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ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

「底上げ」がポイント(追記)

2008年08月30日 14時07分27秒 | 子育て・教育・PTA
全国一斉の学力テストで、秋田県が去年に引き続いてトップだったという話。




ここで、客観的な補足。




この学力テストは、あくまで基礎学力と基礎的な応用力を調査したってこと。


秋田にはできる子がいっぱいいて、東大医学部に大量に入学する、なんて勘違いしないでね。

(勘違いするわけないか・・・)




秋田は全体に底上げがされているのが、はっきり結果に出ている。


つまり、“まったくできない”子が、少ない。


学年内での格差が少ない。



公表されている得点分布のグラフでも、秋田と東京を比較すると、

秋田の底上げが顕著だね。

平成20年度全国学力・学習状況調査 調査結果資料【 都道府県別 】


(ごめん!最下位の沖縄のグラフも一緒に比較するともっと良くわかる。)




「底上げされてる」←ここが重要なんだと思うよ。





東京のように私立受験のために進学塾で特殊な勉強(とあえて言う)をバリバリやった子と、
まったく宿題もなくってボヤ~っとゲームばかりしてる子の格差はどんなもんだろう・・・

そんな両極端の平均が、東京の結果になっている。

もちろん二極化しているわけではない。




じゃあ、なぜ秋田は「底上げ」されてる?

というと、先ほども書いたけど、地域性や県民性っていうのが効いているように思う。



いくら教育委員会が言っても、現場の教師が動かないとできない。

いくら現場の教師が頑張っても、生徒が頑張らないと結果はでない。




上からの指示が下までビシーッと伝わる秋田の教育現場の状況がある。





お上絶対の江戸時代か、戦時下の日本みたいだって?



そうかも・・・。






え?皮肉に聞こえるって!?
だって、そうなんだもん・・・

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また学力テストは秋田がトップ

2008年08月30日 11時27分20秒 | 子育て・教育・PTA
今年も文部科学省から全国一斉の学力テストの結果が公表された。


ニュースでもとりあげられているが、

今年も秋田県がトップ。



以下、3大新聞より引用・・・・・・・・・


■都道府県の上位下位、昨年と同傾向 全国学力調査 朝日新聞より

 文部科学省は29日、4月に実施した全国学力調査の結果を公表した。出題内容が難しかったため、全科目で昨年より平均正答率が低下した。都道府県ごとにみると、平均正答率の高低は昨年とほぼ同じ傾向で、地域差が浮き彫りとなった形だ。

 都道府県ごとの公立校の平均正答率をみると、小6では秋田が昨年に続いて全科目で最も高く、いずれの科目でも次点の県より2.4ポイント~5.4ポイント高かった。青森や福井、富山も昨年と同様、全科目で平均正答率が高かった。中3は福井がやはり昨年と同様、3科目で最も高く、平均正答率の上位は全科目で福井、秋田、富山の3県だった。

 一方、沖縄は小中の全科目で平均正答率が最も低く、小6では北海道、中3では高知や大阪がこれに続く低さで、これも昨年とほぼ同様の傾向。中3数学Aでは、福井の平均正答率72.1%に対し沖縄は49.6%で、22.5ポイントの開きがあった。

 文科省は昨年の調査結果を公表した際、「都道府県の平均正答率に大きな開きはなく、簡単に入れ替わる」と説明していたが、今年も同じような地域差が表れた。

 平均正答率に差が生じる原因について、同省は「高い県は漢字の書き取りなど基礎的な学力がついているうえ、ねばり強く問題に取り組む学習習慣も身についている。朝食をとっている子どもが多く、学校も宿題を積極的に出すなど、全体を通じて、地道な取り組みが成果を上げている」と分析。低い県は「高い県と裏腹の状況」としている。

 一方、全国の平均正答率は全科目で昨年より8~16ポイント低下した。B問題(活用中心)はA問題(知識中心)と比べ、各科目で約15~20ポイント低い結果となり、昨年に続いて「知識」よりも「活用」に課題があることがわかった。

 正答率が下がったことについて同省は、出題の難易度が上がったと説明。過去の類似調査との同一問題で比較すると、正答率が大きく変化していない、または上がっている問題が多く、「学力が急激に低下しているわけではないが、一部で活用だけでなく知識にも課題がある」としている。



■全国学力テスト:「連覇」秋田は生活重視 低所得響く「低迷」高知 毎日新聞より

 秋田はトップ、大阪と高知はまたも低迷……。文部科学省が29日公表した全国学力テストで、成績上位県と下位県の顔ぶれは昨年とほぼ同じだった。低位の府県では、家庭の状況と学力の関係を指摘する声もあり、ボランティアや退職校長も動員した地域ぐるみの取り組みも始まる。

 2年連続で好成績の秋田県。根岸均・県教育長は会見で「一抹の期待と不安があったのは正直なところ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。昨年脚光を浴び、各地の教育委員会や議員らが県教委を視察した。

 秋田の特徴は規則正しい生活習慣。小学6年で「授業の復習をしている」が79・7%(全国平均43・4%)、「普段午前7時以前に起きる」が90・3%(同75・0%)に上る。

 比較的小規模な学校が多く、学校ぐるみの熱心な指導も特徴だ。

 潟上市立東湖小学校(児童数141人)。6年生は月3回程度、5人の班に分かれ習熟度別の少人数授業を受ける。教頭や他学年の教員も指導に加わる。岩野ひとみ教諭は「全児童に目が行き届く」と話す。

 一方、昨年同様、中学校でワースト2位の高知県。県民所得(05年度214万円)もワースト2位で、「生活に精いっぱいで教育に目が届かない家庭もある」(50代の中学教諭)との声も。

 小中学校での不登校や暴力行為が発生率で全国ワースト1~2位にもなった。県教委は学力を11年度までに全国水準にするため、退職校長や地域ボランティアも学習指導に加え、本腰を入れる。

 大阪府は2年連続で全国平均を下回り、中学数学Bなどは45位と低迷した。府教委は昨年の結果を受け、学力向上担当教諭の各校配置などを提案。だが取り組みは市町村教委や各校に委ねられている。



■学力テスト・首位は秋田、沖縄は最下位…地域格差固定化か 読売新聞より

 文部科学省は29日、全国の小学6年生と中学3年生計約224万人が4月22日に受けた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。

 2回目となる今回は、都道府県の中で秋田、福井、富山などが2年連続で好成績をあげる一方、沖縄、北海道、大阪などが引き続き低迷し、地域間の学力差が固定化している実態が明らかになった。

 全国の平均正答率は、小中学校の8分野すべてで昨年を下回り、日本の子供が得意にしてきた基礎力でも課題が浮上した。

 全問題の中で何問正解したかを示す平均正答率では、国語と算数・数学のA問題とB問題の計8分野(小6と中3で4分野ずつ)で、いずれも昨年を8~16ポイント下回った。このうち基礎的な知識・技能を試すA問題では、昨年の70~80%台が60~70%台に、応用力を問うB問題は60~70%台から50~60%台に低下した。

 テスト後のアンケートでも、「時間が足りなかった」と答えた児童・生徒が、小学校国語Aで13%から44%に増えるなど、小学校算数Bを除くすべての分野で増加した。計算や漢字の書き取りといった単純な設問が多かった昨年に比べ、ひねりを加えた問題が増えたことで、基礎が十分に定着していない子供には難易度が高く、時間内に解答できなかったとみられる。

 都道府県別にみると、秋田が全国で唯一、8分野すべてで正答率が全国平均より5ポイント以上高く、うち5分野で1位だった。福井も中学の国語B、数学A、数学Bでトップ。富山も2年連続で8分野すべてが5位以内だった。

 これに対し、沖縄は正答率がすべての分野で全国平均を5ポイント以上下回り、すべてで最下位だった。高知は中学校の国語、数学の計4分野で2年連続46位。北海道、大阪も昨年に続き低迷するなど上位と下位の固定化がはっきりした。


・・・・・・・・・・・・ここまで (3大新聞の記事比較ってどう?)





数日前に学校関係者が、緊張しながら結果を待っていることを聞いたばかりだ。

まあ、秋田の現場はホッとしていることだろう。



団長ブログでも過去に何回も学力テストの話題を書いている。


何度も書いてることだけど、

東京と秋田の教育現場で明らかに違うのは、宿題の量。


東京では宿題らしい宿題なんて出ていなかった。

少なすぎて、保護者のほうが???だった。

でも、塾に行ってる子にはそのほうがよかったんだよね。


秋田では、宿題がものすごく出る。

自宅でちゃんと時間をとってやらないと終わらない。

そして、ほとんどの生徒が宿題を提出するというのがすごい。



むむむ娘の中学の生徒会で、宿題提出率調査なるものをやって、クラスごとの結果を公表した。


クラスで差があった。


すると、提出率の低いクラスの担任は気合がはいって生徒に声掛けするし、

生徒同士でも何とかしようとする動きがでてきて、

次の調査では提出率がドドーンと高くなったりする。



上から言われたことには「(内心)文句をいいながらも」素直にやる・・・

周囲に言われたら、やらないで村八分も嫌だし、

やらざるを得ないっていう隣組的な思考。


この地域ならではの傾向かもしれない。






それから、以前にも書いたけど、生活習慣や環境で学力に差が出ていると言う話。

今回も同じ結果が出ている。



これって、学校だけで改善できる問題じゃないよね。

もちろん学校現場でもやるべきことはあるだろうけど・・・



「学校と家庭や地域との連携」っていう、

教育現場ではあまりに当たり前になっているセリフを言うだけでなく、

内容が伴う実行をすることを、

みんなで考えないといけないんだよね。(と当たり前のしめくくり)




なんだか文字数がすっごく多い記事になっちゃった。
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朝食とる・とらないで60点の差

2008年07月31日 00時09分26秒 | 子育て・教育・PTA
何かと話題の全国一斉学力テストと一緒に、生活習慣の調査があったんだね。

団長、良く知らない保護者のひとり・・・

(生活習慣の調査って、一緒にとっていいんだっけ?)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以前、朝食って大事だ、大事だと言われていても、科学的な根拠となる数値、つまり朝食と学力の関係をちゃんとした統計データで示すことって、難しいと聞いていた。

統計データって、統計の実施も集計もちゃんと専門家がやらないといけないんだよね。


そして、個人情報の問題もあり・・・



今回、中学校のPTA講演会の話の中に、朝食と学力の関係を示す調査結果がはっきりと統計データとして出されていた。


え!?

と思って、帰ってきてから調べてみると、

全国一斉の学力テストと同時に生活習慣の調査をしていて、それではっきりとしたデータとなったということだ。


データとしては貴重だ。(誰かがこのデータをとりたかったんだね)




文科省の中央教育審議会の報告?にもデータがあるよ。

解決、学力低下問題 -日本の教師よ、胸を張ろう-
尾道市立土堂小学校 校長 陰山英男
(PDFだよ)


統計データ以外のところは、いろいろ意見もあるのかもしれないけど、

ここでは統計データだけを見て。



はっきりしてるのが

●睡眠不足だと学力が低下する(ゲーム・携帯で睡眠時間が短くなってる)

●朝食抜きは学力が低下する(朝食だけでなく、栄養バランスが悪いことが原因ね)

●家庭の団欒がないと学力が低下する(精神的不安定)



朝食を必ず食べる子と食べない子で60点も差があるのには驚いた。

満点がよくわからないんだけど、大きな差だと思う。



統計データで、これだけはっきりと点数差がでると、ドキッとする。




しっかり睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事を家族といっしょにとる生活。





自分の反省にもなっちゃった・・・
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スポーツ飲料は倍に薄めて使う

2008年07月30日 10時25分55秒 | 子育て・教育・PTA
むむむ娘の中学校で、PTA主催の講演会があった。


テーマは「頭に効く食事・からだに効く食事」


いわゆる「食育」の講演会だ。


食育の講演会は、過去に何度も聞いているし、栄養士の先生からもいろいろ教えてもらっていたので、あまり期待もしていなかった。

でも、受験勉強を頑張らないといけない3年生、大会を控えた運動部員には、すぐに実践できる知恵がたくさんあった。


へ~、結構使えるじゃん、この話・・・



「バランスの良い食事をとること」が、最終的な結論であるのは当たり前だけど、

今回の話の中で、一番使えると思ったのは「スポーツ選手の水分の取り方」。

これをご紹介。




その昔は、水分をとらずに運動をする根性論がまかり通っていた時代もある。

チョーナンセンス。


水分補給は絶対に必要。

そして、ただの水ではダメなのは知ってるよね。


汗で塩分が出てしまっているので、塩分も含んだミネラル補給が重要だ。


運動選手が、運動中にポカリやアクエリアスなどのスポーツ飲料を飲むのは、体調管理のためにも必要なことだ。




む娘も大量の汗をかく運動部なので、スポーツ飲料は必需品なのだが、

今回の栄養士の先生が教えてくれたのは、薄めて飲むこと。


最近はカロリーオフのものも多くなってきたが、ポカリ500mlには角砂糖が7個も入っているという。

マジ!? (糖分の補給も必要ってことでは良いのかな?)

でも、糖分過剰になってしまう可能性があるわけ。


柔道のヤワラちゃんこと谷選手は、スポーツ飲料を10倍に薄めて飲んでいるそうだ。

もちろん、ガブガブ飲むことはない。



では、中学生ぐらいだったら、どのぐらいに薄めるのが良いのか。


2倍がお薦めだそうだ。


味もミネラル補給もこれで問題なし。



家計からしても、半分で済むのは助かるよね。


ということで、運動部のお子さんを持つ家庭では、今後は2倍で行きましょう!




そして、喉が渇く前に水分補給が基本。

喉が渇いたときには、からだが水分不足に陥っているので、もう遅い。



そういえば、ジムでもこまめな水分補給を指導されるもんね。





覚えておこうね!





風邪などの高熱や嘔吐・下痢で体内の水分が激減したときにも、ただの水ではなく、ポカリを薄めて少しずつ飲むのが良い。
確かに小さい子用のポカリは薄いよね・・・

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心が痛い

2008年06月23日 02時54分11秒 | 子育て・教育・PTA
高校の吹奏楽部の定期演奏会に行った。


高校生活最後の大会が終わったむむむ息子も、初めて定演を見に行った。

中学校で吹奏楽部だったむむむ息子は、団長の後ろの方の席で、友だちにいろいろと解説しながら演奏を楽しんでいた。


それにしても、生徒たちだけで構成から準備から演奏までこなすのは、すごい。

大学にいっても、社会人になっても、十分に生かせる経験になるはず。



3部構成の最後で、異変が起きた。

第3部は華やかな演奏とパートソロが見せ場なのだが、あるパートリーダーのソロがボロボロになってしまったのだ。


どうした!?(気がついた人は多いと思う)


1回目は緊張して失敗してしまったのかも知れない。

そして、2回目のソロも、撃沈してしまった。


どうしよう・・・ハラハラしてしまう。



その子はそのまま椅子に座っていられず、沈み込んでしまった。

そして、周囲に連れられて密かに退場。



まったく状況がわからないままだったけど、定演はなんとか華やかに盛り上がったまま終了した。





帰りの車の中、む息子に聞いた。


団長:「どうだった?」

む息子:「うん、すげぇ、よかった。」

団長:「ソロでボロボロになっちゃった子、かわいそうだったね」

む息子:「あれは、最後まで頑張ってほしかった。吹かなくてもいいから、最後の全員で動きをそろえるコンビネーションまで頑張ってほしかった。」

団長:「ほんとだね」

む息子:「心が痛いよ」




その後、途中退場してしまった子は体調が悪かったことがもれ伝わってきた。

きっとそれまで頑張りすぎちゃったんだ。

それじゃぁ、仕方ないよね。

一番、心残りだったのは、本人なんだから。





ファイト!




定演の最後には、演奏した生徒たちが観客を見送ってくれた。みんなイイ表情してたよ。サイコー!
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高校の部活動に親の会は必要か 後編

2008年05月21日 08時19分35秒 | 子育て・教育・PTA
顧問の先生の今ひとつの反応にショックを受け、
今までなかったものを作るのって、結構大変なのかも・・・
と思いつつ、

めげない団長は「では飲み会はどうでしょう」とお誘いをすると、それはOK。(そっか、飲み会はいいのか・・・)


年度末、年度初めは急がしいということで、その時期はやめて、4月に入ってから相談しましょう、ということになった。


そして4月。

顧問は実は熱心に練習試合を組んでくれている。

感謝せよ、む息子たち!

4月は練習試合も試合もいっぱい入っていて、なかなか保護者懇親会の時間がない。


そこで、新入部員が入部してからの5月に決まった。



すでに3年生のむむむ息子は、6月の総体で上位に入賞しなければ、部活は引退。

残りわずかだなぁ、と思うのだが、考えると、
東京の私立一貫高だったら高2(5年生)の夏で部活は引退するのだから、
それに比べると随分部活をやっていることになる。

うーーん、受験生よ・・・

ま、それは本人次第だし。置いといて・・・




まずは、保護者の交流の場だ!


どうやら保護者の懇親会自体も創部(約50年)以来、一度もなかったようだ。

確かに派手な応援もなく(してはいけない)、
野球のような親の様々なバックアップも必要ないということで、
親の会は必要ないのかも知れない。


でも3年間親同士の顔も知らず、一度も話をしないで卒業なんて寂しいじゃないか。

ということで、ひとりで黙々と準備開始。


生徒経由で名簿作成のための住所を集め、連絡先のわかったところから電話をした。

懇親会をやりたいということを伝えると、皆さん喜んでくれた。
そして、楽しみにしていると・・・

開催予告と名簿作成許可のお知らせを出し、

日時と場所を決め、再度のお知らせを配布して、出欠の回収。

新入部員の名簿作成、テーブル分け、名札のフォルダー準備などなど。

こまごま・・・



そして、先週の土曜日、やっと開催にこぎつけた。

顧問の先生、OB会代表、半数を超える保護者が参加してくれて、なかなか盛大に楽しい会となった。

団長は、幹事、兼司会も楽しくやらせてもらったよ。


ホッと一息。



堅苦しい親の会はいらないけど、親と先生が楽しく交流できる飲み会だけは続けられる会になるといいなぁ、と思った。





新しい風を少し入れられたかな。






本当はもっと飲みたかったけど、翌日いきなり東京行きを入れてしまったので、セーブ。でも楽しかったなぁ。
親同士の交流、先生との交流が、生徒にとってだけでなく自分たちにとってもとても良いことだよね。
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高校の部活動に親の会は必要か 前編

2008年05月20日 00時42分33秒 | 子育て・教育・PTA
今年の2月。

むむむ息子の高校のPTAと学校が主催で、部活動の親の会の代表が集まって意見交換や交流をする会(もちろん飲み会)があった。

これ、初めての試み。

運動部の7割には親の会があり、代表者が参加していた。

文化部はほとんど参加なし。まあ、それは仕方がないかな・・・



実はむ息子の部には親の会がない。

いまだかつて一度も親の会はなかったようだ。

その代わりと言ったら変だが、結構熱心なOB会がある。

団長はOBでもあり、保護者有志ということで、当日いきなり東京帰りのその足で参加した。



他の部の活動の様子やそれぞれの親の思いを聞くことは楽しいし、有意義な会だった。

学校からも校長先生はじめゾロリと先生たちが参加していて、やれ甲子園だ、武道館だ、都大路だ、と大騒ぎだった。

(補足:甲子園は野球部の目標、武道館は柔道部、都大路は駅伝で陸上)


たくさんの発言の中に、

部活動は学校と先生と親の理解と協力があって、初めて生徒たちが頑張れる環境が整うのだ

という話が多く聞かれた。

まったく、その通りだと思う。



その場で初めて知ったのは、む息子の部活の部員が運動部の中で一番多かったということ。


何を隠そう、弓道部。(まじかよ~!)

勉強に差し支えない程度の運動量と、ハカマ姿にあこがれるらしいのだが・・・

(現実は甘くないぞ)



団長は思った。


「ぜひ、親の会をつくりたい」





1人で言っていても始まらないので、「親の会をつくりたい」と顧問の先生に相談してみると、なんだか反応が今ひとつ。


そんな反応をされると思っていなかったので、ショック・・・


はてさて、どうしたらいいものか。




つづく



こつこつやりますよ~!団長は。
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好き嫌いアンケート結末

2008年03月30日 00時53分41秒 | 子育て・教育・PTA
今年、む娘の学校に赴任してきた学年主任もこのアンケートについて「おかしい」と思ったそうだ。

学校内のクラス編成会議で、このアンケートの話がでたときに相当意見をしたという。

その昔にアンケートを行うようになった原因もあって、長い間行われていたことだったので、流れは変えられなかったようだ。


とにかく、アンケートの1番の目的は「救わなくてはいけない生徒を救う」ということで、ただ単に好き嫌いの友達をアンケートすることではなく、

「過去に学校生活や精神的に重大な影響を与えるような出来事があって、どうしても嫌だという場合にのみ名前を書く」

というようなことをアンケート時に口頭で説明することになっていたそうだ。


この他のメリット・デメリットについても話があった。

メリットは短時間で様子が把握できること。
生徒たちにお互いに相談させることなく、一斉にアンケートを取ってしまうことにもメリットがあるということだった。
先生たちの時間も取らないし。


しかし、これもすでに崩れている。

アンケートの重要ポイントは抜け落ちて、「好き嫌いアンケートをとるよ」という先輩からの話になっていて、書き方のノウハウまで生徒のウワサになっているのだから、メリットはない。

残るメリットは、先生の使う時間が短縮できる・・・これは、本末転倒だろう。



団長:「自分の名前が書かれるかもしれない、という不安や不信感は、生徒にとって何も良いことは生み出さないと思います。
生徒の好き嫌いアンケートをとるのだったら、なってほしくない担任アンケートもとったらどうか?なんて話もありましたよ。
先生たち、どうです?そんなアンケートは嫌じゃないですか?おんなじですよね。」



このアンケートについて「どうしたものか」と悩んでいた学年主任は、同じように違和感を感じた保護者がいたということで行動を起こしてくれた。

校長と相談をして、
「いつも同じようにアンケートをとる必要もない。特に大きな揉め事もない学年であるし、アンケートをやるやらないは学年主任の判断でよい。」
ということになったそうだ。


校長も学年主任も頭が柔らかい、って思ったよ。



その後の保護者の説明でも、
「アンケートをとることはせず、時間をやりくりして個人面談をして様子を聞きます」
という説明があった。

気にしてる様子の保護者はあまりいなかったが・・・




こうして、団長があれほど気にしてた「好き嫌いアンケート」もあっさり解決しちゃった、というお話でした。



(チャンチャン!)






その後、む娘に「アンケートやらなかったんでしょ?」と聞くと、
「みんな文句言ってたよ。せっかく書こうと思って考えてたのに、だって」
そんなもんだよね、中学生。でも、いいんだよ、アンケート中止でね。
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好き嫌いアンケート大逆転

2008年03月29日 00時14分56秒 | 子育て・教育・PTA
クラス替えの参考にするという「好き嫌いアンケート」は随分前から行なわれていたようだ。

次のPTAの集まりで、このアンケートについて保護者に説明があるという話も聞こえてきた。


こりゃ、その前に話に行かないといけないのではないか!?


と思っていたところに、夜、む娘の担任から電話があった。

その日、サボって・・・いえ、具合が悪くって学校を休んでしまったむ娘の様子を心配して電話をくれたのだ。



話のついでに、好き嫌いアンケートについて担任に聞いてみた。

担任の話はよくわかった。

実は子どもたちにはまだ何も話していないのだそうだ。

「見えないところで、どうしても深刻な状況になっている子を救う方法だ」という。

でも、団長が

「目的はわかるが、アンケートには違和感がある」

と伝えると、

「メリットがあるということで、ずっと続けてきたことですから・・・」

という返事。(それって!?)



まずは、保護者の1人として直接伝えないといけないと思った団長は、

明日、この件で学年主任に話をしに行きたい、

ということ担任から伝えてもらうことにした。



その日の夜中、教育現場で戦う?Wisdom96さんにもメールで意見を求めた。

学校教育に「排除の理念」は入れてはいけない。
好き嫌いがあるのは当たり前、それを乗り越えるのが重要なこと。

という主旨の熱いメールがきた。


そうだよね。その通りだよね。


団長は、翌朝さっそく学校に電話した。

学年主任は、すでに担任から話を聞いていたようで、昼の時間を空けてくれた。

実はその後にPTAの集まりがあるのだ。(うっへ~!ぎりぎり)



団長、約束の時間よりちょっと早く学校に到着。

職員室に向かって階段を上っていると、その先にタオルを首に巻き、食後の歯磨きスタイルの学年主任が立っていた。(あはは。率先して歯磨きか・・・)



さっそく、面談室へ。

団長がアンケートの話を聞いて違和感があったことを伝え、学校の方針などを尋ねた。

なんと驚いたことに、その日の朝に団長の話を聞いた学年主任は、速攻で校長と相談し、アンケートはやらない、ということを決定していたのだ。



ひょえ~!




つづく





展開、早すぎ!
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好き嫌いアンケートって何!?

2008年03月28日 00時09分44秒 | 子育て・教育・PTA
むむむ娘の中学校では学年が上がるたびにクラス替えがある。
まあ、1クラスしかない学校じゃなかったら、普通はクラス替えがあるんだと思う。


ちょっと不思議な話を聞いた。

それは、む娘の中学校ではクラス替えの事前調査として、「同じクラスになりたい友だちの名前」と「同じクラスになりたくない友だちの名前」を書いて提出させるというものだ。

む娘たちの間では、「たくさん書くと効果がない」とか、「好きな子を書いても一緒にしてくれない」とか、「一番効果的なのは嫌な子を一人だけ書くこと」なんていうさまざまな情報が飛び交っているようなのだ。

本当のところは、どうなんだろう。



学校としては、伝統的にクラス替えのときのひとつの参考資料として調べているのだろうけど、何か違和感を感じた。

このアンケートが手元に集まってくると、先生には「みんなから慕われてる生徒ランキング」とか「みんなから嫌われている生徒ランキング」がわかっちゃったりするんじゃないの?って思った。


他の学校では、どうなんだろうと友母に様子を聞いてみた。
「普通、そんなことしないでしょう」と言うとおり、やっていないのだ。

友母:「そんなアンケートをとるんだったら、どうしても嫌な担任のアンケートもとればいいんじゃないの!?」 (そりゃ、そうだ。)


むむむ娘の学校だけか・・・



さて、む娘はどうするんだろう。

団長:「む娘は、なんて書くの?」

む娘:「どしよっかな・・・たぶん、どっちにも何も書かない」


そうだよね、みんながそれだったら問題は起きない。




ムズムズムズムズ・・・やっぱ、変じゃない?の虫がうずき始めた。




つづく




ムズムズムズムズ・・・花粉症も怪しい。
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卒業式は号泣するもんだ

2008年03月11日 00時00分40秒 | 子育て・教育・PTA
むむむ娘の中学校の卒業式が終わった。

む娘は中1なので、親である団長は卒業式には出席しなかったが、その後の謝恩会になぜか出席することになった。

団長は現在1年の学年部長という役をやっているのだが、はっきり言って何もやることはない。名前だけってやつね。でも、こういう場には呼ばれるのね・・・



過去に何度も記事を書いてきたが、東京ではPTAの役員といったら必ず肩書き相応の仕事をするのだが、秋田は違う。先生が主体でPTAは運営されていて、親はほとんどやることはないのだ。

年度初め、こちらのPTAの実態もわからないし、学校にヒョコヒョコ顔を出しやすいだろうと、最初の保護者会のときに学年部長の役に躊躇なく手を上げた。(先生に言わせると、ちょっと珍しい生き物だったようだ)



さて、謝恩会には1年生の保護者の代表として出席するということなのだが、自腹6000円での出席はそれなりに痛い。まあ、好学のためにも出席してみたってことなのだが、なんと大遅刻して入っていった。(百万塔陀羅尼の魔力に負けた・・・)

しかし、来賓の名前を呼ぶときには、ちゃんと席にいたのでぎりぎりセーフだった。(ホッ!)



謝恩会はむ娘の小学校の謝恩会と同じような進行だったが、ひとつだけすごく驚いたのは、ほとんどの卒業生が号泣したという話を聞いたことだ。特に男子生徒・・・

もちろん、つられて先生も親も号泣・・・



卒業式に参加しただけで、ボロ泣きする元PTA会長親父は2名ほど知っているが、そんなのが目立たなくなるほど、たくさんの生徒が肩をふるわせて号泣したらしい。


後で聞いた話では、このあたりの中学校では、男子が号泣する卒業式はめずらしくないそうだ。学校でいろいろあっても最後は学校や先生が好きで感情が高まってしまうのだろう。相当、素直な子どもたちが多いんだね。



といいながら、団長も卒業式では涙腺決壊しやすいほうなので、むむむ娘の卒業式が今から心配だ・・・




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スーパーの子ども観察

2008年03月05日 08時42分57秒 | 子育て・教育・PTA
子連れの若いお母さんは、日中に買い物に行く。団長は夕方から夜に買い物なので、あまり遭遇しない。


昨日は、たまたま早くスーパーに行ったので、ちびっ子の観察をした。


母にくっついて移動。カートを押したがる。


見るもので名前のわかるものは、さけんで教える。


「だいこん、あった~!」(緑の野菜はわからないけど、大根はわかるのね)


「サツバイボ~、あった~!」 (イボかい・・・)


「ねえねえ、サツバイボ!!!」(連呼する・・・)



小さい弟が名前を報告してる横で、上のお姉ちゃん(あきらかに幼稚園児)が歌を歌っている。


「・・・・白い顔~♪・・・・白い顔~♪」



繰り返し同じフレーズを歌っている。

そして、白い顔~♪のところが気に入っているのか、そこだけ大きい声・・・



う~ん・・・あ、お雛様の歌か!



幼稚園で習ったんだよね。3月3日に向けてがんばって練習したんだよね。



でも、なんで、「白い顔~♪」だけ???





そして、レジを終わってスーパーから帰ろうとすると、大泣きモード。
ありがちなパターン・・・



でも、周りのおばさんたちは、みんなニコニコして様子を見ているんだよね。さすが、ベテラン!




帰りの車で、どうしても「白い顔~♪」が頭から離れない団長しした。
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本日はお祭りのお手伝い

2008年02月16日 09時44分20秒 | 子育て・教育・PTA
団長の住んでいる場所は冬の一番寒い時期にお祭りをする。

観光客も多い。



今日は町内のお手伝いに行ってきます。今日のお昼のまかないお手伝いと、夜は明日の仕込みでカレーづくり。そのあと飲み会かな。

町内のいろんな人が楽しみにしているお祭りです。


団長は、一種よそ者なので、初めてのことが多かった去年はとても刺激的でした。
今年も楽しんじゃいます。

報告はまた後ほど・・・




む娘は中学校でお祭り参加の準備をしているそうだ。何をつくってるのかな?
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市長と高校生 語る その1

2008年01月31日 13時25分07秒 | 子育て・教育・PTA
8市町村が合併してできた新しい市。
その市長が、8地域ごとに地域の人と意見交換をする場を持っている。

しかし、毎回出席者は決まっているそうだ。(え~!?なんで~!?)

市長と面と向かっていろんな話ができる人って、限られているのかもね。

もしくは、問題ない人を事前に集める根回し作戦?(それ、やらせじゃん・・・)

いえいえ、やらせではなく、現場も考えているようで、高校生と市長が語る場を考えたというのだ。




さて、地元民になって2年目の団長。

地元の高校生有志と市長が語るという場では、行政とは関係ない司会が良いということと、目新しいという存在だったからか、司会つまりコーディネーターを頼まれた。

ま、面白そうだし、地元の高校生がどんなことを話すか、聞いてみたいと思って、お手伝いとして参加した。


事前に1回、参加生徒を集めてこんなことをやるんだよ、っていう説明をした。

「大きいことでも小さいことでもなんでもいいから、ここが気になる、ここが変わればいい、こんなものがほしい、というのを考えてきて」と宿題を出した。


簡易のブレインストーミング形式で、
どんな意見でも出してよいが、これはダメ、とかそれは無理とか人の意見を否定しないこと、という条件もつけて。




つづく




高校生たちにとって、これって楽しそうじゃない?
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統計と学力テストとの因果関係

2008年01月07日 08時52分03秒 | 子育て・教育・PTA
昨年秋に発表になった、秋田県が学力調査で全国トップクラスだった、という話題は、地元の教育関係者の間ではしばらく盛り上るネタになっていた。

なんでまたこんなド田舎の秋田で!?という話は、報道関係もいろいろ原因を探ったのだろう。たまたま今回の学力テストの新聞記事を集めたものをもらったので眺めていたら、興味深い記事があった。

それは、総務省の都道府県別の統計結果との因果関係だ。


現場の少人数制とか、教師ががんばったとか、教育委員会ががんばったとか、そんなことは原因だとは断定できないことだ。だって、あちこちの都道府県でも工夫してやっていることだよ。東京だって少人数制だって習熟度別だって長期休みの補習だってやっている。当たり前のようにね。


科学的根拠に基づく客観的な考察、っていうのは、どうなんだろうって考えたとき、やはり統計がものを言う。

総務省の統計はそれなりの客観的事実だ。


今回の上位県だった秋田、福井、富山では他に比べて、

生活保護を受けている率が少ない
持ち家比率が高い
離婚率が低い

のような統計結果がある。

他には、学校での生徒一人当たりの敷地面積が広い、とか、身長が高い、なんてものもあるようだ。


裏日本はとかく貧しいとか暗いとか地味というイメージが強いが、統計結果から見ると、家庭が安定していて子供たちの精神的にも伸び伸びしている傾向があることが予想できる。


違う側面からみると、秋田県は平均所得が東京の半分しかない現実もあるのだから、生活保護率が低いっていうのは、低所得でも生活できるほど自給自足ができるってことだろうし、
持ち家比率が高いのも、土地が安いし、家を立てるのに1千万から2千万あればOKなんて話を聞くと、東京の人は驚いちゃうよね。
離婚率だって別に特に低いとも感じてはいないけど、他の離婚率の高いところはストレス多すぎて高くなっちゃってるんじゃないの?って思う。


東京だったら3割ほどはいるだろう国立・私立受験競争をして進学した生徒の結果はまったく入っていないので、東京都なんかは今回の結果なんか傍観していることだろうと思う。


でも、受験戦争から程遠い生活をしている地方の子供たちが本来の子供の姿。


たまたま上位に入った秋田県は、自殺率トップ、がん死亡率トップ、人口減少率トップという最悪の地域なんだけど、やればできるじゃん!的な素直さは絶対に持っている。





貧しいけれど、精神的には豊かで素直・・・か?






本当はどうなんだろうね。
来年はがっくり落ち込んでぬか喜びで終わるかもしれないし、再び「えふりこぎ(自分をよく見せたい)」の秋田県民気質でがんばるかも!?
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