」がわかっていない
②人にも組織にも「慣性」が働いていることを軽視している

3.刺激の与え方
①人はきっかけではなく、結果で動く
 ○結果を承認することでの行動強化⇒やりたくてやる
 △結果を脅迫で迫ることでの行動強化⇒しかたなしにやる
 ×結果で処罰することでの行動弱化
 ×結果を無視することでの行動弱化
以上を組み合わせてうまく刺激を与える。。。。たとえば、ネガティブ行動は無視、積極行動は承認。。。ネガティブはあえて、「それをポジティブにいうと?」と問う

②PIC/NIC分析
 ・Positive/Negative
 ・Immediate/Future
 ・Certain/Unsertain
で分析。N系(Negative系)は行動変革ができない。

③持続のためのアクション
 ・成果と行動の特定・・・成果は最終成果のみならず中間成果も特定
 ・測定・・・・・・・・・カウントできるようにする
 ・フィードバック・・・・わかりやすく、ゴールと直結したFBを即座に行う
 ・承認・・・・・・・・・承認を流通させる
 ・飽き防止

4.慣性をマネジメントする
・人の慣性、職場の慣性、会社の慣性
・組織の慣性は人がつくる

①人の慣性をマネジメントする
・新しいレパートリーを増やすという考え方

②組織の慣性をマネジメントする
・コモンクエスチョン・・・そもそもおれたちは何をすべきか?

③会社の慣性をマネジメントする
・問いを共有する・・・コモンクエスチョン

5.自走する組織をつくる
①ゲーム感覚でたのしくやる
②変革自体を業務とする
③小さな成功体験を短期間にだす

書籍「やる気のスイッチ」

2009年01月17日 23時21分12秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★★
新たな発想:妄想日記
役立ち度 :★★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:人は勝手に現実を自分で作り出してしまっている。そこから抜け出すためにはやる気のスイッチを入れること

①心のスクリーン
・心に描いたものがそのまま実現する。。。。
・したがって、「転ばないで」と子供に祈るのではなく、「ちゃんと歩いて!」と

②合意上の現実
・人はコンセンサスリアリティ(合意上の現実)のもとに行動してしまう。
・そのため見えるべきものが見えなくなってしまう。自分の中の取り決めを破るべき

③心のチャンネル
・へこんだときには、「なーんちゃって」といっておどける

④スリープ状態
・のどが渇くときい水を補給するように、仕事が過密なときには自分へのご褒美として潤える予定を一ついれる

⑤記憶の編集
・人はいつも「昨日の自分」をもとに判断してしまう。特に、大人になると
・「昨日の自分」の悪い面に縛られず、明日を考えるには、その記憶をよかったことに書き換えてしまうといい

⑥妄想日記
・明日の自分をよりよいものにするには、妄想日記により、いいイメージをつくりだすことが重要。妄想の未来を描いてみよう

⑦無意識の検索
・時々、あっ、、、と思うことがあるはず。カギを忘れたとか、忘れた人の名前を急に思い出すとか、、、
・これは無意識が働いて情報を検索しているため。ひらめきというのもこれ。
・困ったときには、無意識のポケットにそっと聞いてみよう

⑧ホメオスタシス
・人は自分を傷つけたくないので、つねに今の状態を保とうとして行動する。これがホメオスタシスの仕業
・山に上がる時も徐々に酸素の薄い場所になれてから(恒常性を保つ)次にすすむように、一歩づつ、高いレベルでなれてから次に進むことが重要

⑨セルフイメージ
・自分はこういうタイプ。。。というセルフイメージを持ってしまうと、それが本当の自分になってしまう。居心地がいいからだ
・憧れている人、生活をイメージすると、最初は居心地が悪いが、自然とそれになれてくる。こうしたセルフイメージを高く持つことが重要
・簡単なアクションとしては、「めざしている集団のなかに飛び込むこと」

⑩おまじないのことば
・「すべてはうまくいっている」・・・とつぶやく。自分の外側に主導権をにぎられないように、おまじないによりセルフイメージを変える

⑪欲求の段階(マズロー)
・生理的欲求
・安全に対する欲求
・愛情の欲求
・尊重の欲求
・自己実現の欲求
・・・・・仕事に対する理由を尋ねられて、どのレベルに自分がいるか?それによ成熟度が評価できる

⑫出かけるのが面倒なとき
・やるきが起きないときには、自分を甘やかしながら、やさしく誘導する
・○○ができたら××を食べよう。。。。てなかんじ

⑬メンタルブロック
・当たり前・・というメンタルブロックが本質を見えなくしている。
・自分自身が当たり前と思った時には疑ってみよう

⑭本当にやりたいこと
・やりたいことを見つけようとしても見つからない。そんなときは、まず「役に立てること」を探す。
・その中で必ず「やってて楽しいこと」が見つかる。

⑮うまく生き続けるということ
・うまくいきつづけると既成概念ができてしまう。したがって、うまくいっているときこそ、違う作成をとるべき

書籍「脳からストレスを消す技術」

2009年01月12日 20時58分42秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★★
新たな発想:セロトニン、感動の涙
役立ち度 :★★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:リズム運動と涙のスイッチづくり

1.ストレスへの対処方法
・ストレスに勝とうと思ってはいけない。受け流す体質をつくるべし。
・そのためには、「セロトニン神経」を活性化させる。

2.ストレスの種類
①痛みによる苦
②快が満たされない苦・・・・依存症(いままで得られていた快が得られない苦)・・・ドーパミンの影響
③他者に認められない苦・・・逆恨み・・・セロトニンの影響(共感脳)

3.ストレスへの対処訓練
①セロトニン神経を活性化
・一定のリズム運動を行うと活性化する⇒前頭前野の血流が良くなる
・太陽の光のもとで生活のリズムをつくる
・ヨガ、マラソン、サイクリング、水泳、エアロビ、スクワット
・呼吸法、座禅、瞑想

②涙をながす
・脳のストレス状態を洗い流す
・感情の涙は緊張している交感神経をほぐす
・交感神経から副交感神経へスイッチングする
・涙のスイッチをつくる
・他人のために何かをする

書籍「IQ200になる習慣」

2009年01月06日 23時25分58秒 | H21 書籍
読み易さ :★★★★
新たな発想:エフィカシーとコンフォートゾーン
役立ち度 :★★★★
異論度  :なし
有効なフレーズ:・売れている本を読みまくる。そして、書かれている主張に対して、自分なりに判断を下していく。反論をしてみる。

1.IQとは
・抽象思考ができる能力を数値化したもの
・抽象思考とは、複数のものをひとつのカテゴリにまとめた対象を操作する行為
・IQを高めるには、抽象度を上げて物事を考える習慣をつける
・テレビのテロップはIQをさげてしまう

2.IQを上げる訓練
・身近なものをいつでもひとつ、さらにひとつ上の概念でイメージする
・常に疑問をもつ習慣をつける。そして、答えを調べさせ、自分で考えさせる
・日常の会話で常に疑問を投げかける
・体を動かすことでドーパミンを出す訓練をする

3.エフィカシーとコンフォートゾーン
・エフィカシー:自分の能力の自己評価。その、エフィカシーが自分のパフォーマンスに影響を与えている。つまり、セルフトークが働き、その人のパフォーマンスがエフィカシーレベルに依存してします。
・コンフォートゾーン:心地よい空間。コンフォートゾーンにいるときは高いパフォーマンスを出す。
・タイガーウッズの伝説・・・2005年の世界ゴフル選手権の18番ホールで、相手が入れれば負け、はずすとプレーオフといった状況で、ウッズは『自分が最高である』というエフィカシーで、『相手がパッティングをいれることで、初めて奴と戦える』という高い、エフィカシーを維持。相手を応援した。
・自分にとって高いステージ(エフィカシー)を設定することで、セルフトークにより予想外の良い結果が得られる。そして、それが近フォートゾーンとなる。

4.IQを上げる読書法
・読書で基礎体力をつける。
・読書は知らないことを知るためのものではない。いらないことを見えるようにすること。
・売れている本を読みまくる。そして、書かれている主張に対して、自分なりに判断を下していく。反論をしてみる。

5.IQを上げる習慣
・並列思考を養う
・並列思考を養うには、ものごとのいろいろな可能性を常に考える。
・こどもが質問してきたら「どれくらい?」とこたえる

6.人間が学ぶのは人生を豊かにするためである。