小沢元代表と恒次記者のやり取りの詳細

2011-10-27 07:23:04 | 日記

 20日の記者会見での小沢元代表と恒次記者のやり取り(呼称・敬称略)
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          ◇
 恒次…小沢さんは陸山会の今回の問題が起きてから、先日の意見陳述もそうでしたけど、政治資金規正法違反に関して、それが脱税とか汚職を伴わない場合は、実質的犯罪とは言えないんだという考え方を再三述べてらっしゃると思うんですが、
 小沢…それは言ってません。
 恒次…あの、そういう風に受け取れることをおっしゃってると思うんですが。
 小沢…そんなことありません。(会場から笑い)記者会見、ちゃんと全部見ましたから。
 恒次…そういう風に一貫して述べられていると思うんですが。
 小沢…違いますよ。(会場から笑い)
 恒次…2007年の2月に事務所費の問題が問題になりまして、小沢さんが会見を開かれた時に、政治資金の問題についてすべてオープンにして、国民が判断することが大事なんだという風に言われていて、私もその通りだなと思った記憶があるのですが、今回の問題が起きてからの小沢さんの発言を見ていると、その時の考え方を修正されたのかなという風に思わざるを得ないような表現をされている。実質的犯罪じゃないとか、形式的なミスであるとか、そういう風に言われているんですが、2007年の会見の時におっしゃったような趣旨で言えば、政治資金収支報告書に誤りがあって、それを国民の側が判断することが大事だという風におっしゃっているわけですから、その判断を誤らせるような虚偽記入があった場合は、もし汚職とか横領とか脱税とかいうことがなくても、これは実質的な犯罪と言えるんじゃないでしょうか。その点を、ちょっとお考えをお聞かせいただけたらと思います。
 小沢…ちょっと、あなたの意見がちょっと違うんじゃないかと思っております。私は実質、犯罪じゃないという言い方をしているわけではなくて、まあ犯罪って言ったって、軽犯罪だって犯罪だから、そういう言い方をすれば、ちょっとでも法に触れれば犯罪だということになりますが。いわゆる実質的犯罪が、わかります?実質的と形式的と。実質的犯罪が伴わない場合は、今まですべて収支報告書の修正ですまされてきたという風に申し上げてきた。
 恒次…実質的犯罪じゃないというお考えがどうなのかという風にお伺いしているのですが。
 小沢…それは、法律学者でも誰でも聞いて下さい。実質犯と形式犯と2つある。
 恒次…そうじゃない。
 小沢…そういう意味のことを僕は言っている。
 恒次…例えばですね、
 司会者…なるべく簡潔にお願いしたい、この辺で区切らせていただきたいのですが。
 恒次…ちょっと対話したいものですから。(「対話じゃねえよ」の声)
 小沢…それはあなたの考えであって。
 司会者…すいません。終えていただけますでしょうか。
 恒次…例えば、ディスクロージャー違反という犯罪の類型の中に、(上杉…あんたルール違反しているんだよ)例えば有価証券報告書の虚偽記入というのがございますよね。俗に言う粉飾決算っていう。
 小沢…有価証券報告書の虚偽記入という、その法律は分かりませんが。
 恒次…それは実質的犯罪じゃないんですか。(上杉…ちょっとあなたルール守んなよ)
 司会者…お話の途中申し訳ありませんが。
 小沢…みなさん、修正報告で。いっぱいあるでしょ。今でも。間違ったと言われるのは。私どもは虚偽記載しているとは思っていないんですよ。だけど、例えば仮にそれが明白に虚偽記載、いわゆる間違った報告書だったと、計算であれ、書く場所であれ、何であれ、その時はみんな修正報告で全部今までは通っているわけです。
 恒次…そんなことないですよ。
 小沢…そんなことありますよ。
 恒次…修正報告だけで通ってない場合は多々ありますよ。(上杉…記者クラブのルール守っているんだから、守れよ)
 小沢…あなたの考え方。僕の考え方を聞いているんでしょ。
 司会者…そろそろほかの質問に移らせていただいてもよろしいでしょうか。
(2011年10月27日06時00分
読売新聞)


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