今回は同行しているY氏も北京に来たことがあるので、それほど観光は必要ないかと思っていたのだが、なぜか故宮だけ行ったことが無いと言うので、行くことになった。自分は・・・6回目くらいだろうか。
前日、テーマン同志が行った際は、学生証を見せても「留学生は駄目」と学生票を売ってくれなかったそうだが、今回は普通に20元の学生票で入ることができた。というより故宮で中国の学生証を出して「留学生は駄目」と断られたことなど、自分は一度も無い。
今思うと自分はこのとき1枚も写真を撮っていない。まあ過去何度も行って写真を撮っているし、今はオリンピック前の修復工事中で見れない場所も多いので、撮る必要も無かったのだが。(下の写真は三年前の物です)


故宮を1時間半かけて一回りして、神武門から出た。その後は故宮を時計回りに迂回して王府井のスタバで休憩。そこで次は頤和園へ行くことに決定する。
行きは道が空いていて順調に到着。Y氏が初めてだという頤和園を一回りする。例によって写真が無い。
前門のホテルで荷物を預けているので、ホテル経由で北京駅に行かねばならない。ところがタクシーがまったく来ないので、しかたなく路線バスで中心部まで戻る事にした。だが最初は順調に進んでいたものの、三環路まで到達するに及んで大渋滞にはまる。ナンバーの発行制限がある上海とは比較にならない混み様だ。
途中タクシーに乗り換えるが、車で前門までは時間的に不可能と判断。最寄の地下鉄駅に向かった。この道も渋滞していて時間が掛かり、何とか地下鉄駅に到達して前門を目指す。
前門駅到着後、すぐにホテルに戻って荷物を受け取った後、再び地下鉄で北京駅に向った。北京駅に着いた頃は汗だくだったが、何とか間に合い安堵した。

今回乗るZ21次は5本ある北京上海間の直達特快の中で、Z13次と並ぶ伝統ある列車だ。その為「新世紀号」という称号がついている。(ちなみにZ13次は「東方号」)上海北京間の直達特快についてはこちらを参照。

北京鉄路局所属ということで、以前乗ったZ1次の印象からあまり良い期待はしていなかったが、列車員が若い実習生でやる気があったので、かなりよかったと言える。
すでに同室の人が来ていたが、
4人だけど部屋が分かれてしまった。代わってくれないか
と言う。
別にいいよととりあえず承諾するが、実は上段4枚だったことが判明。自分達は楽するために下段2枚で購入したので、それは無理な注文だ。なので拒否
彼女達は「あんた達若いんだから」などと言うが、70代の老人ならともかく30代のおばさんに譲る必要はまったく無い。
ちなみに保育士だと言う彼女達は北京人でなく、河北省の張家口の人間で、上海には研修で行くそうだ。しかし「zhangjiakou」と言われてどこだかわかる日本人も珍しいでしょうな。

真夏だけあって、まだ少し明るい中、上海に向けて出発した。発車後しばらくして食堂車に夕食を食べに行く。直達特快にしては高くない料金設定だった。味もまずまず。
列車長も服務員と一緒に食堂車で仕事をしていたが、他にすることは無いのだろうか?
部屋に戻った後は、北京で買った燕京ビールを飲みながら雑談をした後就寝した。
翌朝起きると、列車は既に蘇州を通過していた。降りる時、寝ぼけているとだるいので、トイレついでに顔を洗いに行く。なお北京上海間の直達特快はトイレが垂れ流しのBSP製25T型を使用しているから、早めにトイレに入っておかないと、封鎖されてしまう。
上海西で杭州方面の線路と合流すると、上海も間近だ。降りる準備を始めるが、そんなこと知らない張家口人は到着1分前に朝食のカップ麺にお湯を注いでいた。
こうして留学最後の旅行も終了した。3日後には帰国です。
おわり
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前日、テーマン同志が行った際は、学生証を見せても「留学生は駄目」と学生票を売ってくれなかったそうだが、今回は普通に20元の学生票で入ることができた。というより故宮で中国の学生証を出して「留学生は駄目」と断られたことなど、自分は一度も無い。
今思うと自分はこのとき1枚も写真を撮っていない。まあ過去何度も行って写真を撮っているし、今はオリンピック前の修復工事中で見れない場所も多いので、撮る必要も無かったのだが。(下の写真は三年前の物です)


故宮を1時間半かけて一回りして、神武門から出た。その後は故宮を時計回りに迂回して王府井のスタバで休憩。そこで次は頤和園へ行くことに決定する。
行きは道が空いていて順調に到着。Y氏が初めてだという頤和園を一回りする。例によって写真が無い。
前門のホテルで荷物を預けているので、ホテル経由で北京駅に行かねばならない。ところがタクシーがまったく来ないので、しかたなく路線バスで中心部まで戻る事にした。だが最初は順調に進んでいたものの、三環路まで到達するに及んで大渋滞にはまる。ナンバーの発行制限がある上海とは比較にならない混み様だ。
途中タクシーに乗り換えるが、車で前門までは時間的に不可能と判断。最寄の地下鉄駅に向かった。この道も渋滞していて時間が掛かり、何とか地下鉄駅に到達して前門を目指す。
前門駅到着後、すぐにホテルに戻って荷物を受け取った後、再び地下鉄で北京駅に向った。北京駅に着いた頃は汗だくだったが、何とか間に合い安堵した。

今回乗るZ21次は5本ある北京上海間の直達特快の中で、Z13次と並ぶ伝統ある列車だ。その為「新世紀号」という称号がついている。(ちなみにZ13次は「東方号」)上海北京間の直達特快についてはこちらを参照。

北京鉄路局所属ということで、以前乗ったZ1次の印象からあまり良い期待はしていなかったが、列車員が若い実習生でやる気があったので、かなりよかったと言える。
すでに同室の人が来ていたが、
4人だけど部屋が分かれてしまった。代わってくれないか
と言う。
別にいいよととりあえず承諾するが、実は上段4枚だったことが判明。自分達は楽するために下段2枚で購入したので、それは無理な注文だ。なので拒否
彼女達は「あんた達若いんだから」などと言うが、70代の老人ならともかく30代のおばさんに譲る必要はまったく無い。
ちなみに保育士だと言う彼女達は北京人でなく、河北省の張家口の人間で、上海には研修で行くそうだ。しかし「zhangjiakou」と言われてどこだかわかる日本人も珍しいでしょうな。

真夏だけあって、まだ少し明るい中、上海に向けて出発した。発車後しばらくして食堂車に夕食を食べに行く。直達特快にしては高くない料金設定だった。味もまずまず。
列車長も服務員と一緒に食堂車で仕事をしていたが、他にすることは無いのだろうか?
部屋に戻った後は、北京で買った燕京ビールを飲みながら雑談をした後就寝した。
翌朝起きると、列車は既に蘇州を通過していた。降りる時、寝ぼけているとだるいので、トイレついでに顔を洗いに行く。なお北京上海間の直達特快はトイレが垂れ流しのBSP製25T型を使用しているから、早めにトイレに入っておかないと、封鎖されてしまう。
上海西で杭州方面の線路と合流すると、上海も間近だ。降りる準備を始めるが、そんなこと知らない張家口人は到着1分前に朝食のカップ麺にお湯を注いでいた。
こうして留学最後の旅行も終了した。3日後には帰国です。
おわり
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