『どん底』本多劇場公演閉幕致しました。
ご来場くださいました皆々様、本当にありがとうございました。
そして劇団としては大失態した千秋楽。
ご来場くださいました皆々様、誠に申し訳ございませんでした。
開演を4時間遅らせたのにまた来てくださいました皆々様、感謝、感激、感動でございます。
本当に本当にありがとうございます。
開演を遅らせなくてはならなくなったのですが、その間の話をちょっと・・・
開演時間を過ぎて色々考えはありましたが最終的な劇団の判断は開演時間を遅らせるでした。
もちろん何とかやれないか模索はしましたが、五千円いただいている公演でそれに見合ったものを見せられる手立てはないという判断です。
しかしベリャコーヴィッチは俺がやるといってやる気でした。
だけども出演者の思いを察したのか冷静になり、今来ているお客さんに話をしたいと言って皆様の前に出ました。
そして色々話をしている中でベリャコーヴィッチが皆様のために公開稽古をしたいと言い、お客さんも大多数の方が見たいとのことで急遽稽古をすることになりました。
さて、こちらは大変です。
でも今来ているお客さんに何かしなくてはと思いましたし、ベリャコーヴィッチの責任感とこの事態を何とかしょうという気持ちがよく解ったし、やるしかない!ってな感じです。
そしてどこのシーンを稽古するかもだいたい解っていました。
稽古中、鑑賞会の方々が稽古見学しに来たときにいつもベリャコーヴィッチと目が合い、よろしくな、いつものところな的なアイコンタクトがあり、やるシーンはペーペルがナターシャに求婚を迫りそこから結婚式的な盛り上がりをみせるところ。
そのシーンは盛り上がるし、観ていて楽しいからやるのだろうけども、個人的にはベリャコーヴィッチからの信頼も感じるのだ。
稽古を見られるのは何だか変というか、恥ずかしいというか、俺はあまり好きではない。
でもそのベリャコーヴィッチの信頼があるから乗り切れていた。
さて昨日の公開稽古。
ベリャコーヴィッチと目が合った。二人しかわからないアイコンタクト。
急遽だが気合は入った。
でも劇場で200人くらいはいたかな・・・客席は明るいし、舞台も素明かり。
お客さんのほうもきっと心中複雑だろうし、やるシーンは途中からだし、やりづらさ200%だ。
でも瞬間でそのシーンに入らにゃあならん。やるっきゃない。
求婚するシーンをやった。
そしてその後のシーン、ナターシャを取られ絶望し叫ぶところもやり、
そして殺しのシーンも。
本音を言えば無理やりやった感じだ。
そこに行くまでの過程がないのだから、正直つらい。
でも全力でやりました。
さて本番。
百数十人の方が観に来てくださった。
さらに始まるときに拍手までおこった。
待っていてくださったのだ。楽しみにしていてくださったのだ。
感謝、感動、感激だ。
でも妙な感覚だった。ペーペルがどうなるのか、そのシーンを皆さん先ほど観ている。
変な感じ・・・
そして先ほどやった求婚と絶望と殺しのシーン。
不思議な感じだ・・・
稽古と同じことをするのだが、ちょっと違うことをしてやろうと思ったし、でもまったく同ことを新鮮にやるのも面白いし、当然過程があってのことで気が入っているから芝居のノリが違うだろうし、不思議で妙で楽しかった。
観ている方々はどう思ったのだろう・・・
こんな感じでした。
観られなかった皆様すみませんでした。
ご来場くださいました皆々様、本当にありがとうございました。
そして劇団としては大失態した千秋楽。
ご来場くださいました皆々様、誠に申し訳ございませんでした。
開演を4時間遅らせたのにまた来てくださいました皆々様、感謝、感激、感動でございます。
本当に本当にありがとうございます。
開演を遅らせなくてはならなくなったのですが、その間の話をちょっと・・・
開演時間を過ぎて色々考えはありましたが最終的な劇団の判断は開演時間を遅らせるでした。
もちろん何とかやれないか模索はしましたが、五千円いただいている公演でそれに見合ったものを見せられる手立てはないという判断です。
しかしベリャコーヴィッチは俺がやるといってやる気でした。
だけども出演者の思いを察したのか冷静になり、今来ているお客さんに話をしたいと言って皆様の前に出ました。
そして色々話をしている中でベリャコーヴィッチが皆様のために公開稽古をしたいと言い、お客さんも大多数の方が見たいとのことで急遽稽古をすることになりました。
さて、こちらは大変です。
でも今来ているお客さんに何かしなくてはと思いましたし、ベリャコーヴィッチの責任感とこの事態を何とかしょうという気持ちがよく解ったし、やるしかない!ってな感じです。
そしてどこのシーンを稽古するかもだいたい解っていました。
稽古中、鑑賞会の方々が稽古見学しに来たときにいつもベリャコーヴィッチと目が合い、よろしくな、いつものところな的なアイコンタクトがあり、やるシーンはペーペルがナターシャに求婚を迫りそこから結婚式的な盛り上がりをみせるところ。
そのシーンは盛り上がるし、観ていて楽しいからやるのだろうけども、個人的にはベリャコーヴィッチからの信頼も感じるのだ。
稽古を見られるのは何だか変というか、恥ずかしいというか、俺はあまり好きではない。
でもそのベリャコーヴィッチの信頼があるから乗り切れていた。
さて昨日の公開稽古。
ベリャコーヴィッチと目が合った。二人しかわからないアイコンタクト。
急遽だが気合は入った。
でも劇場で200人くらいはいたかな・・・客席は明るいし、舞台も素明かり。
お客さんのほうもきっと心中複雑だろうし、やるシーンは途中からだし、やりづらさ200%だ。
でも瞬間でそのシーンに入らにゃあならん。やるっきゃない。
求婚するシーンをやった。
そしてその後のシーン、ナターシャを取られ絶望し叫ぶところもやり、
そして殺しのシーンも。
本音を言えば無理やりやった感じだ。
そこに行くまでの過程がないのだから、正直つらい。
でも全力でやりました。
さて本番。
百数十人の方が観に来てくださった。
さらに始まるときに拍手までおこった。
待っていてくださったのだ。楽しみにしていてくださったのだ。
感謝、感動、感激だ。
でも妙な感覚だった。ペーペルがどうなるのか、そのシーンを皆さん先ほど観ている。
変な感じ・・・
そして先ほどやった求婚と絶望と殺しのシーン。
不思議な感じだ・・・
稽古と同じことをするのだが、ちょっと違うことをしてやろうと思ったし、でもまったく同ことを新鮮にやるのも面白いし、当然過程があってのことで気が入っているから芝居のノリが違うだろうし、不思議で妙で楽しかった。
観ている方々はどう思ったのだろう・・・
こんな感じでした。
観られなかった皆様すみませんでした。