リッチョーネからチェントまでの179kmの平坦区間で行われたジロの第13ステージは穏やかな出だしとなった。集団は3人の逃げをあっさりと容認し、時速40km/hほどで追走。ただ、ステージを狙うスプリンターチームが2分前後のタイム差を維持。
このまままったりとしたレースになるのかと思いきや、残り62km地点でイネオスが横風分断を狙ってスピードを上げた。ただ、総合を争う上位陣はほぼ残ったままだ。明日の個人TTで優勝を狙うガンナも先頭を引く。ここで遅れたのは油症候補筆頭のミランだった。
このスピードアップで2分ほどあったタイム差はあっという間に縮まり、ピエトロボンを含む3人の逃げは残り52km地点で終わりを告げた。分断を食らってしまったミランは自らも先頭に出て先頭集団を懸命に追う。中間スプリントではほとんど動きを見せず、ゴールに備えていたミランだが、思わぬ形で脚を使わせることになってしまった。
この段階ではミランのステージ優勝は難しいと思っていたのだが、リドル・トレックはチームとして良く働き、なんとか先頭集団に合流を果たした。大きくなったプロトンは再びペースダウン。残り30km地点で2人の逃げが出来るも、大きな逃げには至らず。残り20km地点では落車がありヒヤリとさせられましたが、プロトンは集団を維持したままゴールへ向かう。
ゴール10km手前では途中で一度離されたリドル・トレック勢も集団前方に位置取りを見せる。チーム横並びの隊列でゆったりと見えたのだが、スピードは50km/h!!プロの選手は次元が違う。ゴール前5kmでUAEとイネオスがスピードをUPし時速は60km/hに…
このまままったりとしたレースになるのかと思いきや、残り62km地点でイネオスが横風分断を狙ってスピードを上げた。ただ、総合を争う上位陣はほぼ残ったままだ。明日の個人TTで優勝を狙うガンナも先頭を引く。ここで遅れたのは油症候補筆頭のミランだった。
このスピードアップで2分ほどあったタイム差はあっという間に縮まり、ピエトロボンを含む3人の逃げは残り52km地点で終わりを告げた。分断を食らってしまったミランは自らも先頭に出て先頭集団を懸命に追う。中間スプリントではほとんど動きを見せず、ゴールに備えていたミランだが、思わぬ形で脚を使わせることになってしまった。
この段階ではミランのステージ優勝は難しいと思っていたのだが、リドル・トレックはチームとして良く働き、なんとか先頭集団に合流を果たした。大きくなったプロトンは再びペースダウン。残り30km地点で2人の逃げが出来るも、大きな逃げには至らず。残り20km地点では落車がありヒヤリとさせられましたが、プロトンは集団を維持したままゴールへ向かう。
ゴール10km手前では途中で一度離されたリドル・トレック勢も集団前方に位置取りを見せる。チーム横並びの隊列でゆったりと見えたのだが、スピードは50km/h!!プロの選手は次元が違う。ゴール前5kmでUAEとイネオスがスピードをUPし時速は60km/hに…
ゴール手前2kmからはリドル・トレックが万全の隊列を組み、最後は先にスパートしたフェルナンド・ガビリア(モビスターチーム)をあっさり追い抜いたミランが長いスプリント力で圧勝した。横風分断での遅れも彼にとってはハンデにもならなかったようだ。逆にポイント賞2位のカーデン・グローブス(アルペシン・ドゥクーニンク)や3位のティム・メルリール(スーダル・クイックステップ)が大きく後れを取ることになってしまった。
ミランのこの圧倒的なスプリント力を見ていると、今後、カヴェンディッシュやサガンに並ぶような活躍が期待される。マリア・チクラミーノはほぼミランで決まりだろう。総合争いは今日から佳境に入る。個人TTではガンナにステージ優勝を譲るかもしれないポガチャルだが、翌日の山岳のクイーンステージは確実に取りにくるだろう。この2日でマリア・ローザを確実なものにしてしまうのかに注目だ。
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