読みすぎ

読み返すことのないようなメモ

書籍「思考力を鍛える30の習慣」

2011年03月12日 23時12分28秒 | H23 書籍
1.思考の種類
・集中的思考
・拡散的思考(ブレーンストーミング)
2.思考の壁
・仮説をたてることが思考を制限してしまう(正当化してしまう)
・思い込み(ノーザンパイク症)
3.思考の壁を壊す(アイデアをだす)
・反対のことを考える
・常識を疑う
・疑問を持つ。問う
・組み合わせてみる
・立場を変えて(視点を変えて)考える。。6つの帽子
・もし〇〇だったらどうなるか
・ランダムな名詞をあげて結び付けてみる
4.アイデアを評価する・・・FAN
・実行可能か(Feasible)
・魅力的か(Attractive)
・斬新か(Novel)
5.感情知能を伸ばす
・感情を管理する(認知、利用、理解、管理)
・他人の感情を察知する
6.議論に勝つ
・冷静になる・質問する・裏付けの事実を使う・論理的に・高次の価値観に訴える・喩える・素直に認める・両者がうなづける道を探る
<えげつないわざ>
・それとこれとは別・循環になってませんか・むきにならないでください・特例ですね・・
・故意に怒らせる・話をそらす・相手の言い分を誇張する・あざける・断固否定する
7.熟慮する時間をとる
8.ポジティブに考える
9.目標を書いて実現する
・仕事・人間関係・健康・富・自分の成長・社会生活
10.行動を起こす
11.認知バイアス
・バンドワゴン効果・
12.脳を強化する
・知らないことを勉強する・瞑想する・じっと観察する・想像する





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2011年01月05日 19時33分29秒 | H23 書籍
「交渉力」を強くする 上手な交渉のための16の原則

1.交渉が失敗する理由
①お人よし
②本音を言ってしまう
③かたくなな姿勢
④感情的
⑤安易な妥協案に飛びつく
⑥相手の話を聞かない
⑦相手の視点で考えられない
⑧期待値を上げてしまう
⑨ハッタリすぎ
⑩説得力がない

2.上手な交渉のポイント
①欲しがらないふりをする
②限界値は隠す
③チキンレースを耐える
④証明力の強い根拠を主張する
⑤相手の話をよく聞いて弱い部分を突っ込む
⑥期待値を下げておく
⑦相手の話をよく聞いて限界値を探る
⑧ハッタリするも相手の報復は視野にいれろ
⑨期限を見つけて相手を焦らせる
⑩相手の話をよく聞いて真の要求を探る
⑪成果を欲張らず小刻みにとる
⑫大胆な第三案をさがせ
⑬発想を狭めるな
⑭メールでの交渉は避けよ

書籍「ビジネスで一番大切なこと」

2010年11月01日 21時08分30秒 | H22 書籍
ハーバード大学ビジネススクール教授ヤンミ・ムン氏の著作

『あなたにとって珍しいってどんなこと?』

1.私たちが陥っている競争の正体
①どれもが類似化してしまう
・競業他社との比較をしたさい、自社の劣っている部分を強化するアクションは当然の成り行きだが、その結果、素人が見ると全く同じ製品・商品に見えてしまう。
②良くしようという努力が感覚を麻痺させる
・付加型のアクション:改善にあたり機能をどんどん追加する→コモディティ化し高コストへ
・増殖型のアクション:選択肢(ラインナップ)を増やす→選択肢が多すぎて売れ残りへ

2.競争の群れからぬけだすには・・・アイデアブランドへ
①リバースブランド
・ヤフーのごちゃごちゃの反対にグーグルのシンプルなトップページ
・ジェットブルーは無駄なサービスを省き、その代わりにシートを皮ばりに
・IKEAは自分でつくらせる
・In・N・Outは商品は少なくサイドオーダーもないが、新鮮な肉で提供
②ブレイクアウェーブランド・・・カテゴリから少しはずれたブランド
・ロボットではなくペットのAIBO(反応が悪くもむしろかわいい)
・おむつではなくパンツのプルアップ
・サーカスではなくミュージカルのシルクドソレイユ
・腕時計ではなくファッションアクセサリーのスウォッチ
③ホスタイルブランド・・・むしろ嫌われる方向を強調
・小さいって、あなたが思うよりもっと小さいミニクーパー
・おまえに食わせるスープはない。スープナチ

3.ひと目で違いをだせるか
①人は過度の学習をすると意識を傾けなくなる「マインドレスネス」。そこを意識したのがアイデアブランド
②他社を学ぶと自然と意識して同質化してしまう。人間らしく自らの想像力でアイデアブランドをつくるべし
③「あなたにとって珍しいとは?」これがキーワード








書籍「残念な人の思考法」

2010年06月12日 21時53分46秒 | H22 書籍

なぜ残念か

①前提条件を置かずに結論を出す→ぶれる→残念
②企業価値を実践しない→高業績でも不要→残念
③こなす仕事ばかり→作り出す仕事が求められる→残念
④暗黙知をチェックリスト化しない→仕事にもれ→残念
⑤市場を立体的にとらえない→打ち手が不適格→残念
⑥目先に集中しムラがある→打率が悪い→残念
⑦リスト化して対応しスクリーニングしない→ターゲットがしぼれない→残念
⑧PREP法をしない→話が見えない→残念
P(Point:結論)→R(Reason:理由)→E(Example:事例)→P(Point:結論)
⑨途中経過を報告しない→他人から仕事が見えない→残念
⑩相手の立場にたって考えない→受け入れられない→残念
⑪具体的な事例が示せない→真剣に取り組んだ仕事がない→残念
⑫やりたいことがわからない→やりたくないことを識別していない→残念
⑬SMARTでない→行動があいまいで評価されない→残念
S(Specific:具体的)、M(Measurable:測定可能)、A(Agreed:納得している)、R(Realistic:実現可能)、T(Timely:期限がある)
⑭仕事に満足をかんじない→動機づけ要因(心理的な成長)がみたされていない→残念
⑮上限を自分で決めてしまう→成長しない→残念

書籍「「分かりやすい教え方」の技術」

2010年05月05日 20時37分40秒 | H22 書籍

キラーメッセージ
・賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
・Studyは一時的に学ぶ、Learnは一生ものとして身に着けること
・Getは変化・移行のニュアンスを意味するものという大きなルールを示すこと

1.なぜ分かりにくくなるか
①情熱がない
②力みすぎる
③押し付ける
④ほめない
⑤一方的である(双方向でない)
⑥詰め込みすぎる

2.教える心構え
①先生役を引き受け教える中で学ぶ。その際、生徒への期待値は下げ、長所を3つ挙げる
②生徒をお客様と思い達成を喜びとせよ。指摘する時は人格を否定せず改善点を挙げよ
③生徒の文化を受け入れ自分の常識(説明不能な善)を振りかざすな。アメを認識せよ
④生徒を可能性のタネと思え。その意見をまずは尊重せよ
⑤生徒を楽しませ、聴く耳のスイッチ、自主性のスイッチを押せ

3.分かりやすく教える技術
①生徒のレベル・タイプを捉え、その反応を確かめながら教えよ
②理解の目標を提示しつつ、背景に潜む「大きなルール」を教えよ
③成長曲線を示しスランプを認識させることで飛躍させよ
④できる部分目標まで分解し、コツを体験させよ。全体感の確認は忘れるな
⑤消化可能な適量とし、もう少し食べたい状態で止めよ。また、重要項目はメリハリを
⑥小さなことでも褒めて伸ばす。注意するときは改善点を示せ
⑦反復と映像化で刻み込む。反復の臨界点を認識させよ
⑧与えるのではなく引き出せ。気づきを与えることが重要


書籍「最高のコーチング」

2010年05月02日 23時02分37秒 | H22 書籍
元早稲田ラグビー部監督清宮さんの経験に基づくコーチング哲学

1.共創を求めるリーダではなく、組織やグループを引っ張るリーダが必要

2.リーダに必要なことは、あたりまえのこと(セオリー)を言い続けること
 ①抽象的だった掟をセオリーとして言い続ける
 ②セオリーを確立してから個を見る。。。。個性が先に来ると全体がぶれる
  -強い個は自律的な行動に任せる
 ③あたりまえのことを馬鹿になってやる

3.「なぜ」をチームに伝えるべき
 ①なぜ練習するのか=この仕事をするのか
 ②なぜこの動きをするのか=この役割をになうのか
 ③なぜこの選手をつかうのか=なぜこの人をアサインするのか

4.「場」を与えることの重要性を認識すべき
 ①日の目を見る場
 ②意気投合する場
 ③自由な意見を交わす場

5.強みは何か、弱みは何かについてアンケートをとる(文章として書かせる)

6.コンバート(Primary Skillの変更)の重要性
 ①新しい自分の可能性をみつける
 ②コンバートに失敗しても、トータルではプラスになる
 ③また、組織全体でみて組織が強化される

7.選手を使う説明責任を担う(アサインメントの説明責任)

8.あがきが重要。。。。。自分のほうが奴よりも優れているとあがく

9.Victory Chainのうち、MgmtがもつものとPLがもつものを分ける

10.間違えは素直に認める

書籍「20歳のときに知っておきたかったこと」

2010年04月30日 23時47分31秒 | H22 書籍
原作『What I wish I knew when I was 20』

スタンフォード大学の集中講義の内容を収録したもの。息子が二十歳を迎えるに当たり、教えておきたい事項をメモにまとめていたものを書籍にしたそうです。光り輝くチャンスを逃すな!です。

①ルールは破られるためにある(既成概念にとらわれるな)
・自分に対する期待に裏切ってみよう。それがルールを破る方法の一つである。
・決まりきったステップと違い一歩を踏み出せ。

②自分で自分に許可を与えよう(自分の殻に閉じこもるな)
・自分が得意なのはこれだ!と決めつけている人と、得意なことを増やそうとする人で伸びは全く異なる。

③問題解決の方法は常に存在する
・往々にして問題を狭くとらえすぎて失敗する。広い観点から見てみよう。(2時間で5ドルをいかに増やせるか、、、という演習)
・交渉を成功させるためには、全員の利害を探り出すことが必要である
・資源が限られた環境では、自分だけではなくほかの人たちもうまくいくことを目指したほうが生産的である

④早く、何度も失敗せよ(失敗から学ぶことがおおい)
・失敗のレジメをかけ
・失敗こそ強みの源泉である
・成功だけを報いると、リスクを取ろうとしなくなる。。。。。。組織論

⑤機が熟すことなどない
・自分からチャンスを求めろ
・自分のリスクプロファイルをつくってみよう
・共に働く人の質が最適になるようキャリアを考えなさい
・利益にとらわれず経験を積み、知識が広がれば広がるほど引出は増える
・面接官とのやりとりから学びなさい
・3つの課題に注力しなさい(手をひろげるな)
・サンキューカードを送りなさい
・光り輝くチャンスを逃すな

⑥新しい目で世界を見つめてみよう
・世の中のギャップを見つけ、それを埋めることが重要である。(身近な問題にチャンス有)
・問題を見つけ、その解決での常識を洗い出し、それを覆せ。。。シルクドソレイユの例
・どこかに改良点はないか、常に意識を持て
・自分に対しては真面目すぎず、他人に対して厳しすぎないこと
・他人に厳しくするとどこかで戻ってくる(世間は狭い)

書籍「「読む」技術」

2010年04月19日 11時10分42秒 | H22 書籍
読書ストラテジー

1.速読
①話題ストラテジー
・読み手はスキーマを呼び出し、そのスキーマで文書が理解できたとき「わかった」と思う。わからなかった場合は別のスキーマを呼び出す
・まずは冒頭の文に目を止め、話題がどのように展開されていくか想像することで速読が可能
②取捨選択ストラテジー
・漢字を重要情報と認識
・段落の冒頭の文で大意を理解
・接続詞で文章の展開を読む
・「~なのだ」という断定を作者の意図と読む
2.味読
①視覚化ストラテジー
・文章から視覚的なものをイメージする
・視座・注視点
・視野・視線
・一人称・三人称
②予測ストラテジー
・進める予測・・・・それで、それから、そうしたら、そのあとは
・深める予測・・・・誰が、何を、どうやって、どうして
・先のストーリーを予測してその違いを味わう
③文脈ストラテジー
・文章を理解するうえでの読み手と書き手の共有知識=コンテクスト=文脈
・違和感がでたらつじつまを合わせるようにする
・指示語を手掛かりにして読む
・全体の一貫性から読む
3.精読
①行間ストラテジー
・書かれたことをヒントに創造する
・展開に飛躍がある場合は補う
・わかりにくいときは、筆者の背後を想像する
・登場人物に感情移入する
・事実を伝える目的の文章はあえて書き手の描写を無視する
②解釈ストラテジー
・含蓄のある文章に筆者の知識、経験を読む
・暗黙の前提を疑う
・抽象的な言葉は具体的に置き換えてみる
・多様な解釈をしてみる
③記憶ストラテジー
・繰り返して読み、文章の構造を理解する
・音読によって文字と意味のつながりを理解する
・原文を自分の言葉に置き換えてみる
・要約しアウトラインを覚える
・能動的に文章を読む

書籍「日本で最も人材を育成する会社のテキスト」

2010年03月07日 21時19分36秒 | H22 書籍
1.人材育成の考え方
・OJTは、受ける側と受ける状況により機能しない場合が多い。
・今後の人材育成は、経験をデザインする方向に行く。

2.人材育成の目的
・グローバル化において代替え可能な人材にならないようにすること
・価値観=企業理念を浸透させること・・・・価値観がないと判断ができない

3.誰を育てるか
・組織には積極的学習者が10%、消極的学習者が60%、学習拒否者が30%。10%はOJTでも成長する。したがって、消極的学習者の能力を上げることが重要
・ポテンシャルのあるい人を育てる
 -素直、好奇心旺盛、忍耐力、準備を怠らない、几帳面、気配り、夢と高い目標
・In Visible Mentorを育成する

4.いつ育てるか
・必要なスキルは①技術スキル、②対人スキル、③概念化スキルで、すべての年齢層において必要なのが②。年齢を重ねるごとに③が大きくなるが、Executiveにも①は多少はあり。
・イベントベースの教育的瞬間が重要
 -入社3年目まで
 -新規プロジェクトの立ち上げ時
 -出世や異動時
 -仕事に行き詰っている時
 -人とのいざこざがあった時
 -退職の前後

5.どうやって育てるか
・規律と動機づけに配慮し、尖鋭部隊に対して提供する

 規律・高
   奴隷集団       |   尖鋭部隊
              |
 ---------------------------
   なまけもの      |   仲良しサークル
              |
 規律・低
  動機・低                  動機・高

・あるべき人材像を示す
・かちぐせをつける・・・・バックワード・チェイニング
・アフォーダンスを利用した教育・・・・アフォーダンス:自然となすべきことを誘っている状態

6.誰が育てるのか
・教えることは学ぶこと・・・・徒弟制

7.教育効果の測定
①リアクション:プログラムに満足したか
②ラーニング:目的の能力を身につけたか
③ビヘイビア:職場で活用しているか
④リザルト:活用した結果がでたか
⑤ROI
⑥インタンジブル:他の社員への影響
⑦ダイアローグ:プログラム後、どれくらい対話が増えたか


0.リファレンス
・「パフォーマンス・コンサルティング」2007
・「CEOを育てる」2009ダイヤモンド社
・「幸福論」アラン
・「マネージャのキャリアと学習」2006白桃書房・・・修羅場の経験

書籍「しずく」

2010年02月14日 23時46分31秒 | H22 書籍
初の西加奈子さん作品。。。伊坂ファンおすすめの作家ということで興味深く読みました。

友だち、家族、恋人、動物、親子をテーマにしたエッセイが6つおさめられていました。
主人公の心の動きがはらはらするシーン、共感するシーンがあり、重松清さんをほうふつさせるものがありました。重松ファンにはおすすめかもしれません。

私が好きな作品は「影」です。
自分の影、人の影、思い出の人の影、、、影の濃さなど気にしてみたことはなかったけど、たしかにそれぞれの影があるような気もしてきました。

書籍「論点思考」

2010年02月14日 23時14分08秒 | H22 書籍
学生と違い、ビジネスでは必ずしも正しい問題が設定されているとは限らない。したがって、正しい問題設定(論点設定)を行わないと、成果を上げることはできない。

悪い例)
・成長戦略を求められたとき、どのような新製品を開発したらよいか?と論点設定した場合
⇒その市場が成熟したものであったら開発費が無駄になる
⇒同業他社を見た場合に成長している事例はないか。あるいは、アナロジーで考えた場合、他業界での成功している事例はどうしているのか分析しているか
⇒正しい論点設定方法としては、顧客ニーズをしっかりと汲み取った上で設定すべき

悪い例)
・グローバルの勝ち組として良い提携先はどこか
⇒勝ち組と提携しても優位な提携はできない。飲み込まれる
⇒自分が勝ち組になるためにはと論点を設定すべき

①まず、与えられた問題を疑え
・論点設定として正しいかどうか、上位概念でとらえた場合、他に論点はあるはず

②論点を設定せずに問題を解いてはならない。。。。論点設定のステップ
 1論点候補を拾い出す・・・・論点と現象は見極める。。経営不振のレストランは味がまずい、、、が論点ではない。価格の割には味がまずいのでリピート客が少ないことが論点
 2論点を絞り込む(あたりをつける)
 3論点を確定する
 4全体像で確認する

③それが本当に論点か?なぜを5回繰り返す

④白黒つきそうな論点から手を付ける。解けない問題は扱わない。依頼者の関心の低いところから攻める

⑤プロービング(質問)することであたりをつける、あるいは真意を問う

⑥引出しを参照する
 1 アナロジー(他社事例)
 2 顧客視点でみる
 3 鳥の眼、虫の眼でみる
 4 過去の経験を参照する

⑦論点を構造化する、、、、虫食いのツリーをつくることでレベルの違いを認識

⑧論点思考を磨く
 1 逆から考える
 2 業界最下位だったらどうするか
 3 現場目線で考える
 4 両極端に振って考える
 5 ロングレンジで考える
 6 自然界からの発想
 7 日常生活からの発想
 8 アナロジーからの発想
 9 顧客視点で見る
 10 鳥の眼、虫の眼で考える
 11 反対意見を参照する

書籍「もし高校野球の女子マネージャがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」

2010年02月09日 00時18分25秒 | H22 書籍
程高2年のみなみが、友人の夕紀のかわりに野球部のマネージャに!その役割を全うすべく、本でマネージャについて調べたところ偶然であったのがドラッガーの組織経営論『マネジメント』。みなみは、半信半疑でこれを野球部のマネージャの役割に照らし合わせ、見事、野球部を甲子園出場に導くというストーリー。。。。ポイントは、顧客のニーズにこたえた野球をすること!

①みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
・マネージャの資質は、真摯であること
・マネジメントの取り組みの第一は、組織の事業の定義づけ。そのためには顧客はだれかを知ること
⇒みなみは、野球部を「感動を伝える組織」として定義した
・組織(企業)の目的は顧客を創造すること。そのためには、マーケティングとイノベーションが必要

②みなみはマーケティングに取り組んだ
・マーケティングとは顧客を知ること
⇒みなみは、野球部員も顧客ととらえ、彼らを知ることに取り組んだ
・マネジメントは働く人に働きがいを与えること。生産的な仕事、フィードバック、継続学習、責任を持たせることが働き甲斐につながる
・専門家は自らのアウトプットを他社のインプットに変えることができない。その通訳を果たすのがマネジメントの役割
・人の強みを発揮されるのがマネジメントの役割。強みを発揮させるのは自己目標管理を促すこと

③みなみはイノベーションに取り組んだ
・イノベーションは古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的に捨てること
・自らが社会に影響を与えるとともに社会に貢献する

書籍「雪国」

2010年02月05日 00時43分41秒 | H22 書籍
中学生のころに読んだ雪国を再度、読み返してみました。図書館の古い全書の一部に織り込まれたもので、本自体が味わいがありました。

さて、有名な書き出しから始まり、島村、駒子、葉子の話がはじまりますが、中学生のときには、まだ駒子や葉子の背景がとらえきれず、ただ島村という奴は働かずに悠々自適に暮らしているなぁと思っただけでしたが、、、、、実は今回も第一印象はそれが強くでてしまいました。

葉子の最後の死の印象は残っていたのですが、どこでどういう風になったのかは読み進めても記憶がよみがえらず、結局、島村と葉子のかかわりは、冒頭のところ以外にはほんの少しだけで、深いかかわりはなく終わってしまったのですが、現代小説を読みなれてしまったのでしょうか、なんか物足りないというのが率直な意見です。

文学を学ばれている人のような洞察力がないので、結局、島村と葉子の関係が深まることを自ら期待して読んでしまうのですが、結局、駒子との関係が中心に描かれ、かつ島村の様子も現代小説にあるような意味深いフレーズがなく、本当に物足りませんでした。

さて、これから10年後また読んでみて印象が変わるか、楽しみです。

書籍「いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか」

2010年02月02日 00時54分42秒 | H22 書籍
世代間の考え方のギャップを分析した結果として、20代の女性が40代の男性に惹かれる結果を導いています。事例としてエリカ女王と高城さんの結婚を上げています。

1.世代間の考え方のギャップ例
・40代男性はケータイがない時代に恋愛をし結婚。そのため、愛を表現するテクニックはすごいらしい、、、
・20代男性はそもそも恋愛はめんどくさいと思っている。(ホント?)恋愛するとメールへの返信が遅れただけでぐちぐちいわれるのがウザイ。いわゆる草食系
・20代女性は理想の人がいなかれば結婚しなくてもよい、それほど好きでなくても信頼していれば付き合えるらしい

2.20代女性と40代男性がマッチするポイント
・ストレスを一番感じている点
・恋愛はストレスの解消になる点
・20代女性は受け入れられたい感情をもっていて、それを40代男性が受け止められる。特に、「~しなさい」という言葉がその人のことを思っているという感じに受け止められるらしい。仕事ができる姿が憧れ
・包容力がある、尊敬できる、生活力がある
・40代男性は安らぎたい。サードプレイスを求めている。(ファーストプレイス:家庭、セカンドプレイス:職場)

3.20代男性と合わない理由
・自分が傷つきたくない
・オフラインのコミュニケーションが苦手

書籍「終末のフール」

2010年01月31日 01時04分06秒 | H22 書籍
伊坂幸太郎さん「終末のフール」読み終えました。。。。1週間前ですが、、

小惑星が地球に衝突して人類が滅亡するといった状況での家族、友人とのふれあいを描いています。ちょっと、前提がリアルではありませんが、そこは目をつぶってください。

面白いのは、8つのストーリーの中で、別のストーリーにでてくる人物が登場するところです。これは重松清さんの「きみの友だち」チックです。

新潮文庫の伊坂さんの作品では、黒澤といった探偵を副業とする泥棒があちらこちらに出てきますが、集英社なので黒澤は出てきません。

仙台のヒルズタウンに生き残っている人、それぞれの物語です。人類の滅亡を危惧して自殺する人、暴漢に襲われて殺されてしまう人などは、「ラッシュライフ」の「桜」を思い起こします。。。。。理由になっていない。。。という名せりふがありますが、伊坂さんの作品で死を創造させるのは「桜」というのが私の思いなので、ここに作品のつながりを見出しました。

何書いているかわかりませんね。。。。ちょっと酔っぱらっています。