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読みすぎ

読み返すことのないようなメモ

書籍「「読む」技術」

2010年04月19日 11時10分42秒 | H22 書籍
読書ストラテジー

1.速読
①話題ストラテジー
・読み手はスキーマを呼び出し、そのスキーマで文書が理解できたとき「わかった」と思う。わからなかった場合は別のスキーマを呼び出す
・まずは冒頭の文に目を止め、話題がどのように展開されていくか想像することで速読が可能
②取捨選択ストラテジー
・漢字を重要情報と認識
・段落の冒頭の文で大意を理解
・接続詞で文章の展開を読む
・「~なのだ」という断定を作者の意図と読む
2.味読
①視覚化ストラテジー
・文章から視覚的なものをイメージする
・視座・注視点
・視野・視線
・一人称・三人称
②予測ストラテジー
・進める予測・・・・それで、それから、そうしたら、そのあとは
・深める予測・・・・誰が、何を、どうやって、どうして
・先のストーリーを予測してその違いを味わう
③文脈ストラテジー
・文章を理解するうえでの読み手と書き手の共有知識=コンテクスト=文脈
・違和感がでたらつじつまを合わせるようにする
・指示語を手掛かりにして読む
・全体の一貫性から読む
3.精読
①行間ストラテジー
・書かれたことをヒントに創造する
・展開に飛躍がある場合は補う
・わかりにくいときは、筆者の背後を想像する
・登場人物に感情移入する
・事実を伝える目的の文章はあえて書き手の描写を無視する
②解釈ストラテジー
・含蓄のある文章に筆者の知識、経験を読む
・暗黙の前提を疑う
・抽象的な言葉は具体的に置き換えてみる
・多様な解釈をしてみる
③記憶ストラテジー
・繰り返して読み、文章の構造を理解する
・音読によって文字と意味のつながりを理解する
・原文を自分の言葉に置き換えてみる
・要約しアウトラインを覚える
・能動的に文章を読む