自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

鮮度・・・

2008年06月09日 | 
宮崎公演で肝心の芝居の中身は?というと、
会場は写真の通りでかい。
1100席。
一階部分が750席ぐらい。
この一階が満席で二階もそれなりにお客さんが入っていたという。
正直、朗読劇「月光の夏」は大きなところでやるのは難しさがある。
しかし過去にも大会場は経験があるからそんなに違和感はなかった。

そんな中、俺のセリフから始まる。
「一台の・・・」
なかなか好調な滑り出しで、お客さんと共に良い時間を共有できたと思っています。
朗読劇で客席に向いて投げかけているから、お客さんの反応がダイレクトに感じられるのでね。

先々日に書いてある作家の藤井さんは今回で二回目の観劇。
一回目は三年前の熊本県人吉市でやった時に観に来てくれた。
終演後「どうでした?」と聞いたら、
「一回観たからどうかなと思っていたが、凄く新鮮でよかったよ」
と言ってくれた。
「新鮮だった」っていうのが嬉しい!
芝居は鮮度が命だからね。
再演ものは鮮度を保つためにあれやこれやと手をつくす。
今回は役作りの追求が巧をそうしたのかな。
そして藤井さんの奥さんも観にいらしていたらしく、凄く感動していたよと、言ってくれた。
明日へつながる宮崎公演だった・・・。
コメント
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