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CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

三寒四温

2015-03-03 09:38:37 | 自転車
 『三寒四音』は冬の季語で、もともと中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に、寒さと暖かさの周期を表す言葉として使われ、その後、日本に伝わった言葉なのですが、今の日本では「春の足音を感じさせる言葉」として使われています。
 立春を過ぎ、3月に入るともう春なのですが、北国に暮らす者にとって3月はまだまだ冬の季語を使いたくなるような季節なのです。
 ただ、今年は少し様子が違うようです。毎週のようにオホーツク海側で低気圧が発達し、道東方面は大変なことになっているのですが、札幌では強風で店の看板が落下するという痛ましい事故はありましたが、例年になく気温が高い日が続いています。

 しかし、ここにきて爆弾低気圧とも呼ばれる台風並みの勢力の低気圧が週2回のペースで北海道を襲うようになっているのです。その結果、週に3日の穏やかな日と4日の荒天とを繰り返しているのです。これもまた春の兆しなのかもしれませんが・・・
 幸い札幌では、降雪量は平年より多かったにも関わらず、積雪量はこの時期で50cmほどと少な目です。この分だと今月の中旬にはロードバイクでも走れそうな気配なのです。とはいえ、日中の最高気温が5~6度ですし、路面状態も悪いので、当面は快適に走ることは期待薄なのですが・・・

 それでも室内のローラー台から開放されて、冷たい風の中に春の兆しを探しながら屋外を走ることの出来る喜びは格別です。11月の中旬から4ヶ月もの間、深い雪の中に閉じ込められているわけですから。
 まずは、MTBのタイヤをスパイクからノーマル・ブロックに履きかえることから始めようと考えている今日この頃です。
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肋骨骨折のトラウマ

2014-03-20 15:50:27 | 自転車

 昨秋、羊蹄山一周のイベントで落車し、肋骨を2本骨折してしまいました。結局、痛みが完全に取れるまで約2ヶ月ほどかかり、シーズンを早目に終えることになってしまいました。Img_2246

 バイクに乗れないとモチベーションも上がらず、ブログもFACEBOOKも休眠状態になり、ふと気付くと春の気配が漂い始めているではありませんか・・・
 バイクには全く乗っていない訳ではありません。といっても、雪国の為、外を走る訳にもいかないので、もっぱらローラー台でですが・・・肋骨の痛みで、ローラー台を始めたのが年の瀬でした。それから、ほぼ毎日1時間から1時間半、汗だくになりながらのトレーニングを続け、一時は75kg近くあった体重も目下69kg台まで落とすことが出来ました。ローラー台ダイエットについては、改めて書く予定にしています。
Img_2261

 70kgを切る体重でシーズンインを迎えるのは初めてで、早く外を走りたいという気持と、落車の怖さとが半々という複雑な心境です。例年なら、走りたい気持ちが抑えられず、MTBで走り始めている時期なのですが、今年は外を走るのがまだ怖いというのが本音です。
 落車はこれまでも幾度と無く経験しているのですが、せいぜい打撲と擦過傷程度でしたから、肋骨骨折というのはトラウマになりそうな感じです。冬の間は骨の老化を防止しようと牛乳を沢山飲み、サプリメントでカルシウムを取るなどして来ましたが、肉体的には兎も角、精神的なダメージからは未だ回復できていない感じなのです。Img_2250_2

 とはいえ、唯一の楽しみであるバイクに乗らないという選択肢はないので、これから恐怖心を払拭する努力が必要な訳ですが、できるだけ転ばない為のバイクコントロール技術を身に付けていかなければならないと考えているところです。その為にも、できるだけ長く走るしかないと思っているところです。
 今シーズンは例年以上のイベントに参加して、ロードバイクの楽しさを皆さんと共有して行きたいと考えていますので、お楽しみに~♪

コメント (2)
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シーズン前点検の重要性

2013-04-03 07:38:33 | 自転車

 昨日、もう我慢の限界とロードにて出陣しました。前日、銭函から戻り、物置の置く深くに仕舞い込んであった”SCHWALBE MARATHON 25C”を引っ張り出し、SHIMANOのR500に装着。このタイヤはかつてルッククロスのAL-700Xで使用していたものでした。春先は路面状態が悪いので、パンクに強いタイヤを選択した訳です。Img_1825s

 さらに、予備チューブ2本にCO2インフレーターに予備ボンベ2本をサドルバッグとツールボトルに分納し、リアフェンダーまで取り付け、万全な体制で厚田方面を目指したのですが、悲惨な状況が待っていました・・・
Img_1818s
 濡れた路面の多い札幌市内を抜け石狩に入り、さあ思いっきり走るぞと思ったところで脚が回らず???風向きを見ても向かい風でもなく、23Cと25Cのタイヤでこんなに違うものなのかぁ???冬季間のローラー台トレーニングの成果がまるでないことにすっかり落胆してしまいました。Img_1821s

 気持の落ち込みに呼応するように心拍も上がらず身体はどんどん冷えきて、結局、石狩八幡で挫折。コンビニで身体を温め、帰路につきましたが、もう25km/hも維持できない状況でした。ケイデンスも70rpmなんて・・・
 落胆しながら冷たい風の中を走っていると、小雨がパラパラと追い討ちをかけてきました。さらに、ななんと・・石狩市役所の前でリアチューブが強烈な音をたてて破裂!!バイクを止めるとタイヤがリムから外れ、ブレーキシューが何とタイヤの内側に入り込んでいるではありませんか!!!
Img_1824s
 歩道に上がり、タイヤの外周を確認してもサイドカットや擦れた跡もなく、タイヤのビードがリムから外れてしまっただけのようでした。チューブ交換を終え、CO2インフレーターで空気を入れようとしたところ、今度はトリガーの付け根からCO2漏れが・・・それでも何とか半分位は空気を入れ、触った感じでは4BAR程度は入れられたと思います。予備のボンベもありましたが、ノズルの不具合だとしたらボンベが1本無駄になるだけだと思い、そのまま走ることにしました。幸い25Cのタイヤは低目の空気圧でもOKなので。ちなみにMRATHONの推奨空気圧は5BARから8BARです。
 こうなったら、のんびり帰ろうと思い漕ぎ始めると、えぇぇぇっというくらいにギアが掛るではありませんか???脚も回るし!!!もしかして、初めからタイヤがきちんと嵌っていなかった???スタート前に空気を入れた時には気が付かなかったぞ!!!Img_1236s

 考えればローラー台に据え付けてあったバイクをそのまま点検もせずに持ち出してしまったことがそもそもの始まりかもしれません。早速ショップへ持ち込んで点検してもらうことにします。シーズンイン前にはきちんとした点検整備が必要なのですね。考えてみればここ2年は新車ばかりでしたし、TCRは冬季保管をしてもらっていたので、思わぬ落とし穴に嵌ってしまった感じです。


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自転車保険を考える(2)

2013-02-19 08:02:50 | 自転車

 昨年セブンイレブンと三井住友海上がタイアップした「自転車向け保険」が発売されました。この自転車保険の特徴は個人賠償責任額は最大1億円で示談交渉付という、自動車保険並みの補償が用意されている点にあります。また、傷害補償でも入院保険金の他に手術をした場合に入院日額の10倍・20倍・40倍という保険金が受け取れるというのです。これはこれまでの「個人賠償責任保険」や「傷害保険」では補償されなかった部分を考慮に入れた新しい自転車保険といえるでしょう。
 セブンイレブンの参入で、au損保も「新自転車ワイドプラン」を発売し、「イチおしコース」に示談交渉を付加しています。また、「新自転車ワイドプラン」には手術補償はありませんが、入院一時金が付加されています。保険料年額4,500円の「イチおしコース」が2万円、10,080円の「イチおしプラスコース」が5万円となっています。また、「イチおしプラスコース」には日額2,000円の通院補償が付帯します。セブンイレブンの「自転車向け保険」には通院補償はありません。
 また、昨年から始まった「ちゃりぽ」という自転車保険もなかなかユニークな商品です。月額260円で日額6000円の通院補償が受けられる自転車保険です。個人賠償責任額は1000万円と低く抑えられてはいますが、自損事故に対する補償が手厚いのが特徴でしょう。月額370円の「もっとあんしんプラン」なら日額1000円の通院補償が付きます。主に車道を走り、歩行者との接触事故などをあまり気にしないのであれば月額260円(年額2900円)で日額6000円の通院補償が受けられるというのは魅力でしょう。01

 さらに、「ちゃりぽ」には「自転車盗難補償プラン」も用意されています。但し、加入条件として自転車購入後1ヵ月以内であることや保険金額の30%は自己負担(免責)があり、保険料も自転車購入額の1割と高目となります。
 自転車保険を「傷害保険」と考えれば「ちゃりぽ」でしょうし、先に記したように「傷害保険」と「個人賠償責任保険」の両方で考えるのであれば、個人賠償責任額が最大1億円で示談交渉サービスの受けられるセブンイレブンの「自転車向け保険」がいいのではと考えています。au損保の「新自転車ワイドプラン」は若干金額は安いものの示談交渉サービスは付帯しませんし、手術保証もありません。自転車で入信しなければならないほどの怪我ならば手術となるのが普通だと思いますから、入院一時金よりは手術補償のほうが安心だと思います。
 上記商品の比較表を作成しましたので、参考にして頂ければと思います。

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自転車保険を考える(1)

2013-02-16 08:41:21 | 自転車

 ここ数年の自転車ブームが、3.11の東北大震災以降さらに加熱しているようで、自転車産業振興協会の統計によると、自転車の2011年4~6月の国内向出荷台数(生産数量+輸入数量)は前年同期比で118%と、大きく増加。自転車産業振興協会は「地震当日は帰宅手段として自転車を購入する人が大勢いたが、その後も節電の影響で電車の運休が続き、通勤に自転車を利用する人が増えた。自転車通勤をしたことでその利便性に気づき、そのまま自転車に乗り続けている人が多いのではないか」と予測しています。01

 交通事故の件数はこの10年間で年間22万件も減少している一方で、自転車事故はそれほど減っていないという現実があります。そのため、自転車事故が交通事故全体に占める割合は増加傾向にある訳です。さらに、「自転車が第一当事者(事故における過失の重い者、過失が同程度の場合には負傷程度が軽い者)となった割合」に限定すると、この10年間で2.5%から15.6%と、実に6倍以上も増えているのです。こうした事態から警察庁は2011年10月25日、自転車をあらためて「車両」として定義し、「自転車は車道を走ること」などの通達を出すことになりました。
 自転車事故とひとくちに言っても、歩行中に自転車にぶつかる場合もあれば、自分が自転車を運転中に事故を起こして加害者となる場合もある訳です。民事訴訟では死亡事故を起こした自転車の運転者に5000万円超の高額賠償を命じる判決もあり、これは支払い能力のない未成年者とて例外ではありません。
 こうした自転車事故への危機感が高まるなか、関心を集めているのが、低価格で手軽に加入できる「自転車保険」です。自転車事故に備えるには「傷害保険」と「個人賠償責任保険」の2つが必要だといわれています。「傷害保険」とは自転車に乗っていたり歩行中に自転車にぶつかったりした場合の自分のケガに備える保険。「個人賠償責任保険」とは自転車事故で他人にケガをさせたり、物を壊して法律上の賠償責任が発生したりといった場合の支払いに備える保険です。ただ、数年前まではあくまで自動車保険に付帯するものがほとんどで、自動車を持たない人にとっては無縁に近いものでした。
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 私自身も数年前になりますが、自転車通勤時に横断歩道を渡りかけていた人と接触事故を起こしそうになり、ひやりとした覚えがあります。急ブレーキとハンドル操作で接触は回避できましたが、相手は驚いて転び、腰を打ってしまったようで、交通事故として警察に届けることになりました。
 幸いにも相手の怪我の具合も悪くなく、後遺症も出なかった為、保険の利かない医療費をお支払いすることで済ませることができましたが、既にマイカーを手放していた私にとって、「賠償責任保険」のない事故に対する恐怖を痛感する出来事となりました。
 長い自転車通勤歴の中で、転倒は数度ありますが、他人を巻き込む人身事故に至るような経験はこの時が初めてでした。ロードバイクに乗り始めてからも年に1度位の割合で転んではいますが、自分の怪我なら諦めもつきますが、相手に怪我を負わせ、相手も自分も不幸になることだけは絶対に避けなければいけないと痛感した瞬間でもありました。
 そんな折、自転車向けの「個人賠償責任保険」が保険が登場してくれたのは嬉しい限りで、2011年5月25日からサービスを開始したau損害保険の「100円 自転車プラン」に早速加入しました。「au損害保険」は、あいおい損保(現・あいおいニッセイ同和損保)とKDDIが共同で設立した損害保険会社です。
 「100円 自転車プラン」は月々100円の保険料で個人賠償責任額は最大1000万円まで、後遺症・死亡補償は450万円までの「個人賠償責任保険」です。基本ロードバイクで車道走行がメインなので、「個人賠償責任保険」としてはこれで十分ではないかと感じていました。また、怪我による通院や入院に関しては医療保険に加入しているので、入院補償や通院補償のために保険料を上げる必要性を感じていなかったこともあります。ただ、先の判例を見ると5000万円を超える賠償を請求される判例も出始めているようなので、自賠責額の見直しを検討しているところです。


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