廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

最後に来た新戦力

2008-01-07 19:19:08 | Weblog
 カープからFAで”どこかの球団”に移籍した新井選手の人的補償として赤松外野手が指名されたとニュースで知った。 赤松選手は俊足が売り物の25歳で、新球場での外野守備力強化を狙っての獲得だろう。 以前カープと”どこかの球団”でトレードがあり、カープは強打者タイプの喜田選手を獲得したが、一方で俊足と守備が特徴の山田(真)選手を失った。 それを考えるとタイプが違うので新井選手の穴は埋まらないが前回のトレードで失った分の戦力は補填された格好になる。 もっともカープの当初の狙いは現在不足している左リリーフ投手だったらしく、
”どこかの球団”もそれはお見通しで目ぼしい投手は全部プロテクトで固めていたらしく、それで方向転換して再来年のレギュラー候補を獲得した様だ。 これもプロテクト枠が28人に減っている事の恩恵だろう。 かつての金本選手の時は40人で、欲しい選手が残っておらず人的補償は断念となったのだし... ただ、FA補償のあり方はまだ改善の余地があるのでは? 私はアメリカみたいにドラフト一位指名権の譲渡の方が良いと思うのだが。 アマチュアはあくまでアマチュアで入ってみなければ活躍出来るのか分からないのだし。

 同じ日のスポーツ新聞によると”どこかの球団”は最近自前の選手が育たず、FAに頼る格好になっている。 これからは自前で主力選手を育てる”広島方式”を見習いたいと言ったと書かれているが、そのカープもここ十年ほどで高校から入って主力にまで育ったのは栗原選手、東出選手、倉捕手、大竹投手、長谷川投手、横山投手くらいしか思い浮かばない。 どうせ見習うのなら20代前半の若手が二軍からどんどん育って球界を代表する選手になっているパ・リーグの球団を見習った方が良いと思いますけど。 地元・九州出身の選手を多く育てているホークスに若手がどんどん育っているファイターズやマリーンズ、またマリーンズは四国アイランドリーグの球団に出資するなど育成能力の強化を更に狙っている。 そして二軍の独立採算に挑戦する横浜...と良いものは堂々と真似をすれば良いのだ。 とにかくせっかく縁あってカープに入ったのだし赤松選手には活躍を大いに期待しています。 今季から試合に出ていれば『筆殺仕立人』にも”鯉の韋駄天”として出演する事になるかも知れませんし...

                  

 年が明けてプロ野球選手の自主トレーニングの話題が出始めていますが、最近目に付くのは母校で練習する選手が増え、それが当たり前みたいに普通になって来ている事です。 今は「○○が母校の△△高校で自主トレ開始。」などとさらっと書いていますけど、ほんの数年前までプロ選手を高校生と接触させれば所属球団への勧誘などが行われるとか言われてなかなか実現しなかったのですけどね。 私自身はドラフトを否定していますが、完全ウェーバーでは無いものの選手側が球団を選べない形に戻したからこそ選手が自由に母校で練習出来る様になったのだと思います。 ただ、就職したOBが在学中の後輩を所属企業に誘う事は普通なら誰もおかしいとは思わないはず。 やはり球界内での戦力バランスをどうするのか、どんな形のプロ野球にするのかと言うビジョンを持ってやっていればこんな窮屈な事を考える必要は無いはずなのですけど...

                  

少年「塾で怒られ」 東京・品川の商店街連続切りつけ(朝日新聞) - goo ニュース

 新年早々嫌な事件ですが。 私も高校受験の時に塾に行った事はありますけどそんなに怒られた事はありませんでしたが。 そんなに怒られるほど不真面目だったのか、それとも... 今の子供は余りにもストレスの多い環境に置かれているのではと思いますけど無関係の人に暴力を振るった事は言い訳出来ませんが。


 ...以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする