「時の移ろいの中で」 エイナウディが新作 

2013-11-13 09:23:03 | 日記

古典的旋律とミニマル融合
 イタリアの作曲家でピアニストのルドヴィコ・エイナウディ=写真=が新作「時の移ろいの中で」(ユニバーサル)を出した。
 「時の流れの中で何かを得て、何かを失っていくという感覚を音で表現したかった。音を詰め込まず、うまく隙間を生かすことで、聴く人の想像力をかき立てる。そんな音世界を目指した」
 「育ちゆく生命」「経験を重ねて」などの収録曲では、古典的な美しい旋律と、短い音型を反復させるミニマル音楽の要素を融合させ、独創的なサウンドを作り上げている。
 「幼い頃から親しんできたカンツォーネをはじめ、イタリア歌曲の影響が僕の音楽の叙情性につながっている。一方、作曲を学ぶ過程で、ミニマル音楽の持つ建築に似た無駄のない様式性にひかれた。この二つの要素の共存は僕にとって自然なことなんだ」
 ミラノのジュゼッペ・ベルディ音楽院で学び、現代音楽を代表する作曲家、ルチアーノ・ベリオに師事した。仏映画「最強のふたり」をはじめとする映画音楽を手がける一方、クラシック、民族音楽、ポップスなど多彩な要素を取り入れたソロ作を出してきた。
 「境界を定めず、文字通りグローバルな音楽を追究したい」と力を込めた。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00EHULZYE'});
(2013年11月7日
読売新聞)


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