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区切打ち4日目‐五十一番石手寺

2010年02月10日 | Weblog
五十一番札所石手寺です。

本尊は薬師如来。駐車場210円。(軽自動車、200円に負けてくれました。南無阿弥陀仏!)

このお寺ははじめ「安養寺」という名前だったのですが、鎌倉時代に「石手寺」と改名したそうです。

先日お参りした「別格九番文殊院」の由来となった、因業庄屋の衛門三郎が出てきます。

衛門三郎はお大師様を粗末に扱った罰を受けて八人の子供を亡くしてしまいます。

心を入れ替えた衛門三郎はお大師様を追って八十八カ所の巡礼に出ますが、なかなか出会うことが出来ず21回目の巡礼途中でやっとお大師様に会うことができました。

そこで罪を許されて安らかな死を迎えることが出来たのですが、死の間際お大師様が衛門三郎に「生まれ変わるとしたら何になりたいか」と尋ねたところ、「領主に生まれて善政を敷きたい」と答えたそうです。

お大師様はうなづき、「衛門三郎」と刻んだ石をその手に授けたとのことです。

後年、その「衛門三郎」の石を握った赤ちゃんが生まれました。

衛門三郎の生まれ変わりです。

それにちなんで「石手寺」と名前を変えたとのことです。


…本当のことなのでしょうか?

とても事実とは思えません。


この寺が(戦災後の再建ですが)そのまま残り変らぬ信仰を集めている現状と、信じられないような言い伝えとのギャップをどのように消化したらいいのでしょうか?



写真は大師堂です。

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