ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

イルカの内臓一式

2009年01月13日 00時17分51秒 | 脊椎動物(鳥類・哺乳類)
年末にまたまた変なメールがきた。

メールの主はもちろんWisdom96さん・・・


イルカの腎臓がやばい・・・って何!?


だから、腎臓がどうしたんだ?と思っていると、

なんと、腎臓が人間みたいなソラ豆の形ではなく、

ブドウの房みたいになっているというのだ。


ブドウの房って、どんなんなってんだ?

た、確かに、みたい。(同じアナのムジナ・・・)





だからって、腎臓だけ注文してよいものか・・・






とりあえず、水産卸にイカ解剖の事前仕入れに行った際に、

例のイルカのときの仕入れ責任者Nさんがちょうどいたので、呼び止める。



団長:「また変なお願いなんですけど、イルカの腎臓が欲しいんですけど・・・」

Nさん:「あ?心臓?」

団長:「いえいえ、じ・ん・ぞ・う」

Nさん:「あぁ、腎臓。腎臓、なんとするなよ?」

団長:「イルカの腎臓って、普通の腎臓とはだいぶ違うらしくって、ブドウの房みたいになっているっていうんで、理科の教材でまたちょっと・・・」

Nさん:「ちょっと待ってけれ」

と、速攻で電話をしてくれる。


Nさん:「あぁ、どうも。 イルカの腹は、そっちでぬくんだか?
あぁ。今度は腎臓がほしいんだと。心臓でねぐ、じんぞうだと。
ぶどうの房みたいになってるんだと。
あぁ。んだな。へば、内臓一式。送ってけれ。」


ううう・・・

予想したとおりだ。


売り物ではない内臓は全て処分されるはず。

だから腎臓だけ、わざわざ分けて送ってくれるはずもなく・・・

面倒だから、内臓一式になるわけだ。



Wisdom96さんからは、

腎臓だけ欲しいなぁ。

消化器はいらないけど、心臓や肺はみたいかも。

みたいな返事が来てたけど、そりゃぁ無理だ。




ということで、年越しで注文してたイルカの内臓一式が届いたよ。


心配してた内臓一式の大きさを確認すると、普通の1箱程度で全部入っているらしい。


1人ではやはり不安なため、いつものいずみだすと一緒に引き取りに。

ずっしり重い箱を運び出して、隣の建物の駐車場へ移動。



箱を開けてみると・・・

うお!腸がソーセージみたい!

うお、心臓がでかい!


で、腎臓ってどこよ・・・


気持ち悪くなる人はみてはいけない ==>こちら




青いビニール袋に包まれて、ブニョブニョしてる内臓一式は、

建物の外で拡げるわけにもいかず、

ひっくり返して裏を見るわけにもいかず、

ここまでで断念。




仕方がないので、このまま梱包して送ることにした。



このとき、Wisdom96さんは京都出張中。

受け取り人がいないと送れないので、別宅(愛人宅ではない)に連絡。



届いたら、外の天然冷凍庫に放置して構わないから、

と、お願いして、無理やり引き受けてもらった。




以前、手の骨の観察用にどうぞ、と送ったイルカのヒレが、

煮ていたら全部溶けてしまった!という事件があった。

骨を取り出すつもりの理科の先生は大慌て。

実は骨の入っていないヒレだったのだよ。(あははは・・・)



今回も腎臓があるのかどうか確かめずに送ってしまったから、

とっても心配。





何が入っているのかわからないので、玉手箱状態ってことね。






あけてビックリ!寄生虫の山、かも。
後は報告を待つのみ。

応援クリックよろしく。

人気blogランキングへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。