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ダビデの素人写真

区切打ち3日目‐遍路の目的とは…

2009年12月06日 | Weblog
お参りの作法にもだいぶん慣れてきて、そうそう間違ったりしなくなりました。



今回初めてお接待を受けて思ったのですが…自分ひとりで巡拝しているわけではない…、偶然にも参り合わせた方々や、お接待の方、もちろんお寺のご本尊やお坊さん、いろいろな方々が居る所へたまたま行き合わせた自分が居る…というのが本当のところなのではないかと思いつきました。



今までは、この道を走ってあの寺に行って、ご本尊は何で何の由来があって…と考えるばかりで、自分ひとりで何もかもやっているような気持ちになっていましたが、どうやらそれは違うようです。


巡拝という分厚い画集の中の一枚の絵の片隅に、私の姿がちょこっと描かれている…というふうに受け取るのが正解なのかもしれません。


その絵の中にはどういう風景や人物が、どういうふうに描かれているか、自分はどういうふうに描かれているか…こういうことなのだと思います。




さて、2007年の7月に浄瑠璃寺を訪れた時、急な腹痛でその後の参拝ができなかったことがありました。

まったく心当たりがない腹痛でしたが、その後幾度か同じような腹痛が襲ってきました。

征露丸を飲むと治まるので、胃潰瘍かなぁ…ストレスあるからなぁ…と思っていたのでしたが…。



ある日12時間以上も痛みが治まらない夜があり、しぶしぶ医者に行ったら何と「胆石」とのことでした。



「胆嚢結石」…胆嚢の中に石ができて、胆汁を出す為に胆嚢が収縮した拍子に石と接触して痛みを感じる…というものです。


痛みは確かに激しいものでしたが、胃の上部付近の痛みだったのでてっきり胃が悪いのだと思い込んでいました。



…では征露丸が効いたというのは…。


偽薬効果、プラシーボ効果というのは本当にあるのですね。

それなら征露丸でなくてもパンシロンでも樋屋奇応丸でも、鰯の頭でも何でもよかったんだと思います。(笑)




…とにかく緊急入院して絶食静養、予約をして転院・手術となりました。



「腹腔鏡下胆嚢摘出術」…というものでした。


あれよあれよと言う間にレールに乗せられ一丁上がり!…です。

木曜日に入院して金曜日に手術、土日を過ごして月曜日に退院。

手術の翌日は点滴をつけたまスタスタ歩いていました。



胆石の手術のことは機会があればまた詳しく…。


写真は「征露丸で痛みの止められる情けない胆石」です。

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