自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

お詫びと諸々・・・

2012年02月29日 | 芝居道
『どん底』本多劇場公演閉幕致しました。

ご来場くださいました皆々様、本当にありがとうございました。

そして劇団としては大失態した千秋楽。

ご来場くださいました皆々様、誠に申し訳ございませんでした。

開演を4時間遅らせたのにまた来てくださいました皆々様、感謝、感激、感動でございます。

本当に本当にありがとうございます。


開演を遅らせなくてはならなくなったのですが、その間の話をちょっと・・・

開演時間を過ぎて色々考えはありましたが最終的な劇団の判断は開演時間を遅らせるでした。

もちろん何とかやれないか模索はしましたが、五千円いただいている公演でそれに見合ったものを見せられる手立てはないという判断です。

しかしベリャコーヴィッチは俺がやるといってやる気でした。

だけども出演者の思いを察したのか冷静になり、今来ているお客さんに話をしたいと言って皆様の前に出ました。

そして色々話をしている中でベリャコーヴィッチが皆様のために公開稽古をしたいと言い、お客さんも大多数の方が見たいとのことで急遽稽古をすることになりました。

さて、こちらは大変です。

でも今来ているお客さんに何かしなくてはと思いましたし、ベリャコーヴィッチの責任感とこの事態を何とかしょうという気持ちがよく解ったし、やるしかない!ってな感じです。

そしてどこのシーンを稽古するかもだいたい解っていました。

稽古中、鑑賞会の方々が稽古見学しに来たときにいつもベリャコーヴィッチと目が合い、よろしくな、いつものところな的なアイコンタクトがあり、やるシーンはペーペルがナターシャに求婚を迫りそこから結婚式的な盛り上がりをみせるところ。

そのシーンは盛り上がるし、観ていて楽しいからやるのだろうけども、個人的にはベリャコーヴィッチからの信頼も感じるのだ。
稽古を見られるのは何だか変というか、恥ずかしいというか、俺はあまり好きではない。
でもそのベリャコーヴィッチの信頼があるから乗り切れていた。

さて昨日の公開稽古。

ベリャコーヴィッチと目が合った。二人しかわからないアイコンタクト。
急遽だが気合は入った。

でも劇場で200人くらいはいたかな・・・客席は明るいし、舞台も素明かり。
お客さんのほうもきっと心中複雑だろうし、やるシーンは途中からだし、やりづらさ200%だ。
でも瞬間でそのシーンに入らにゃあならん。やるっきゃない。

求婚するシーンをやった。

そしてその後のシーン、ナターシャを取られ絶望し叫ぶところもやり、
そして殺しのシーンも。

本音を言えば無理やりやった感じだ。

そこに行くまでの過程がないのだから、正直つらい。

でも全力でやりました。


さて本番。

百数十人の方が観に来てくださった。

さらに始まるときに拍手までおこった。

待っていてくださったのだ。楽しみにしていてくださったのだ。

感謝、感動、感激だ。

でも妙な感覚だった。ペーペルがどうなるのか、そのシーンを皆さん先ほど観ている。

変な感じ・・・

そして先ほどやった求婚と絶望と殺しのシーン。

不思議な感じだ・・・

稽古と同じことをするのだが、ちょっと違うことをしてやろうと思ったし、でもまったく同ことを新鮮にやるのも面白いし、当然過程があってのことで気が入っているから芝居のノリが違うだろうし、不思議で妙で楽しかった。

観ている方々はどう思ったのだろう・・・


こんな感じでした。

観られなかった皆様すみませんでした。
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出てこない・・・

2012年02月21日 | 稽古
さて稽古場での稽古が残り一回となりました。

今日の稽古は1幕通し。

個人的にあ~って感じだった・・・ってどんな感じだ・・・


色々な人に観ていただきたい。

そんな芝居だ。


初日は25日。

まだチケットはある。


芝居の魅力を語りたいのだが言葉が出てこない・・・

今日の俺はダメなのか・・・


ちょっと暖かくなってきましたね。

でも乾燥が激しい。


何かこんなことしか出てこない・・・
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佳境へ・・・

2012年02月17日 | 稽古
さて本番まで一週間となりました。

稽古場での稽古は残り4回。

う~ん・・・不安がある・・・

まあいつもこんな感じだけど・・・

どの芝居もそうだが、どこかのタイミングでこのままで良いのか悪いのかと悩む。

今がその時期か・・・


今日で鑑賞会の方が見学するのは最後。

皆さん喜ばれていたみたいで、中には興奮して帰ってくださった方もいたそうです。

そりゃそうですよ・・・ベリャコーヴィッチの稽古は面白いですし、間近で見る臨場感もある。

ちょっとした非日常を体験した感じなのかな・・・

でもあれはほんの一部。

ベリャコーヴィッチも見学者がいるのを分かっての稽古だし、もっともっと凄~いことになることなんて多々ある。

そんなこんなを経ての本番なのだ。

どうぞお楽しみに!
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見学・・・

2012年02月16日 | 稽古
今日は演劇鑑賞会の方が稽古場見学にいらっしゃいました。

稽古は楽しい空気のときもあれば、苦しく重い空気のときもあります。

どうだっただろう・・・

楽しい感じかな~

何にしても大変な作業に変わりはありません。

でも過程をお互い知ることは大切。

そうやって手を取り合っていきたいです。

明日も来るそうです。

どんな稽古になることやら・・・
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バージョンアップ

2012年02月12日 | 稽古

稽古進んでいます。

芝居の幅が凄くあってこれは面白くなりそう。

やる側は難しいのだがやりがいはある。

確実にバージョンアップしますよ。

どうぞお楽しみに!
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よ~し

2012年02月01日 | 稽古
一月も終わりですね。

色々ありました。

前途多難で今年は波乱の一年になりそうなスタートでした。

個人的に上手くいかなかったり、思うようにいかなかったり、色々思うところもあり、あ~どうしよ~という落ち着かない日々。

でもこういうのはきっと成長には欠かせないのだろう。

そんな中、芝居があるのはありがたい。

芝居に没頭できる。

今日は通し稽古。

ま、これからです。

何日かやってきて思うことは、頼りになる役者がいるとほんとにありがたい。

楽しいし芝居が前に進む感じがとてもする。

この感覚を共有できる時間をしっかり楽しみたい。
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