寄り道
2009-02-11 | 雑記
都庁が見たくって、オペラシティのある初台から新宿へと歩いた。
見えているので、すぐ近くかなと思いきや、なかなか着かない。
つまり、でかいんですな…

見えてきた。
パリのノートルダム寺院をイメージしているらしいのだけど、ケルン大聖堂のような気もする。
どちらにしてもゴシック建築的。遠くから見ても威圧感がある。

近くまで来た。
なんなんだろ。力任せというか力強すぎるというか。
もう、権力の象徴、みたくなっている。
丹下健三がすごいのか、バブルに湧いた当時の東京がすごいのか。
ここのてっぺんにいたら、どんなに良い人でも悪いことしてそうな感じがする…
道にあった地図をぼんやり眺めていたのだけど、
新宿副都心というのは、都庁を起点とした9ブロックを指すのだろうか。
西洋的な発想だと、この都庁が中心にくるんだろうけれど、
都庁は公園を背にして西側にある。
これがなんか昔の中国や日本の都を連想させる。
見えているので、すぐ近くかなと思いきや、なかなか着かない。
つまり、でかいんですな…

見えてきた。
パリのノートルダム寺院をイメージしているらしいのだけど、ケルン大聖堂のような気もする。
どちらにしてもゴシック建築的。遠くから見ても威圧感がある。

近くまで来た。
なんなんだろ。力任せというか力強すぎるというか。
もう、権力の象徴、みたくなっている。
丹下健三がすごいのか、バブルに湧いた当時の東京がすごいのか。
ここのてっぺんにいたら、どんなに良い人でも悪いことしてそうな感じがする…
道にあった地図をぼんやり眺めていたのだけど、
新宿副都心というのは、都庁を起点とした9ブロックを指すのだろうか。
西洋的な発想だと、この都庁が中心にくるんだろうけれど、
都庁は公園を背にして西側にある。
これがなんか昔の中国や日本の都を連想させる。
イッセー尾形のこれからの生活 2008 in ひょうご @兵庫県立芸術文化センター
とにかく楽しく笑って、笑って、気がついたら終わってしまった。
最小限の小物と衣装だけで、何人もの人を演じ分けてるんだから凄い。
セリフも全然説明的じゃないのに、情景が浮かぶし、
その人のそれまでの人生まで想像できる。
どれも新作のネタということで、詳細は書かないけれど、
どの人も「あーいそう、こんな人」って思わせてしまう。
細かい仕草とかセリフとかにリアリティがあって。すごい人間観察力。
年齢も性別も違う800人もの人が同じところで笑っているってことが
なんだか不思議で、安心感があった。
にんげんっていいなって柄にもなく思ったりして…
とにかく楽しく笑って、笑って、気がついたら終わってしまった。
最小限の小物と衣装だけで、何人もの人を演じ分けてるんだから凄い。
セリフも全然説明的じゃないのに、情景が浮かぶし、
その人のそれまでの人生まで想像できる。
どれも新作のネタということで、詳細は書かないけれど、
どの人も「あーいそう、こんな人」って思わせてしまう。
細かい仕草とかセリフとかにリアリティがあって。すごい人間観察力。
年齢も性別も違う800人もの人が同じところで笑っているってことが
なんだか不思議で、安心感があった。
にんげんっていいなって柄にもなく思ったりして…
オペラ座の怪人 劇団四季
「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい」
と聞いてはいたのだけれど、なかなか機会に恵まれず、見ていなかった。
ついに見ることができました。
確かに凄い。
ミュージカルが久しぶりだったので、
ちょっとテンションについていけるかどうか不安だったけれど、問題なし。
ただ最後の方は役者のテンションが上がり過ぎているのか、
何と言っているのか良くわからなかった…
このミュージカルの凄いところは、二重構造になっているところ。
観客は「オペラ座の怪人」の観客であると同時に「オペラ座」の観客でもある。
パリのオペラ座で次々と起こる事件がリアルに感じられるように、巧みに演出されている。
歌はもう文句無しに素晴らしい曲ばかりだし、
そりゃあ20年間上演されるだけのことはある。
「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい」
と聞いてはいたのだけれど、なかなか機会に恵まれず、見ていなかった。
ついに見ることができました。
確かに凄い。
ミュージカルが久しぶりだったので、
ちょっとテンションについていけるかどうか不安だったけれど、問題なし。
ただ最後の方は役者のテンションが上がり過ぎているのか、
何と言っているのか良くわからなかった…
このミュージカルの凄いところは、二重構造になっているところ。
観客は「オペラ座の怪人」の観客であると同時に「オペラ座」の観客でもある。
パリのオペラ座で次々と起こる事件がリアルに感じられるように、巧みに演出されている。
歌はもう文句無しに素晴らしい曲ばかりだし、
そりゃあ20年間上演されるだけのことはある。
ちょっと前のクーリエジャポンにSANAAの記事が載っていて。
去年、ニューヨークにオープンした「ニュー・ミュージアム」についてで、
記事元ははドイツ。世界的な評価を受けてるんだなー。
箱をずらして積み上げたような建物。中はどうなっているんだろう。
変わっている面白い建物で行ってみたいが、ニューヨークか…
ニューヨークまで行けなくても、とりあえず金沢には行きたい。
金沢21世紀美術館の今年度の企画展はどれも見たいなあ。
まず、ロン・ミュエック。巨大な人間を作る人ですね。
以前、ヴェネツィア・ビエンナーレで見て、かなり度肝を抜かれた。
次のサイトウマコト。この人はデザイナーかな。
au design projectのペンクを長年愛用していた私としては、
行っておきたいところ。
そしてなにより杉本博司展。これは絶対に行く。
楽しみだ。
去年、ニューヨークにオープンした「ニュー・ミュージアム」についてで、
記事元ははドイツ。世界的な評価を受けてるんだなー。
箱をずらして積み上げたような建物。中はどうなっているんだろう。
変わっている面白い建物で行ってみたいが、ニューヨークか…
ニューヨークまで行けなくても、とりあえず金沢には行きたい。
金沢21世紀美術館の今年度の企画展はどれも見たいなあ。
まず、ロン・ミュエック。巨大な人間を作る人ですね。
以前、ヴェネツィア・ビエンナーレで見て、かなり度肝を抜かれた。
次のサイトウマコト。この人はデザイナーかな。
au design projectのペンクを長年愛用していた私としては、
行っておきたいところ。
そしてなにより杉本博司展。これは絶対に行く。
楽しみだ。
本日、バレエを見た。
人魚姫の物語を描いた「リトルマーメイド」というオーストラリアのバレエ団の公演。
普段、生でバレエを見る機会がないので、新鮮だった。
海の中での場面の振付けとか工夫してあって面白いなーと思って見ていたのだけど、
バレエを見るのが久しぶりすぎて、これが良いのか普通なのかとかがよくわからない。
普段、絵とか映画とか歌舞伎とか見るときは、自分の中に今までの見てきた経験があるから、
それと比較して、(自分にとって)これは面白いとか面白くないとか判断できる。
だけど、普段接していないものだと、自分の中にデータがないから、
なんとも曖昧な感想になってしまう。
「見る」ことにも経験が必要なんだなー、なんて思ったのでした。
人魚姫の物語を描いた「リトルマーメイド」というオーストラリアのバレエ団の公演。
普段、生でバレエを見る機会がないので、新鮮だった。
海の中での場面の振付けとか工夫してあって面白いなーと思って見ていたのだけど、
バレエを見るのが久しぶりすぎて、これが良いのか普通なのかとかがよくわからない。
普段、絵とか映画とか歌舞伎とか見るときは、自分の中に今までの見てきた経験があるから、
それと比較して、(自分にとって)これは面白いとか面白くないとか判断できる。
だけど、普段接していないものだと、自分の中にデータがないから、
なんとも曖昧な感想になってしまう。
「見る」ことにも経験が必要なんだなー、なんて思ったのでした。
本物。
2006-01-22 | 雑記
COMPOSER 響き続ける旋律の調べ TEAM-NACS
最初に謝っておくとまったく期待してなかった。
水曜どうでしょうしか見た事がないもので、
もちろん大泉洋は好きだけれども、芝居は知らなかったし、
でかい声で車内を疲労感で満たしたリーダーや
エキストラのイメージしかない佐藤重幸や
釣りバカのイメージしかない音羽琢磨や、
牛乳吐いてるびっくり人間安田顕しか知らなかったから、
文化祭の演劇部の出し物、ぐらいの気持ちで(本当に失礼)見たんだった。
いやあ、もう完全に裏切られました。
すいませんでした。
感動すらしてしまいました。
ベートーベンとその息子とシューベルトとサリエリと亡霊のモーツァルト。
希望、羨望、嫉妬、焦燥、絶望、そして絶望の先にある歓喜。
誰でも知っているクラシック音楽を交えて、時に笑いも交えて
それはそれは色鮮やかに描き出されている。
DVDなので、時々演技過剰に感じたけれども、
劇場で見たなら、きっともっと感情移入できたかもしれない。
大泉洋が「僕は芸人じゃない」って言っている意味が分かった。
確かに。あなたは役者です。
最初に謝っておくとまったく期待してなかった。
水曜どうでしょうしか見た事がないもので、
もちろん大泉洋は好きだけれども、芝居は知らなかったし、
でかい声で車内を疲労感で満たしたリーダーや
エキストラのイメージしかない佐藤重幸や
釣りバカのイメージしかない音羽琢磨や、
牛乳吐いてるびっくり人間安田顕しか知らなかったから、
文化祭の演劇部の出し物、ぐらいの気持ちで(本当に失礼)見たんだった。
いやあ、もう完全に裏切られました。
すいませんでした。
感動すらしてしまいました。
ベートーベンとその息子とシューベルトとサリエリと亡霊のモーツァルト。
希望、羨望、嫉妬、焦燥、絶望、そして絶望の先にある歓喜。
誰でも知っているクラシック音楽を交えて、時に笑いも交えて
それはそれは色鮮やかに描き出されている。
DVDなので、時々演技過剰に感じたけれども、
劇場で見たなら、きっともっと感情移入できたかもしれない。
大泉洋が「僕は芸人じゃない」って言っている意味が分かった。
確かに。あなたは役者です。
今日は三谷幸喜ファンにとっては、悩ましい日だったはず。
「新選組!!土方歳三 最期の一日」と「古畑任三郎」の放送時間が重なっていたから。
さらに「里見八犬伝」も加わり、何を録画して、何をリアルで見るのか、
朝から真剣に悩む。
結局、実家の2台のビデオレコーダと私のビデオレコーダ、計3台をフル活用。
新選組!!を録画して古畑を見た。
この結論出すまでに1時間ぐらい悩んでいる(バカ)。
新選組!!放送にあたって新選組!スペシャルが再放送されたので
それも全て見る。ほとんど覚えていたけど。
山南さんの切腹シーンでまた涙を流す。
本日の古畑は今までで一番好きかも。
石坂浩二にあわせて、横溝正史風。
藤原竜也は学生にしか見えなかったけど、
良い感じに壊れてて見ていて面白かった。
新選組!!は絶対に、土方が死ぬ事だけはわかっているので、
取り乱さないように、と自分に言い聞かせ(バカ)心して見た。
一応、ティッシュを用意したけれども、
土方の死はやっとカッちゃんのところにいけるね、良かったね、
という、穏やかな気持ちで見る事が出来たので、泣かなかった。
里見八犬伝は菅野美穂の底力を見たような気が...
これだけのキャストの中で一人勝ち状態?
今日だけで何時間ドラマ見てるんだ...
「新選組!!土方歳三 最期の一日」と「古畑任三郎」の放送時間が重なっていたから。
さらに「里見八犬伝」も加わり、何を録画して、何をリアルで見るのか、
朝から真剣に悩む。
結局、実家の2台のビデオレコーダと私のビデオレコーダ、計3台をフル活用。
新選組!!を録画して古畑を見た。
この結論出すまでに1時間ぐらい悩んでいる(バカ)。
新選組!!放送にあたって新選組!スペシャルが再放送されたので
それも全て見る。ほとんど覚えていたけど。
山南さんの切腹シーンでまた涙を流す。
本日の古畑は今までで一番好きかも。
石坂浩二にあわせて、横溝正史風。
藤原竜也は学生にしか見えなかったけど、
良い感じに壊れてて見ていて面白かった。
新選組!!は絶対に、土方が死ぬ事だけはわかっているので、
取り乱さないように、と自分に言い聞かせ(バカ)心して見た。
一応、ティッシュを用意したけれども、
土方の死はやっとカッちゃんのところにいけるね、良かったね、
という、穏やかな気持ちで見る事が出来たので、泣かなかった。
里見八犬伝は菅野美穂の底力を見たような気が...
これだけのキャストの中で一人勝ち状態?
今日だけで何時間ドラマ見てるんだ...
黒蜥蜴 神戸こくさいホール
かなり期待をした割には拍子抜け。
全体として悪くはないけれど。
おそらくは明智探偵の物足りなさ。
もうちょっと男前なところを見せてくれないと
黒蜥蜴が命を賭けて惚れるところに説得力がないような気がする。
久しぶりに演劇を観たせいで、
演劇のテンションになかなか乗っていけなかったせいもあるけど、
物足りなさを感じてしまって残念。
かなり期待をした割には拍子抜け。
全体として悪くはないけれど。
おそらくは明智探偵の物足りなさ。
もうちょっと男前なところを見せてくれないと
黒蜥蜴が命を賭けて惚れるところに説得力がないような気がする。
久しぶりに演劇を観たせいで、
演劇のテンションになかなか乗っていけなかったせいもあるけど、
物足りなさを感じてしまって残念。
オラ!
2005-04-22 | 雑記
今年のNHKのスペイン語講座が気に入ってしまったので、
1年後にはスペイン語が話せるようになってしまうかも?
でもこれ全国に流れてるのって大丈夫なのだろうか。
関西ローカルの深夜番組じゃないよねえ...
NHKの外国語講座はわりと好きなので、
毎年、気が向いたらみたりするのだけれど
1年続けて同じものを見るわけではないので、
全く語学の学習にはなっていない。
大体、語学を学習する気が全くない。
フランス語が好きなので、たまに勉強したりするけど
これは趣味なので、仕事に生かそう、とか、資格をとろう
みたいなものでは全くない。
これからの国際社会、英語ぐらいしゃべれないと、
みたいな雰囲気を感じない事もないけれど、
別にしゃべることが出来なくても私の今の生活に不便はないし、
言葉が分かっても、話す内容がなければ全く意味がないと思う。
英語を勉強する時間があるならば、
もっと他の知識を身につけたい。
英語に限らず、他の事においても
スキルを磨く事は大事かも知れないけれど、
それは全く本質じゃないくて、
もっと必要なのは、考える事。
何を考える事か。どう考えるかっていう事が
その人の価値を決める。
当たり前の事だと思うんだけど、
どうも、何ができるかって事に注目されがちな気がするのだ。
まあ、英語が出来ない言い訳、および開き直りだな、これは...
1年後にはスペイン語が話せるようになってしまうかも?
でもこれ全国に流れてるのって大丈夫なのだろうか。
関西ローカルの深夜番組じゃないよねえ...
NHKの外国語講座はわりと好きなので、
毎年、気が向いたらみたりするのだけれど
1年続けて同じものを見るわけではないので、
全く語学の学習にはなっていない。
大体、語学を学習する気が全くない。
フランス語が好きなので、たまに勉強したりするけど
これは趣味なので、仕事に生かそう、とか、資格をとろう
みたいなものでは全くない。
これからの国際社会、英語ぐらいしゃべれないと、
みたいな雰囲気を感じない事もないけれど、
別にしゃべることが出来なくても私の今の生活に不便はないし、
言葉が分かっても、話す内容がなければ全く意味がないと思う。
英語を勉強する時間があるならば、
もっと他の知識を身につけたい。
英語に限らず、他の事においても
スキルを磨く事は大事かも知れないけれど、
それは全く本質じゃないくて、
もっと必要なのは、考える事。
何を考える事か。どう考えるかっていう事が
その人の価値を決める。
当たり前の事だと思うんだけど、
どうも、何ができるかって事に注目されがちな気がするのだ。
まあ、英語が出来ない言い訳、および開き直りだな、これは...