ないちょの雑記帳

日々心に浮かぶこと、世の中のことをそこはかとなく書き綴ってます

竹島の日。

2006-02-23 | 政治
-----------------------引用------------------------
竹島、独島 主張平行線 松江でフォーラム

講師の話に傾聴する「竹島を考えるフォーラム」参加者=22日、松江市の県民会館
 「歴史、地理学的にも国際法上からも竹島は日本固有の領土であることは明白」。参加者の発言に会場は拍手に包まれる。会場の外で「独島は元々韓国の領土だ」と日本語で書いた紙を報道陣に見せ、「抗議するために来た」と息巻く韓国の市民団体の代表。島根県が条例施行後初めて迎えた「竹島の日」の二十二日、啓発イベントが開かれた松江市殿町の県民会館周辺は会場の内と外で対照的なアピールが繰り広げられ、領土問題の根深さをうかがわせた。

~後略~

竹島、独島 主張平行線 松江でフォーラム ~日本海新聞(2006年2月23日付)~
--------------------引用終わり---------------------

昨日、「竹島の日」条例施行後初めての竹島の日を迎えた。韓国側の抗議団が島根県松江市の記念行事会場に詰めかけ、抗議活動を行った。

かねてより、韓国との間で帰属が問題となっている竹島。竹島の帰属は複雑な経緯経ているため、簡単に解決できる問題となっていない。加えて、韓国側の感情的な反発も混在し、より混乱に拍車がかかっている。

問題の発端は戦後韓国大統領だった李承晩が韓国と日本との海域に一方的にひいた”平和線”(いわゆる李承晩ライン)である。そのときに竹島も韓国領として一歩的に宣言した。その後韓国側は李承晩ライン付近で漁をしていた日本漁船を次々と拿捕し、およそ4000人の日本人が韓国側に抑留され、死者もでる始末になった。
そのとき、韓国側に抑留された日本人は日本で収監されていた在日韓国人の釈放と特別在留許可との引き換えでようやく開放された(李承晩ライン「wikipedia」)。

竹島を巡る帰属争いは上記のような背景もあり、必ずしも平和的に話し合いで解決する雰囲気にない。加えて政府の及び腰な態度と韓国世論の感情的な反発がさらに問題をこじらせている。

いずれにせよ、政府には毅然とした態度で竹島の帰属権の主張と韓国側との交渉を続けてもらいたい。あいまいな態度でこの問題を先送りすれば、竹島の韓国側による実効支配を追認したこととなり、竹島は絶対に日本の帰属とならない。そうなると、周辺海域の水産資源や海底資源も日本側の占有物とすることができなくなる。日本海の資源確保と資源保全のためにも、竹島の帰属は譲れないであろう。

←竹島の帰属を確保するべしと思う人も思わない人も1クリック!


最新の画像もっと見る