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音楽と船の日記

宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃 ABC予想は解決したか?

2019年09月08日 | 日記
最近は読書する時間が出来たので、色々な本を読んでいますが、
数学関連に手を出していて、
サイモン・シン『フェルマーの最終定理 ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで』、
マーカス デュ・ソートイ『素数の音楽』゛リーマン予想への証明に向けての軌跡゛
と専門書ではなく、一般向けのです、
今回は「ABC予想」を解決したと主張した
京都大学数理解析研究所の望月新一教授が、「未来から来た論文」と呼ばれることになる全く新しい理論である
「宇宙際タイヒミュラー(Inter-Universal Teichmüller Theory)理論」
について加藤 文元氏が分かりやすく解説した書物です。
そもそも「宇宙際タイヒミュラー理論」というものが何なのかを理解できる数学者が世界に10人くらいしかおらず、
査読がなかなか進まない関係で、現時点ではまた、承認されていないのですが、
正否の判定には今後数年はかかるだろうと言われています。
しかし日本人としてこのような功績を作り上げて行くことは重要であり、
今後にどのような展開があるかは興味深いです。
また、この言葉が再々て出来ます、
「足し算と掛け算を分離する」もう少し長く説明すると、自然数の足し算と掛け算からなる「環」と呼ばれる複雑な構造をした数学的対象に対して、
その「二つの自由度=次元」を引き離して解体し、
解体する前の足し算と掛け算の複雑な絡まり合い方の主立った性質を直感的に捉えやすくなるように組み立て直す数学的装置のようなものとこですが、
二つの舞台でのどちらが足し算で掛け算かはわかりませんでした。
数学の言葉は全世界共通であり言葉の壁がない世界と思っていましたが、
二つの舞台では通信が必要であることについては興味がありました。
後は゛楕円曲線゛゛素数と素因数分解゛゛パズルのピース゛゛対称性通信゛については興味がありました。
そして素数はどの本にも必ず出てくることがわかりましたが、
理解している訳ではありません、段々と深みにハマっていきそうです。
次は「ポアンカレ予想」と谷山・志村予想(たにやましむらよそう、Taniyama–Shimura conjecture)
「すべての有理数体上に定義された楕円曲線はモジュラーである」について読んでみたいと思います。
これらの予想はみんなつながっていることは興味深いです。
下記に関連資料
加藤文元 ABC予想と新しい数学 ユーチューブ 
https://www.youtube.com/watch?v=fNS7N04DLAQ

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