鄭州鉄道日記

河南省鄭州市で働いています。中国鉄道交通の要衝であるこの街から、中国の鉄道の情報を発信していければと思います。

第2次鎮江出撃 その1

2007年01月27日 14時00分01秒 | 中国蒸気


実は2週間ほど前から、さる日本人が経営する旅行社でアルバイトをしています。
内容は銀行に行ったり、ホテルに支払いに行ったり、鉄道切符の購入に行ったり、帳簿のチェックをしたりと様々です。
で、昨日はSL撮影ツアーのガイド見習いとして、旅行社の方と別の中国人社員、お客様の4人で江蘇省鎮江の船山に行って来ました。中国人社員は鉄道ファンの気持ちをわからせるための研修で参加です。つまりお客1人をアテンドするのに旅行社の人間が3人も付くという非効率なツアーでした。

船山には江蘇船山集団という石灰石採掘企業があり、ここでの石灰石の積み出しの貨物輸送に建設型蒸気機関車が使用されています。先月初めに海浜さんと行ったのはこのブログでも書きましたが、あの時は若干1名いる反日職員との遭遇を避けるためにスナイパーのごとく離れた所からの撮影でしたから間近で見るのは初めてでした。
前述の通り2526次にて50分遅れで鎮江に到着。鎮江SLツアーご用達の運転手と合流し、船山へ向かう。まずは一番奥の石灰石を貨車に積載する場所に向かう。

解体されゆく建設型。これも時代の流れ・・・

だがSLの姿は無し。しかも途中で解体中の建設型を発見してしまう。
とりあえず解体現場に戻る。解体作業中の職員はあまり友好的とは言えず、「蒸気はもう無い」「ここで写真を撮るな」と言われ退散する。

だがディーゼルはまだ1両しか導入されていないため、1両は建設型が使われているはず。とりあえず廃車体が留置されたところに行きつつ待つことに。運のいいことにそれほど待つことも無く建設型が登場。初めて間近で見ることができた。踏み切りまで船山専用貨車を運んできた建設型は、そこで切り離しを行い、別の貨車を連結して再び山を下っていった。

専用貨車を連結し再び出撃

その後はこれまた船山ツアーご用達の金福楼酒店にて食事。ここの店はご飯がすすむ。3杯食べました。5人で食べてビールも飲んで58元。相変わらずの安さ・おいしさだ。

これで58元

続く