20年近く前、会社の友人が誘ってきた。
『オパールを取りに行こう!』
日本にオパール?と思いながら、福島と新潟の県境の宝坂というところに行った。
名前からしてスバラシイ。
入山料を払い、友人5人で一攫千金を目指した。
大きな岩の中に、ノジュールという卵大の石が入っている。
そのノジュールを割るとオパールが出てくるんだ。
でも、そう簡単には出てこない。
ノジュールを割っても中から出てくるのは、オパールになれない白い原石ばかり。
基本的にはあまりお宝ではない。
遊色があり、キラキラ輝くオパールはめったに出てこない。
まず、大きな岩を砕くには大ハンマーを振り下ろす。
それを繰り返し、少し小さくなったら、小さなハンマーでノジュールを取り出す。
泥だらけになり、さらに汗だくにもなり、大変な思いをしたものだ。
ノジュールを数十個確保しては、慎重に割っていく。
万一、オパールがあったら、なるべく割りたくないからである。
全員一心不乱で割り続けたのだが、全く収穫がなく、あきらめた途端、ついに出てきたのが。
ピンクとブルー、時々グリーンに輝くオパールだ。
乾燥で割れてしまうので、今も水につけている。
きっと、そんなに価値がないのかもしれないけど、これを見ると、泥だらけになって夢中でハンマーをふるう仲間を思い出す。
転職して10年以上会っていないけど、記憶の仲間は皆若い顔をしている。
なんか恥ずかしい言葉だけど、青春の思い出の1つなんだ。
『オパールを取りに行こう!』
日本にオパール?と思いながら、福島と新潟の県境の宝坂というところに行った。
名前からしてスバラシイ。
入山料を払い、友人5人で一攫千金を目指した。
大きな岩の中に、ノジュールという卵大の石が入っている。
そのノジュールを割るとオパールが出てくるんだ。
でも、そう簡単には出てこない。
ノジュールを割っても中から出てくるのは、オパールになれない白い原石ばかり。
基本的にはあまりお宝ではない。
遊色があり、キラキラ輝くオパールはめったに出てこない。
まず、大きな岩を砕くには大ハンマーを振り下ろす。
それを繰り返し、少し小さくなったら、小さなハンマーでノジュールを取り出す。
泥だらけになり、さらに汗だくにもなり、大変な思いをしたものだ。
ノジュールを数十個確保しては、慎重に割っていく。
万一、オパールがあったら、なるべく割りたくないからである。
全員一心不乱で割り続けたのだが、全く収穫がなく、あきらめた途端、ついに出てきたのが。
ピンクとブルー、時々グリーンに輝くオパールだ。
乾燥で割れてしまうので、今も水につけている。
きっと、そんなに価値がないのかもしれないけど、これを見ると、泥だらけになって夢中でハンマーをふるう仲間を思い出す。
転職して10年以上会っていないけど、記憶の仲間は皆若い顔をしている。
なんか恥ずかしい言葉だけど、青春の思い出の1つなんだ。