douce vie

現代アートを中心に、色々と考えた事とかを日々綴っています。主に関西の展覧会の感想なども書いております。

ターナー賞の歩み展

2008-07-25 | 美術
ターナー賞の歩み展  @森美術館(六本木)

イギリスの現代美術の賞であるターナー賞。
現代美術で最も重要な賞の一つと言われているそう。
そのターナー賞の歴史を振り返り、受賞したアーティストの当時の作品を中心にした展覧会。

イギリスというと伝統的なイメージがあるけれども、
ターナー賞の作品はどれもポップで斬新。
20年以上前の作品を今見ても全然あり。

しかし、なんといってもデミアン・ハーストの
「母と子、分断されて」のインパクトが、もう。
実物の牛と子牛がまっ二つに切断されてホルマリン漬けにされた作品。
牛の内部が見れてしまう…
焼き肉を食べに行きたくなってしまう…(間違っている)
最近では頭蓋骨をダイヤモンドで覆った、なんだかよくわからない作品を
作っているデミアン・ハーストだけど、
やはりやらないことをやるっていう凄さはあるなー。

現代美術の展覧会というと世界各国のアーティストを集めたものが多いけれど、
こうやって一つの国だけのアーティストを集めたものもとても面白いと思った。


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