昨夜(金曜日の夜・日付上は土曜)は夜勤の仕事が休みになったので前から見ようと思っていた映画『
劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』を見に
イオンモール・広島府中ソレイユの中にある
バルト11に行って来ました。 この
シネコンはいわゆる
メンズデーが無いので安く見る方法は1日のシネマデーか、夜間の
レイトショーかナイトショーしかありません。 最初はレイトショーの方に行く予定だったのですけどJRの時刻表を見ると
天神川駅を通る最終電車に間に合わない計算になるので諦めてナイトショー、昔で言えば”
オールナイト上映”にしました。 閉店後のショッピングモールに入るのってちょっと異様で新鮮な気分でした。 オールナイト上映は昔からあったけど実際に行ったのは私にとって今回が初めてで、ちょっとワクワクする気分と高揚感があります...
私は23時前に地元の
五日市駅からJRに乗る。 こんな遅い時間から帰りならともかく行きの電車に乗った記憶は無いな。 電車は
広島駅止まりで私はそこから
白市駅行きの電車に乗り換える。 夜中にしては客が多く、ほぼ満員になって座れないが隣の駅だから関係無いか。 車窓から
マツダスタジアムが見えるはずだが、暗いのと光の反射でよく見えない。 そして日付が変わる10分ほど前に天神川駅に着いた。 駅前が少しずつ整備されているのか、前に来た時には無かったコンビニがもうすぐ開店するらしい。
駅から歩いて5分ほどでソレイユに着いた、当たり前だがショッピングモール部分は閉店している。 灯りを辿って進んで行くとバルト11と書かれた建物の1階部分は明るくて自動ドアも開いて中に入れた。 私はエレベーターに乗って最上階にあるシネコン部分へと向かう。 エレベーターを出ると閉店中のショッピングモールの静寂と打って変わって騒がしい世界になった。 もう上映時間まで10分ほどしかないから急いでチケットを買う。 ナイトショー価格は1200円だ、既に終電が出てしまって帰れない事を考えると600円の差はそこまで大した事は無い様にも思えるが、いつも1000円で映画を見ている私なので1800円を映画を見る為だけに払うのは何かシャクなんですよね... 案の定、売店の飲食物は高かったがせめてコーラくらいは買ってやろう、300円で差額600円ならお釣りが来るし。 劇場に入って見ると客は少ない、こんな時間の上映だから当然か。 映画が始まるまで10分弱、意外だったのは場内にBGMが全く掛かっておらず静かだった事だ。 深夜だと言うのはここでは関係無いだろう、恐らくはスクリーンが11もあると客を入れて映画が始まるまでの”演出”を考える余裕は無いのだろう。 私はそう言う事に非常に拘っている
サロンシネマでいつも映画を見ているので映画館で見る時の一番の楽しみである上映前の時間が静か過ぎる事にはどうしても違和感が残りますね...
映画なんですが2部作の前編を見ていない(広島地域では上映館が無かった...)ので、途中からいきなり始まった様な違和感はどうしてもありますね。 映画を見に行く前に見たかったですけどレンタル屋にも無いし、ネットで有料配信されていたみたいだけど見る時間を作れなかったもので。 ただ
BS11でやっている『
マクロスFテレビアニメ版』再放送のお陰で物語の世界にはすんなりと入れましたけど。 映画版はわずかに映画オリジナルのキャラクターが登場する程度で、テレビ版と登場人物はほぼ同じですが、同じキャラクターでも物語の中での役割が変えられていたり、ストーリーもテレビ版とは微妙に違う流れになっています。 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、物語の結末も納得の行くものになっています。 後で考えればこの物語の結末はやはりこれしか考えられないですし。 テレビ版を最初に見た2007年から長い付き合いになりましたが、
アルトと
シェリル、
ランカの3人を中心とする『マクロスF』の物語はこれで本当に”完結”したのだなと映画を見終わって感傷的になりました。 何年か先、再びマクロスをやるのだとしたら『7』、『F』と続いた宇宙移民船団ネタとはまた違う物語にした方が良いかも知れませんね。 私としては移民惑星と移民惑星の間を結ぶ貿易船団(宇宙は危ないので当然武装している)なんてのはどうかと思っていますが。 とにかく
河森監督を始めスタッフの皆様には本当に感謝、そして
菅野よう子さんの音楽は本当に凄いの一言で、この映画版完結編のテーマ曲『
サヨナラノツバサ』も鳥肌が立つくらい素晴らしかったです。 今後のご活躍にも期待していますので。 ところで映画は良かったが見終わって館内の清掃が始まったソレイユを出た時点で深夜2時過ぎ、時刻表によると始発が出るまで4時間弱もあるしそれまで何をして待つのかが問題だな...
節電地域でのプロ野球ナイター「厳に慎むよう」 文科省(朝日新聞) - goo ニュース
今回の東北・関東大震災を受けてプロ野球、特にセ・リーグの開幕をいつにするのかが問題になっていますね。 私個人的にはパ・リーグと開幕日が違う事はそれほど問題では無いと思っています。 そもそも今までずっと両リーグは開幕をずらしていたのですし。 もちろんそれはセ・リーグの一部の球団にしか注目しないマスコミに問題があるのでパ・リーグも止む無くそうしていたのでしょうけど。 今回、政府が”民間”のプロ野球にここまで介入する理由は被災地の東北や関東で電力不足の問題がある中で一部の球団がナイトゲームの開催に固執するからで、計画停電では一般家庭だけで無く企業や工場などの”経済活動”にも大きな影響を受けているのにプロ野球だけが”例外”であるはずは無いですから。 某球団も首都圏での試合は極力デーゲームに切り替えるとか、当面は電力不足の問題が起こっていない西日本の球場に平日の試合を持ち出す事も考えるべきではないかと思いますけど...
イチロー史上最高!義援金“イチ億円”で頑張れ日本(スポーツニッポン) - goo ニュース
イチロー選手(
シアトル)は以前も
鳥インフルエンザや
口蹄疫、
新燃岳の噴火の被害に苦しむ宮崎県に1億円を寄付した事がありますけど今回の東北・関東大震災にも同額の寄付をされるみたいで流石は”現役大リーガー様”と言いたいところですけど、いくら収入も多いとは言えこれだけの寄付は驚きです、もしかしたらまだこれ以上の支援も考えてられるのかも知れませんが。 長年、アメリカで当然外国人ばかりの中で暮らしながらプレーを続けていて、そしてまた
WBCでは自らリーダーシップを発揮して日本代表チームを優勝に導くなどの経験を重ねる事によって祖国を想う気持ちが日本に住んでいる私達以上に強いのかも知れませんね...
さて、このまま閉店後のソレイユの前で呆けていても仕方が無いので私は天神川駅まで戻り、もちろん電車は出ていないので線路沿いの道を歩いて広島駅へ向かう。
マツダスタジアムが出来てから最寄りの広島駅だけでなく天神川駅への歩道も整備されていてかなり歩きやすくなっていた。 ナイトゲーム帰りの場合も考えて街灯の数も増えて道も明るいし... 私は映画の余韻に浸りながら線路沿いの道を歩いている。 映画のクライマックスでWヒロインの一人、
シェリルはテレビ版と同様に宇宙伝染病に侵されて死の刻が迫る中、それでも歌い続けて心配する仲間がもういい、休めと言うと「もし死ぬのだったらステージの上で死なせてっ!」と必死に訴えて最後の最後まで歌おうとする場面があり、私も目頭が熱くなってしまいました。
シェリルはもちろん架空の人物ですが、命ある限り最後まで舞台に立とうとした歌手や役者は実際に何人も居て、その人達がモデルとなっているのかも知れませんね...
今回の東北・関東大震災でプロ野球は開幕が遅れ、Jリーグも第1節を終えたままシーズンが中断しています。 現時点では開幕とシーズン再開がいつのなるのかハッキリとは分かりません。 しかしいつからだと決めて試合が始まったら気持ちの整理が付かないと言うのは無し、いつもと同じ、いやいつも以上に一生懸命にプレーを見せてもらいたいです。 カープの選手達は何故プロ野球選手なのでしょう? サンフレッチェの選手達は何故プロサッカー選手なのでしょう? 野球やサッカーが上手いからとか、野球やサッカーが好きだからと言う事もあるでしょうが、私は”もし死ぬのだったらグラウンドの上で!”と言うくらいの強い気持ちがあるからプロになったのだと思います。 今、野球やサッカーをやっていて良いのかと言う迷いはグラウンドに立つ時までに捨ててもらいたいです...
線路沿いの道を歩いていると
マツダスタジアムに着いた。 当然ながら開いてないし、真っ暗で写真も撮れなかった。 でもここでもうすぐ野球が始まるのだなと言う高揚感が盛り上がって来る。 このマツダスタジアムと
旧広島市民球場跡地のサッカー場、ここが私の”故郷”であり”家”であり、そして”舞台”です。 開幕とリーグ再開がいつになるかは分かりませんが、日本が大変な状況の中、納得するまで話し合って決めたら迷いを振り切ってプロのパフォーマンスで感動をもたらして頂きたいです... そんな事を考えながら私は真っ暗なマツダスタジアムを離れ、しばらく歩いていると広島駅に着きました。 駅近くのネットカフェで5時くらいまで1時間ほど時間を潰し、しばらく待つと5時20分に駅のシャッターが開き、5時50分の始発に乗って朝の街を家路に就きました...
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...以上です。