三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘 @国際美術館
三人の現代作家の個展。
広いフロアを3つにわけての展示。
入ってすぐは今村源。
一見、よくある日用品に見えるのだけど、実は違う。
内側に取っ手と注ぎ口のついたポットとか、斜めになった椅子とか。
どれも使い込まれたように見えるだけに不思議な感覚。
パイプをつなげた作品は浮遊感があっておもしろい。
須田悦弘は精巧な植物の彫刻。
木製とは思えない程のリアルな花弁や蔓の様子にびっくりする。
床に埋め込まれたライトの横とか、細い通路の奥とか、
展示空間が凝っている。
メインの展示は地下3階だけど、地下2階にも作品があって、
その詳しい場所は明かされていない。
探して、ありゃこんなとこに、という意外さが良い。
作品自体もとても美しく、それだけでも成立するけれど、
そこに展示場所の意外性が加わって、とても面白い。
そして伊藤存。今回一番見たかった。
刺繍による作品。どれもなんだかすごく可愛い。
欲しくなる作品が多い。これ部屋に置きたいなーとか、
買うならあれかね、いやいやあっちも良いでしょ、とかそんな話が友人と弾む。
植物や動物のモチーフに刺繍という手段がなんだか暖かみを感じるし有機的。
美術館の展示というより、ギャラリーの展示のような雰囲気がある展覧会だった。
なんなら作品の横に赤いシールとか貼ってあってもおかしくないような。
作品リストを見ると、3人とも半分ぐらいは今年制作の新作。
随分と、短納期...いや、そんなもんなのだろうか。
伊藤存の作品は新作以外ほとんど売れていた。残念。
って、買えるような値段じゃないよなー、絶対。
三人の現代作家の個展。
広いフロアを3つにわけての展示。
入ってすぐは今村源。
一見、よくある日用品に見えるのだけど、実は違う。
内側に取っ手と注ぎ口のついたポットとか、斜めになった椅子とか。
どれも使い込まれたように見えるだけに不思議な感覚。
パイプをつなげた作品は浮遊感があっておもしろい。
須田悦弘は精巧な植物の彫刻。
木製とは思えない程のリアルな花弁や蔓の様子にびっくりする。
床に埋め込まれたライトの横とか、細い通路の奥とか、
展示空間が凝っている。
メインの展示は地下3階だけど、地下2階にも作品があって、
その詳しい場所は明かされていない。
探して、ありゃこんなとこに、という意外さが良い。
作品自体もとても美しく、それだけでも成立するけれど、
そこに展示場所の意外性が加わって、とても面白い。
そして伊藤存。今回一番見たかった。
刺繍による作品。どれもなんだかすごく可愛い。
欲しくなる作品が多い。これ部屋に置きたいなーとか、
買うならあれかね、いやいやあっちも良いでしょ、とかそんな話が友人と弾む。
植物や動物のモチーフに刺繍という手段がなんだか暖かみを感じるし有機的。
美術館の展示というより、ギャラリーの展示のような雰囲気がある展覧会だった。
なんなら作品の横に赤いシールとか貼ってあってもおかしくないような。
作品リストを見ると、3人とも半分ぐらいは今年制作の新作。
随分と、短納期...いや、そんなもんなのだろうか。
伊藤存の作品は新作以外ほとんど売れていた。残念。
って、買えるような値段じゃないよなー、絶対。