最も効率的なケイデンスは90rpm~100rpmだということは良く耳にしますが、実際に走っていると、「この数字が自分に適しているのか?」という疑問がわいて来ます。
かくいう私もケイデンス重視でトレーニングをしたり、ツーリングをしたりして来ましたが、ケイデンスを上げる為にはギアを軽くしなければならず、確かに脚は楽なのですが、速度の割りに心拍数が高くなり、あまり効率的な走りとは思えなくなり始めたのです。
そんな折、たまたま普段乗りしているTCRの変則が不調になり、しばらくアウタートップ固定で走っていた時期がありました。通勤やちょっとした買い物など、とにかくアウタートップだと、ちょっとした登りでも腰を上げなければクランクが回ってくれません。
そんなことを1ヶ月近く続けていた時、CAAD10での坂トレでリア27Tや28Tを使わなくなっていることに気が付いたのです。とにかく登りが苦手で32Tのギアが欲しいと考えていたことが嘘のようでした。
それからは、登りになるとすぐにフロントインナーを使うのを止め、急勾配までは何とかフロントアウターで走るようにすると、意外や意外、勾配が4~5%程度の緩斜面なら、何とかフロントアウターのまま走ることができるではありませんか?
これはアウタートップで1ヶ月走り続けた効果なのか?とにかく、アウタートップで無理して走っていると、例えば50×16や17といったギアが軽く感じられるようになるのです。
勿論、アウタートップでケイデンス90rpm越えなどを目指すと膝を壊してしまうでしょう。あくまでも普段乗りですから、とにかく重いギアを踏んでいるという感じです。
また、重たいギアのまま走っていると、どうしても腰を上げる機会が多くなります。その結果、ダンシングのスキルもアップしたような気がしています。軽いギアでダンシングしようとすると、かなり脚を回しながらということになるので、バランスを取るのが難しくなるのですが、重いギアだとバランスが取りやすく、引き足も上手く使えるようになるようです。
![]() | (スゴイ)SUGOi カナダ 87 ジャージ 57513U.376 57513U.376BKM.4 BKM L |
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