先週、一時帰国に当たっての上海への移動は初の西寧客運段管轄列車となるK378次に乗車した。

16:15に家を出て66路で駅へ移動。軟席待合室へ行ったが、案の定K378次は遅れていた。先日、広州へ向かった際もK378次は遅れアナウンスだったし、家で遅延検索をしたら大体30分は遅れているようだったので織り込み済みだった。定刻の上海到着は5時半なので、まあ最大1時間半くらい遅れても問題はない。

前回1時間半の遅れだったT123次は今日は50分程度の遅れで1番線に入線、K378次もほぼ同時に3番線に入線だった。T123次は京広線、K378次は隴海線からやって来る。
とりあえず乗車するとなぜか自分のコンパートメントは埋まっていた。下段2つは鄭州から乗車する自分と別のおじさんの席なのだが、三門峡~商丘で乗車している中年オヤジ二人組みが補票で利用していたのだ。当然、もともとの切符を持っている自分たちが優先して着くことになる。二人組みは列車員ともめた挙句、乗務員宿営車(硬臥)利用で手打ちをしたようだった。
発車して40分ほどしてから食堂車へ行った。ただ無座の座席難民も多く満席。仕方がないので料理を持ち帰りで頼むこととする。値段は比較的高く一品30~50元といったところか。葱爆羊肉(38元)とご飯(2元)を頼んだ。

コンパートメントへ持ち帰って食べたが、食堂車にしては珍しい肉の含有率の高さだ。味は相当しょっぱいがおいしい。食堂車で見かけたほかの料理(木須肉、茄子炒め等)も見た感じおいしそうだった。やはり蘭州鉄路局の所属なだけあって西寧客運段もなかなかおいしいようだ。なお車内販売の弁当は20元だった。
食事終了後はコンパートメントでコーヒーを飲んでくつろぐ。開封、商丘と停車するが遅れは45分、50分と次第に伸びていった。

なおこの列車は洋式トイレもしっかり使える。また洋式トイレと洗面所がある位置を食堂車よりにして連結しているので、硬臥の客が洋式トイレや洗面所へ流れてこないのがいい。ここのところ洗面所が硬臥よりの列車が続いていたため、洗面所が混雑する上汚かったのだ。
また部屋のコンセントが通電している。これもいい。最近は通電していない列車が圧倒的に多い。先々週のT123次は通電していたが通路にしかコンセントがないタイプで、硬臥の客が携帯電話の充電に流れてきて邪魔だった。
徐州にも約50分遅れで到着。ここから京滬線に入る。その後就寝した。

鎮江を発車してしばらくして目が覚めた。まだ真っ暗だが、向かいの下段のおじさんは次の常州で降りるのだ。常州には30分遅れで到着。少しは遅れが取り戻されたようだ。
無錫、蘇州と停車。最近、上海への夜行移動は成都始発のK284次が多く、同列車は南京上海間ノンストップなので、このあたりの駅に停まるのは久しぶりだ。最後の途中停車駅である昆山に到着後、下車の準備を始めた。昨日は無座の座席難民が軟臥まで溢れてくるような混みようだったが、やはり3連休ということで短距離移動が多いのか今は空いている。
昆山を過ぎると安亭の自動車貨物積み込み駅、南翔の貨物ヤード、杭州方面の線路との合流、上海西駅通過と特徴的な景色が続く。そして3号線の高架を眺めつつ、約30分遅れの6時ちょうどに上海駅に到着したのだった。
その後は空港バスで浦東空港へ移動する。上海駅の空港バス乗り場には怪しいタクシードライバーが屯してバスへの荷物積み込みを手伝っているが、「国際線利用」というと「3時間前締め切りだから間に合わない。タクシーで行け」などと馬鹿らしいことを言ってくるので、無視するか国内線と嘘をつくかが賢明だ。
つづく
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16:15に家を出て66路で駅へ移動。軟席待合室へ行ったが、案の定K378次は遅れていた。先日、広州へ向かった際もK378次は遅れアナウンスだったし、家で遅延検索をしたら大体30分は遅れているようだったので織り込み済みだった。定刻の上海到着は5時半なので、まあ最大1時間半くらい遅れても問題はない。


前回1時間半の遅れだったT123次は今日は50分程度の遅れで1番線に入線、K378次もほぼ同時に3番線に入線だった。T123次は京広線、K378次は隴海線からやって来る。
とりあえず乗車するとなぜか自分のコンパートメントは埋まっていた。下段2つは鄭州から乗車する自分と別のおじさんの席なのだが、三門峡~商丘で乗車している中年オヤジ二人組みが補票で利用していたのだ。当然、もともとの切符を持っている自分たちが優先して着くことになる。二人組みは列車員ともめた挙句、乗務員宿営車(硬臥)利用で手打ちをしたようだった。
発車して40分ほどしてから食堂車へ行った。ただ無座の座席難民も多く満席。仕方がないので料理を持ち帰りで頼むこととする。値段は比較的高く一品30~50元といったところか。葱爆羊肉(38元)とご飯(2元)を頼んだ。

コンパートメントへ持ち帰って食べたが、食堂車にしては珍しい肉の含有率の高さだ。味は相当しょっぱいがおいしい。食堂車で見かけたほかの料理(木須肉、茄子炒め等)も見た感じおいしそうだった。やはり蘭州鉄路局の所属なだけあって西寧客運段もなかなかおいしいようだ。なお車内販売の弁当は20元だった。
食事終了後はコンパートメントでコーヒーを飲んでくつろぐ。開封、商丘と停車するが遅れは45分、50分と次第に伸びていった。

なおこの列車は洋式トイレもしっかり使える。また洋式トイレと洗面所がある位置を食堂車よりにして連結しているので、硬臥の客が洋式トイレや洗面所へ流れてこないのがいい。ここのところ洗面所が硬臥よりの列車が続いていたため、洗面所が混雑する上汚かったのだ。
また部屋のコンセントが通電している。これもいい。最近は通電していない列車が圧倒的に多い。先々週のT123次は通電していたが通路にしかコンセントがないタイプで、硬臥の客が携帯電話の充電に流れてきて邪魔だった。
徐州にも約50分遅れで到着。ここから京滬線に入る。その後就寝した。


鎮江を発車してしばらくして目が覚めた。まだ真っ暗だが、向かいの下段のおじさんは次の常州で降りるのだ。常州には30分遅れで到着。少しは遅れが取り戻されたようだ。
無錫、蘇州と停車。最近、上海への夜行移動は成都始発のK284次が多く、同列車は南京上海間ノンストップなので、このあたりの駅に停まるのは久しぶりだ。最後の途中停車駅である昆山に到着後、下車の準備を始めた。昨日は無座の座席難民が軟臥まで溢れてくるような混みようだったが、やはり3連休ということで短距離移動が多いのか今は空いている。
昆山を過ぎると安亭の自動車貨物積み込み駅、南翔の貨物ヤード、杭州方面の線路との合流、上海西駅通過と特徴的な景色が続く。そして3号線の高架を眺めつつ、約30分遅れの6時ちょうどに上海駅に到着したのだった。
その後は空港バスで浦東空港へ移動する。上海駅の空港バス乗り場には怪しいタクシードライバーが屯してバスへの荷物積み込みを手伝っているが、「国際線利用」というと「3時間前締め切りだから間に合わない。タクシーで行け」などと馬鹿らしいことを言ってくるので、無視するか国内線と嘘をつくかが賢明だ。
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