大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2022年7月26日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年07月27日 | 久里浜道場

この日は11名の参加。湿度十分の暑い日でした。

1.準備運動

2.基本稽古:対人で基本の見直しを行いました。

①インステップジャブ

②インステップワンツー

③インステップワンツー、左ボディ

この見直しでは距離の確認をメインに行いました。「距離が詰まりすぎて腕が窮屈になっていないか?」「距離が合わず、後ろ足が浮いてまえのめりになっていないか?」など「あるある」がないか確認しました。また、ステップインして攻撃した後の戻りも意識しました。「出た分だけ戻る」この練習では出入りの距離も確認しました。

④ワンツー、返しの右を左ヘッドスリップ、前足軸にサークリング、右ロー反撃:これも自分から仕掛けて返しに対する反応です。サークリングで角度を変える時に左手で相手の肩口などを押さえて突っ張っておくと、それだけで防御にもなり、相手の動きを制限することができます。

⑤前蹴り、ワンツー、右ローの連携:前蹴りからのコンビネーションです。ここでは3つの技をスムーズに繋げることを意識しました。前蹴りの蹴り足を戻したらそのインステップの動きに連携しワンツー。その時に後ろ足を少し寄せておくことで次の右ローへの連携がスムーズになります。細切れでなく一つの流れとして動くイメージで練習しました。

3.ミット練習:ハンドミットとパンチングミットを使って行いました。

①インステップジャブ、返しの左に対するディフェンス:基本の見直しで行った距離感を、攻防を意識して確認しながらディフェンスの動きを入れていきました。ヘッドスリップ、バックステップ、ガード、ダッキングなどの動きをジャブを打った後の返しに対して反応します。そのため「どのくらいの距離でどうやってディフェンスするか?」を考えながら練習しました。同じ動きばかりだと、ディフェンスがワンパターンになってしまうので、なるべく色々な方法でディフェンスを行います。これにより、距離感や体の動かし方がわかってくるのだと思います。

②インステップジャブ、返しの左を右ヘッドスリップ、右ストレートスイッチ左ハイ:これもパターンドリルです。自分で入ってからの返しを捌く距離や、そこからさらに反撃する時の距離を体で覚えます。このドリルで距離感が難しいのはスイッチの蹴りです。そのままでも蹴れるのでついそのまま蹴ってしまいがちですが、ここではパターン練習なのでスイッチで蹴ります。意外に連携が難しく、半端な蹴りになってしまいました。

③ハンドミットを使ってスイッチ左ミドルの確認:スイッチの歩幅を小さく速く、脱力して蹴るイメージで確認しました。ポイントは、スイッチの蹴りに限らないと思いますが、膝関節でステップするのではなく、足首の関節を使って柔らかくステップすることです。初心者のうちは力の入れ具合が難しく力みがちになりますが、このことを意識すると程よく力が抜けます。縄跳びを跳ぶ時に膝の曲げ伸ばしを使って飛びませんよね。その原理だそうです。

④キックミットへのスイッチ左ミドル:今度はキックミットを使って力強い蹴りを蹴っていきました。ここでは、蹴り終わり無防備にならないように、蹴り足を引き戻すより先に腰を戻すことを意識して行いました。そうすることで安定した体勢に素早く戻ることができ、その後の動きの連携がスムーズになります。また、空振りをしても1回転して安定した体勢にもどり、次に繋げる動きも取り入れました。攻防を意識して、蹴るだけでなく、蹴った後の体の動きを確認しました。

4.自由練習

 中学生のA君とミット練習でパンチの確認をしました。交代でミットを持って、ミットの持ち方も確認しました。ミットの持ち方は防御の動きや反応に繋がるので、うまく持てるようになると相手も打ちやすいし自分も反応が良くなります。時々コツを確認しながらやって見ても良いですね。A君ありがとうございました。

 さて、みなさんは体の故障等は大丈夫でしょうか?私は最近腰の張りがあって時々痛みが出ています。激しい痛みではありませんがなかなか良くなりません。しばらくは様子を見ながら稽古に臨みたいと思います。稽古を長く続けるためにも調子を見ながら稽古することも大切な視点だと思います。休むこともトータルで見ると稽古の一つです。常に体の状況を把握して、それに合わせて稽古に励んでいければと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿