決めた! やりたいことをやる


くだらなくてもいい どんなものにもチャレンジし たのしむ

オパールの水を交換する。

2017-10-11 22:03:20 | 日記
20年近く前、会社の友人が誘ってきた。


『オパールを取りに行こう!』


日本にオパール?と思いながら、福島と新潟の県境の宝坂というところに行った。


名前からしてスバラシイ。


入山料を払い、友人5人で一攫千金を目指した。



大きな岩の中に、ノジュールという卵大の石が入っている。


そのノジュールを割るとオパールが出てくるんだ。


でも、そう簡単には出てこない。


ノジュールを割っても中から出てくるのは、オパールになれない白い原石ばかり。


基本的にはあまりお宝ではない。


遊色があり、キラキラ輝くオパールはめったに出てこない。



まず、大きな岩を砕くには大ハンマーを振り下ろす。


それを繰り返し、少し小さくなったら、小さなハンマーでノジュールを取り出す。


泥だらけになり、さらに汗だくにもなり、大変な思いをしたものだ。


ノジュールを数十個確保しては、慎重に割っていく。


万一、オパールがあったら、なるべく割りたくないからである。


全員一心不乱で割り続けたのだが、全く収穫がなく、あきらめた途端、ついに出てきたのが。











ピンクとブルー、時々グリーンに輝くオパールだ。


乾燥で割れてしまうので、今も水につけている。



きっと、そんなに価値がないのかもしれないけど、これを見ると、泥だらけになって夢中でハンマーをふるう仲間を思い出す。


転職して10年以上会っていないけど、記憶の仲間は皆若い顔をしている。



なんか恥ずかしい言葉だけど、青春の思い出の1つなんだ。