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音楽と船の日記

世界の艦船 9特大号 世界の空母 2019 を読んで

2019年08月14日 | 日記
今月の特集は世界の空母で2018にも特集しています、
アメリカ空母のジェラルドR.フォード級の現状はこれまでも良く取り上げられています。
中国、ロシア、イギリス等も同様です、空母については本当に運用しているのはアメリカ海軍のみで、その能力は秀でています。
それは紆余曲折してもハード、ソフトのどの部門においても問題を解決していく能力を高めている、
それを隠さず、現状をよく把握していることが大切なのかもしれません。
今回の特集の目玉は゛どこまで進むUAVの艦載化゛です、
この部門でも進んでいるのはアメリカ海軍です。
現状の状況、課題、今後の展開と書かれているのですが、
海軍で利用が多いのはスキャン・イーグルとのことで、空母に特化した無人機ではありません、
空母用大型UAVはX-47 ペガサス(Northrop Grumman X-47 Pegasus)で、
ノースロップ・グラマン社がアメリカ海軍向けに開発をしていたステルス性を備えた無人戦闘攻撃機(UCAV)である、
実際に空母からのカタパルト射出、着艦、空中補給等の試験に成功しているが、コスト高のため開発は中止となった、
現在はBoeing MQ-25 Stingrayでの無人空母配備空中給油システムとして開始されており、
2024年に4機を完成予定とのことです。
メーカー提案ではベル社のティルト・ローターUAVで偵察、情報収集、対戦システム、空中早期警戒等で開発の意図がはっきりしていなく、
アメリカ軍が希望する形となれることを歌っている様子です。
後はカナダのブリキャン・フライト・システムズの対潜作戦用でTD100を使用するとのことだが、具体的提案はない。
以上により空母型UAVについては、前途は困難であるのではないかと思いましたが、
現在の空母で需要であるが、適切な機体がない、空中早期警戒機です。
一番優れているE-2D早期警戒機ですが、運用できる空母はアメリカ海軍とフランス海軍のみで、
他の空母はヘリコプター等で代用しています、
個人的にはカタパルト射出しなくて運用可能な無人早期警戒機ができればよいと思います、
ティルト・ローターUAVでは上昇限度の制約と無給油最大滞空時間が課題で、
E-2D早期警戒機6.25h以上あればよいのですが、
それとデータが膨大なので、通信機能の速度が5Gは必要です。
開発に莫大な費用が必要なのでアメリカ海軍以外では無理か金持ちの中国海軍が開発するか?
でも中国海軍は現在建設中の空母はカタパルト射出を持っていて、
E-2D早期警戒機と同等の期待を開発中とのことです。

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