ないちょの雑記帳

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中国から突きつけられた選択支~東シナ海ガス田問題~

2006-03-10 | 政治
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中国、ガス田共同開発「尖閣付近で」・日本側は拒否確認

 政府は8日午前、東シナ海のガス田開発を巡る日中の第4回局長級協議で中国側が示した共同開発案を拒否する方針を決めた。交渉に当たった小平信因資源エネルギー庁長官と外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長が首相官邸に安倍晋三官房長官を訪ね、新提案が尖閣諸島の周辺海域を含んでいることなどを報告、慎重に対応していく方向を確認したものだ。

~後略~

中国、ガス田共同開発「尖閣付近で」・日本側は拒否確認(NIKKEI NET)
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先ごろ、日本と中国の間で東シナ海における海底ガス田を巡って交渉が行われた。その中で中国側から提案された開発案は日本の領海内である尖閣諸島近海での共同開発案であった。当然日本側はこの新提案を拒否したが、今後東シナ海の資源争いは今後も続くことが決定的となった。

気になるのは、中国側の対応がややヒステリックなことだ。日本が中国に対し利権をはっきり主張するようになり、日本に対しもっと強行に要求するように軍部などから突き上げがあるのではないのだろうか?対外的には強く日本に対し、要求を突きつけているようではあるが、その内実は軍部対策または対日強硬派に対するポーズということもありうる。

いずれにせよ、この東シナ海の海底資源帰属の問題は早期に日本側も断固たる対応をしなければならないだろう。今この瞬間にも、日中中間線に天然ガスは中国側に持ち去られようとしているのだから・・・。

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