できるヲンナを目指して！Ⅵ～本当、他人事じゃないから！

えーと、突然なんですけどアタシ、妊娠しました！じゃなくて、
初めてパフナイトに行ってきました。パレードの時と同様、この方の告知記事→を見て。（笑）

注意！結構内容、重たいです。あくまで27年間の短い人生経験のもとアタシ自身が思うことをちょっとご紹介するだけですので、フ～ンて流す程度で読んで頂ければありがたいで～ス。

テーマは「他人事じゃない老親介護」

イベントの内容に関しましては、実体験を通してのものなので、ここでは控えさせていただきますね。なので、発表を聞いての自分のつたない体験＆感想を書かせていただきます。初めて、パフナイト（今日は昼過ぎからだったけど）に行ってきたんですけど、色んなセクシュアリティと年齢層の方々（比較的若い子が多かったですが）がいらっしゃってました。

アタシがこのイベントの告知を見て行こうと思ったのは、テーマのごとく他人事じゃないから。母一人、子一人の家庭で、母は病気で入院しがちだったので、中学の頃から一人暮らししてたのよ。じゃあ、オトコも連れ放題ね！て思うアナタは、まだアタシの事をわかってない！ホラ、アタシて清楚で奥手なシンデレラじゃない？しかもデキルヲンナだし！ていうか、根っからのヲカマだったアタシは～、小さい頃から野球よりもお料理、サッカーよりも編み物が好きな子だったのよね～。周りの協力（これ重要、人間一人じゃ生きてけないのよ）もありなんとかやり過ごしてました～。

問題は、社会人になってから。仕事もあるし、家の中も気になるし。
で、俗に言う嫁姑問題てあるけど、ヲンナが台所に二人立てば、実の親子でも対立が発生するのヨ～（悲）。人が洗ったお皿を、まだ、泡がついてるわよ！ということで洗いなおされたりして、こっちは体を気遣ってしたのにそういうことが発生すると、もの凄いストレスになるの。

お互いに色んな場面でそういうことが発生して、相手のやっていることが気に入らない、親切でやったことは批判を受ける。その繰り返しに疲れて何も手がつかなくなったりして。

でも、今回のパフナイトてこれって自分だけじゃないんだなと思えて、自分を冷静に見つめなおせそうです。

以前、別の方にご相談したとき、障害をもった母親の気持ちをよくよく考えることですと言われました。今まで出来ていたことが出来なくなる、自分のせいで子供に迷惑かけてしまっている、この子の将来を自分のせいで足かせになるのではないか、そういう気持ちを知っていくことが大切ですよって。やはり、女性の事は女性に母の事は母親やっている人に聞くのが一番ね！

アタシは、おかげさまで真冬でも暖房のない部屋でもパンツ一丁で過ごせちゃう健康な体を頂いてるけど、相手はそうではないんだって。

結局、親に甘えていたのだと思います。今まで出来たこと、自分のペースで動いていたことがそうでなくなってしまう。母はもう、自分の障害を受入れているけど、受入れられてないのはアタシね。

もう、気持ちを切り替えるわ、アタシ！現実を見なきゃ。向こうは踏み込んでほしくない領域もあるわけだし、気に障らないよう手伝えるところはちゃっちゃっやっちゃって、やりたいようにやらせて。

今日来れて、自分のやっていることとか冷静に見つめなおすことができてよかったです。主催して下さった皆様ありがとうございました。これからも色んな企画楽しみにしてま～す。

で、介護とか～まだ、アタシには関係ないし～て思ってるアナタ、人間は老いるし、アタシも必要になる日が来るかもしれない。人の世話になりたくないワァ～ていうのが正直な気持ち。備えあれば憂いなし、てことでアタシのショボイ体験から日ごろから心がけておいとくほうがよいと思うことは（あくまでアタシの独断と偏見だから、しかも27歳のハナタレヲンナのって忘れないでね）

・貯蓄を備えて憂いなし

やっぱお金はあって損にならないわ～。どっか施設はいるのだって今回話しにあったんだけど～’家賃＋介護＝介護施設’だから巨額のおカネはかかるし、自活するのにだって、住み慣れた土地でも坂が多くて駅までちょっとタクシーみたいな生活になったので、アタシんとこは引越しをしましたの～。だから、貯蓄は大切ね。

・保険でリスクヘッジせよ

入院時の医療保険、お墓、葬式代の死亡保険、介護保険、今は色んな保険があるけど、若いうちからの方が保険料て本当、低額ですむのよね。母は生保レディをやっていたので、この辺は結構しっかりした保険に入ってました。でもね、保険は気をつけて。母が言うには自分の払った保険料分は回収できたワァていうくらいだから（当時の国内生保は医療保険分野が解禁されてなかったという社会事情もあるの）、アタシも保険の仕事をしていたけど、正直、お客様の前では言えないけど保険て本当難しい。自分とこの商品も問い合わせには必死、約款（保険に加入すると証券と送られてくるあの分厚い辞書よ）読んで開発部に確認の電話を何回もかけて（赤恥）。将来がどうなるかわからないから保険が大切なんだけど、結局、どうなるかわからないから完璧な保険なんてないのよ。よき相談相手を見つけられればラッキーね。くれぐれも保険貧乏にならないようお気をつけあそばせ～。

・介護制度は難解ナリ
2000年以降、介護保険制度がスタートしたけど、福祉制度とかって都道府県、市町村で違うし～、始まったと思ったらもう、改正だのなんだのてよくわかりませ～ん、て言うけど、アタシもよくわかんな～い♪
でも、要介護の認定を受けないと病院に払う治療費からタクシー代やら介護ベッド（←結構高額）の自己負担分が全然違うから～、お役所の難しい字が理解できない方は、万が一の場合、どこに問い合わせたら詳しく教えてもらえるか抑えておくことは、デキルヲンナかギャル崩れのヲンナの違いだと思いマ～ス（違）

日本て、年金問題やらなんやらあるけど、介護保険があるのは日本とドイツのみ。国民年金もちゃんと払っていた（記録もちゃんとのこっていた←重要よね）母は、障害年金を頂けてます。ちゃんと払いましょうね～。（払っとけば文句もいえるしね）

・相談相手を確保すべし

今回、質問にも出ていたんですけど、中年のゲイの皆さんてこういう話するんですか～？て。どうなんだろう、「朝からお夕飯の準備してきたからもうクタクタですのぉ～」とか「アタクシもお洗濯とお掃除にてまどっちゃって～」みたいな話、ストレートのおっさん達がしてるの聞いたことないワァ！アタシも親友と結婚した女性たちそしてこのブログ以外でしたことないし。やっぱりね、自分がやっていることが正しいことなのか、これでよいのかってことで一人悩んじゃうのよね～。その時、誰かに話すことで気持ちや頭の中が整理できたり、そこ重要よね～て情報が得られたりするのよね～。まぁ、少子化だし～、結婚しない人たち増えているし～、第一、腰の重い国会が介護保険なんか始めちゃうくらいだから～身近な話題になるんじゃないかしら～。（←この辺、書き疲れているから勘弁してね）


今回は、パートナーさんとの関係やご自身の体験等、本当、参考になるお話を頂けました。仕事の事、家の事、パートナーの事（アタシはまだいませんが）、走り続けながら考えなきゃいけないことばかりだけど、変な方向につっぱしたらドブに落ちちゃいました、エヘッ♪なんてヤダから出来うる限り将来をイメージしたいわね。だから、今回の先駆者のイベント、本当、よかったわよ。情報がほしかったら自分で足運んで行くことね！

くれぐれも今回の記事は、アタシの私生活をつれづれになるままにご紹介したものなので、突っ込みどころ満載だけどこれ以上、我家のてかアタシのていたらくな醜態を公にすると火あぶりにされちゃいそうなので、この辺で、軽く流して頂いてくださ～い。