自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

『どん底』

2011年12月29日 | 出演情報


更にパワーアップしての再演!
好評だった2009年から2年・・・その間色々な役をやってきました。その一つはハムレット。同じベリャコーヴィッチ演出で心身ともに鍛えられ、それをへての『どん底』。また新たな気持ちと共に更なるパワーアップをしてペーペルに挑みたいと思います。
見逃した方、興味のある方、そして一度見た方もぜひぜひ観に来てください。お待ちしております。

『どん底』

作/M・ゴーリキ
翻訳/佐藤史郎
演出/ V・ベリャコーヴィッチ

2012年2月25日~28日 本多劇場
2012年3月6日~4月29日 中部北陸ブロック・首都圏ブロック・その他

ストーリー
地下の安宿では、今日も朝からたわいないことで喧嘩が始まる・・・・・。
饅頭売りのクワシニャーは、病身の妻・アンナを顧みない錠前屋のクレーシチを責め、
男爵と呼ばれる男の夢は「悲恋物語」に浸るナースチャーに茶々を入れる。
宿の主人コストイリョフが女房のワシリーサの行方を訪ねに降りてくれば、こそ泥のペーペルと衝突する。
イカサマ賭博師のサーチンは言う「どうしてあの野郎をバラしちまわねんだ?」

アルコール中毒の役者や帽子屋のブブノフ、荷揚げ人足や娼婦など行き場の無い人間達がふきだまるそんな宿に、 巡礼のルカがワシリーサの妹・ナターシャに案内されて来る。
彼女の叔父で巡査のメドヴェージェフの誰何にもまるで動じないルカ。

「どんなに気取ったところで、人間は人間として生まれ、人間として死んで行くんだ」
「わしらはみんな、この地上では巡礼さ。わしらの地球だって空を巡る巡礼というじゃないか」

----啓示めいた一言ひとことが、やがて波紋のように宿の住人の心に広がっていく・・・。
役者は療養所行きを決め、アンナは天に召され、ナターシャはペーペルからの求婚を受け入れる。
ところが----。

キャスト
コストゥイリョフ(木賃宿の主人) 石田登星[演劇集団円]
ワシリーサ(その妻) 津田真澄[青年座]
ナターシャ(ワシリ-サの妹) 小川由樹枝
メドヴェージェフ(彼女達の叔父・巡査) D.ナグレジノフ[ユーゴザパト劇場]
ペーペル (泥棒)南保大樹
クレーシチ(錠前屋) 山中康司
アンナ(その妻) 岸並万里子/小池友理香
ナースチャ 腰越夏水
クワシニャー(饅頭売り) I.スーシナ[ユーゴザパト劇場]
ブブノフ(帽子屋) 豊泉由樹緒
男爵 笹山栄一
サーチン 武正忠明[俳優座]
役者 能登剛
ルカ(巡礼) 内山森彦[コスモプロジェクト]
アリョーシカ(靴屋) 姶良勇一
ゾープ(荷揚げ人足) 奥山浩
タタール人(荷揚げ人足) 星野真広
浮浪住人 原野寛之
浮浪住人 飯田光
浮浪住人 橘憲一郎(フリー)
浮浪住人 岸並万里子/小池友理香
浮浪住人 大川綾香

スタッフ
作 M・ゴーリキ
翻訳 佐藤史郎
演出 V・ベリャコーヴィッチ
美術 V・ベリャコーヴィッチ
照明 V・クリモフ
音響 A・ポポフ
衣裳 A・プーシキン
制作 横川功

2012年2月
25日(土)18:30~
26日(日)13:30~
27日(月)13:30~/18:30~
28日(火)13:30~

チケット
一般  5000円
シニア 4500円
学生  3000円
プラスワンチケット 15000円(三名様の料金で四名様観劇できます。お得!)

メール(daiju1223@mail.goo.ne.jp)をいただければ私がご予約くいたします。
お気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
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目に…

2011年12月18日 | 
さて座談会。

伊那市民劇場の30年を振り返りながら芝居の話しや当時の思い状況を話しあった。

俺は勿論知らないことなのですが、以前九演連四十年史を読んでいたから全国的にどういう状況かはわかっている。

そのなかで俺の役割は役者として色々な鑑賞会に行って何を思い感じたのかを語ること。

ここでは何を語ったのかは書きませんが、北九州市民劇場での個人的な経験、教わったこと、感じたことを話しました。

こういうのは経験しないとわからないことが多い。

どういうのが良い座談会なのかわかりませんが、最後ちょっぴり感動した。

意志は目に宿るというが、まさにそんな目を皆さんしていた。

今度は役者として舞台上で色々と表現していきたい。

大変貴重な経験。また色々教わり良い経験をさせてもらいました。

伊那市民劇場の皆様ありがとうございました。


3月にこの座談会が掲載されている記念誌が出来上がるので興味のある方はぜひ読んでください。
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正しい信州の…

2011年12月18日 | 
信州の温泉の次は信州の蕎麦。

一見、蕎麦屋には見えない。

建物も屋内も昔ながらの日本家屋。


いろりの席で蕎麦を。

美味しい。

正しい信州の過ごし方…
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信州は温泉

2011年12月17日 | 
昼間温泉へ。

快晴。

極楽極楽。

無料体験マッサージ機でほぐす。

これは一緒に行った劇団制作の横川さんもやったのだが、レクチャーする女性の方にどんな仕事をしているのか探られ、仕事のようで仕事じゃないようなとか何とか言っていたらいいが、俺にあの方は政治家ですか?と言われた。

横川さんの尊大な態度がそう思われたのか…
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4年ぶりの伊那

2011年12月17日 | 

長野県は伊那へ…


前方には事務局長の唐澤さんと横川さん。


今日は伊那市民劇場例会『どん底』の事前学習会。


伊那市民劇場30周年記念公演に『どん底』を選んでいただいたので、その『どん底』の魅力を語りに行きました。

芝居の魅力を語るのは大変でどこまで伝わったかわかりませんが、楽しい雰囲気と我々の想いは伝わったのではと思っています。

この芝居を30周年記念公演に『どん底』選んだ伊那市民劇場は凄い。

絶対想像を超える舞台をお届けしたい。

そのあとの交流会もさらに踏み込んだ話しと絆ができたのではと勝手に思っています。


それにしても寒い!

小雪がパラついていて、芯まで冷える。

だけど何だかわからんが気持ち良さもある。

-五度になるらしいが、伊那の夜は熱かった…

明日へ続く…
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回復・・・

2011年12月02日 | 何気ない話
風邪ひいていました。

のどが痛く熱も出て・・・

でも休めず、毎日フラフラしながら過ごしていた。

最近やっと回復。


劇団では明日『つがいのエプロン』が開幕する。

その手伝いをそこそこやっていたのだが、かなりの激務だった。

疲れと寝不足と寒さと、そしてうつされたのだろう。

稽古場って何かと風邪にやられている気がする。


誰でもあるとは思うのだが、

自分の考え価値観、直感や感覚が信じられるときと、信じて良いのかと不安になるときがある。

自問自答して対比して想像して確かなものを探す。

もしくは他人はどう思ったのかを聞く。

何だかそんな感じな日々。

これはきっと今自分の持っているものを実際に試して行動して一つずつ確かなものにしていかなくてはいけないのだろう。

俺はまだまだそれを沢山しなくてはならないのだろう。

その場がほしい・・・
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