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区切り打ち1日目‐三番札所金泉寺

2009年08月30日 | Weblog
三番札所金泉寺です。




二番極楽寺より3キロメートルとのこと。少しだけ山の中に入りました。


ご本尊は釈迦如来、駐車場無料、本堂も大師堂も山門と同じレベルにあり、広々としたわかりやすいレイアウトでした。




参拝にも納経にも少し慣れてきました。


写経は束にしたものをいったん頭陀袋から取り出して、納経箱の前でその中から一枚ずつめくって納めていたのですが、これがけっこう時間がかかって面倒くさい。



山門をくぐる前にあらかじめ2枚取り出して、それに納め札をクリップで留めておくと納経と納札がすばやくできることに気がつきました。




この寺はお大師様がお堀りになったといわれる井戸(黄金井)があり、その井戸を覗き込んで自分の顔がきれいに見えたら長生きできるし、見えなかったらなんと三年以内に死んでしまうとの言い伝えがあるそうです。


そこまで言うのなら寺側もよもや不手際はするまい…と覗き込んでみると、あまり深くない井戸の水面に、クリアな顔が映っていました。

まぁ、よかったよかった…というところです。わざわざお参りに来て三年で死ぬのはなんとしてでも避けたいものです。(笑)




源義経が屋島の合戦に向かう際この寺で戦勝祈願をしたとのことですが、そのときに家来の弁慶が持ち上げて軍勢を鼓舞したという大きな石が残っているのですが……見落としました。

…残念です。


そういえば、鐘を突くのも忘れていました。…重ね重ね残念です。




敷地は前述のように平地なのですが、敷地内に思わぬ小さな橋が架かっていてうっかりすると見落としそうでした。



遍路では橋の上で杖を突くべからずという掟があります。

お大師様が橋の下で夜を過ごした苦労をあざ笑うかのような行為を禁じるものです。


その杖にもタブーがあって、杖の頭部はお大師様のお姿でもあるのでけっして素手で触ってはいけないのです。
杖カバーはそのためにあるそうです。




この寺の納経所の中には朱印を乾かす設備は置いてなく、すぐ外の建物の濡れ縁で日光に当てて乾かすよう言われました。

濡れ縁にはヘアドライヤ(無料)も置いてありましたが、よい天気だったので使わずとも問題ありませんでした。




まだ日も高くあと2~3カ寺は十分回れたのですが、本日の遍路はここまでとしました。

夜8時までに衆議院選挙の投票所まで行かなくてはなりませんし、なにぶん初めてのことばかりで疲れました。
(朝はそんなに早くはなかったのですが…笑)

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