
ロードバイクの抵抗の割合として「空気抵抗」→「路面抵抗」→「摩擦抵抗」の順番に考え、昨年の秋にcannondaleの第4世代Supersix EVOを購入し、ホイールも空力重視でcannondaleのHrrowgram R45を選びました。タイヤはVittoriaのCORSA Proをとも考えたのですが、価格とパンクのリスク回避を考えてZaffiroProのパラサイドウォール28Cを履かせました。後は雪解けを待って走るだけという状況で脚を骨折してしまい、目下リハビリの日々です。

リハビリローラーも6週目に入り、規則的なペダリングは問題ない状況なのですが、不規則なペダリングで右足に一定以上の負荷がかかると患部が腫れ熱を持つことが分かりました。先週は花見も兼ねて外を少しグラベルロードのTopstoneで走ってみたのですが、ストップ&ゴーが意外にキツク、4~5kmほどのライドが限界です。GWもリハビリローラーがメインになりそうです。

ただ、時間だけは十分にあるので、「摩擦抵抗」について色々と考えることにしました。「路面抵抗」に関しては、理想はVittoriaのCORSA Proだと思っているので、最も比率が低いことは分かっているのですが、第4世代のSupersix EVOで最も気になっていたBBについて考えたことを先に書きました。ロードバイクは全てcannondaleなのでこれまでのBBはBB30とBB30Aというプレスフィット(圧入式)BBだったのですが、第4世代のSupersix EVOはスレッド式に替わり、悪評高いShimanoのRS500がアセンブルされていたからでした。

BBについて考えた時、やはりセラミックBBというのが最初に浮かび、今話題のONIベアリングや定番のCeramicSpeed等の高級品から、TNIやWISHBONEと色々比較検討する中で、BBはボールがスチールかセラミックかということよりも、ベアリングの構造が重要だということが分かりました。

その過程でCeramicSpeedのセラミックでコーティングされたチェーンを使うと2~5Wの節約になるという発見がありました。このコーティングが施された特別な白いチェーンは、ツール・ド・フランスの重要なステージのみに投入されており、決戦用パーツというアイデンティティを際立たせているのです。CeramicSpeedはBBとリアディレイラーとチェーンを自社製品で統一することで最大14Wのもの節約になるとしているのです。ただ、このセットは20万円以上の出費となるため、ホビーライダーにはお勧めできません。20万円以上の支出が可能なら、ミドルグレードのカーボンホイールに投資する方が対費用効果は高いことは間違いないからです。
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