
ここまで第4世代のSupersix EVO改良計画を考えて来ましたが、今年は2月の降雪で未だ60㎝以上の積雪が残っている状態です。例年ならそろそろシーズンイン目前なのですが、今年は今月末から4月になってしまう公算が大です。ローラートレーニングのモチベーションが上がらず苦戦をしていました。

そこで、モチベーションUPの為に先にフィジークの3Dサドルを購入しローラートレーニングで使用しています。シーズンイン後は第4世代のSupersix EVOに装着します。クランクに関しても結論がでました。コンパクト(50-34T)のままクランク長を160㎜にします。既にショップに注文済です。

これまでチェーンリングをミッドコンパクト(52-36T)にすることを考えて来ましたが、やはり年齢を考えるとチェーンリングは現状維持にすることとしました。確かに第4世代のSupersix EVOにしてからはギアが1~2枚ほど軽く感じるようになっていますが、それが今後も続くのかと考えると、自信が持てなかったからです。とにかく、今は現状維持をどこまで続けられるのを考えて行きたいと思っています。

本当なら骨折後の抜釘術の時期なのですが、雪がまだ多く残っていることを考えて、こちらも延期することに決めました。まずは、シーズンインを無事に迎え、とりあえずショートクランクで走ってみることを優先することを選びました。

フィジークのVENTO ANTARES ADAPTIVEは柔らかいゾーンとそうでないゾーンが分かれていて、乗る位置がシビアなサドルだということが分かりました。3Dプリントの座面が滑らないので、乗る位置を変えるには一度腰を上げる必要があるからです。これまではかなりいい加減なポジションでサドルを使って来ていたので、ポジションを出すのに少し時間がかかりそうです。

第3世代のSupersix EVOのサドルはプロロゴのNAGO R4に決めました。流石に5万円を超えるサドルを2つ買うことは躊躇われたからです。NAGO R4はPASSの147㎜モデルを注文して来ました。こちらは147㎜モデルで203gとVENTO ANTARES ADAPTIVEより若干軽めです。サドルに関しては色々と乗り比べてみないと、FabricのCellの代替になるのかどうかは分からないだろうと思っています。まあ、バイクがアルミからカーボンに替わっているので、CADD10や12の頃のようなことはないだろうと思っています。

ロードバイクの改良というとフレームやホイール、ハンドルやステムといったパーツに焦点が当たるのが一般的だと思います。ただ、長時間バイクの上で過ごすライダーが最も長く直接触れているパーツがサドルとハンドルなのです。ハンドルに関しては既に何度か書いて来ていますが、ハンドルバーに関してはフレアハンドルがベストだと考えています。また、フレームがカーボンならステムやハンドルバーはアルミでも問題ないことも既に書いています。これはエアロ効果が期待できることが大きな理由でした。
一方、サドルに関しては自分に合うか合わないかという個人差が大きいため、あまり注目されないことが多いようですが、むしろ、だからこそサドル選びはより重要になるのです。こればかりは使ってみないと分からないというのが実情なのです。ショップにTESTサドルがあれば是非一度試してみることをお勧めします。