中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

21試合「16勝5敗」…その意気やよし!

2009-08-04 15:19:16 | Weblog
 ようやく梅雨が明けた。ここ名古屋の「東海地区」はまだのようだが、来てみると暑いこと暑いこと。これで「何で梅雨が明けないの?」と思うけど、気象庁が出さないのだから、仕方がないわな。この地区ではまだ雨が降るのかもしれない。うちの田舎(三重南部)でも、日照不足に泣いている状態で、コメが例年通りできるかどうか。困ったもんだよ、今年の異常気象には…。

 これからナゴヤドームに出掛けるのだが、我が社を含め、各スポーツ紙には阪神・真弓監督の勇ましい発言?が載っていた。京セラドーム2カードを含む長期ロード21試合で「16勝5敗」という目標を立て、この数字の達成に意欲を示したという。どんな口調でしゃべっていたか知らないので、ここには書かないが、それくらいの気概で臨む―ということだろう。いいじゃないの、やってもらおう。

 これだけの勝ち越しをするには、普通に戦っていては到底無理。各チームの監督が「エッ‼」と思うような、大胆な用兵が必要になってくる。勝てるとなれば、藤川だって九回限定と言わず、八回からでもどんどんつぎ込んでいかないと、11もの貯金は作れない。それでなくても、赤星と関本を欠く苦しい状況なのだ。監督自身がありとあらゆる手段を尽くして「上げ潮ムード」を作ってほしい。

 今回の中日3連戦を、少なくとも2勝1敗で乗り切りたい。そのためにも、きょうの初戦を確実に獲ろう。防御率リーグ1位のチェンからはそんなに点を取れないだろうから、安藤が6、7回を1点、2点に抑えることが必須になる。僅差の勝負を勝ちきれば「勢い」が生まれる。