□オフィシャルサイト 「海賊とよばれた男」
□監督・脚本 山崎 貴
□原作 百田尚樹
□キャスト 岡田准一、小林 薫、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口 徹
光石 研、綾瀬はるか、堤 真一、近藤正臣、國村 隼
■鑑賞日 12月11日(日)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
『永遠の0』以来、岡田准一と山崎貴監督が2度目のタッグ。
原作も『永遠の0』同様に百田尚樹。
原作は前後編に分かれていたが、本作は長尺ながら145分にまとめられた。
原作未読の方にとっては、国岡鐡造の波乱の人生がこれで把握できたかどうかは
わからない。 正直、原作を読んだ者としては、やはり145分では描ききれていない、
端折った感は否めないところだ。 それと、国岡鐡造の人生の経緯が時系列ではなく
行き来する部分についていけなかったとしても仕方がないだろう。
今年6月に公開された『64』のように、前後篇に分けて撮ってもらいたかったと、
原作を読んで深く感動した者たちはきっと思ったに違いない。
ま、岡田准一のスケジュールが抑えられなかったのかもしれないが・・・。
とは言え、実に若い頃から亡くなるまでの国岡鐡造の生涯を岡田准一が演じているが、
役者としての彼の成長ぶりと力量は間違いなく発揮された作品だと言っても過言ではないだろう。
老いていく姿は怖いほどのものも感じたし、見事に化けられても、体格というか、
筋肉の付いた身体は残念ながら加工できなかったのだろうなぁ・・・。
若い役者陣はともかく、国岡鐡造の人生の成功において、欠かすことのできないブレーンだった、
木田章太郎(近藤正臣)、甲賀治作(小林 薫)、盛田辰郎(堤 真一)あたりのキャスティングは
とても満足いくものだった。
岡田准一と堤 真一のやり取りは『フライ、ダディ、フライ』を思い出してしまった
出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれる国岡鐵造だが、
古い知人にこの出光佐三を知る人物が居て、その昔、綻びていたズボンを
縫ったことがあるとか(笑)
見てくれは普通の爺さんだったというが、人を惹き付ける魅力はピカ一だったとか。
こんなに店主を慕い敬い、生死をかけて一生懸命勤める店員たちがいた企業は
今では考えられない会社愛だったのだろう。
>ひらパーのパロディポスターの印象が強すぎてなんかニマニマしてしまいました。(違)
そこのギャップがこそばい(笑)?
>時系列が行きつ戻りつはちょっとややこしかったですね
確かに^^
>私がみるぶんには十分國村 隼さんと対等に渡り合ってた気がしました。もちろん堤さんとも
本人は昔の人だから背は低かったらしい。
声は知らないけど(笑)
>人徳をもってたってことか。その絆に感動してました。
人を惹きつける力はすごかったらしいですが。
なんかニマニマしてしまいました。(違)
時系列が行きつ戻りつはちょっとややこしかったですね。
体格がごりっぱはま~こっちにおいといて
結構声の出し方とか苦労したみたいで
私がみるぶんには十分國村 隼さんと対等に渡り合ってた気がしました。もちろん堤さんとも。
ばくちを打ち続けた社長にこんだけついてきてくれる社員てすごいですよね。いやそれだけの人徳をもってたってことか。
その絆に感動してました。
>ほんと、老いてからの形相は見事でしたが体格は立派すぎでしたね
確かにそうですね(笑)
>へー!!出光佐三氏の綻びたズボン
縫った人がお知り合いにいらっしゃるんですね。
はい、原作を読んだ話をしたら、その昔の話を、
自慢げに話してました(笑)
見事でしたが体格は
立派すぎでしたね。
へー!!出光佐三氏の綻びたズボン
縫った人がお知り合いに
いらっしゃるんですね。
>『永遠の0』 のときの岡田准一は、主役なのに存在力が薄かったですから、巧くなりました。
今年はもう1本、『エヴェレスト 神々の山嶺』もあり、
アイドルではなく役者として一本立ちできたのでは!
>「V6」のメンバー内での岡田准一も、前面に出るのが苦手なのか、イマイチな印象です。
ま、関西人なので出たがりだとは思いますが、
ひらパー兄さんが彼の本性だと思いますが(笑)
『永遠の0』 のときの岡田准一は、主役なのに存在力が薄かったですから、巧くなりました。
「V6」のメンバー内での岡田准一も、前面に出るのが苦手なのか、イマイチな印象です。
歌番組では映画やドラマのインタビューをするので注目されている感じでした。^_^; もちろん、iinaの勝手な印象です。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/5a1838e2b866d4431371a5cf541cfd6d
>一気に読んだのです。
素晴らしい小説でもあり実在の人物像を興味深く読んだことを思い出し、現在映画化されたので見たいと思って思っていたところ。
そうでしたか^^
原作を読破した方には少し物足りない感じは
するかもわかりませんが、ぜひご覧になって下さいネ!!
>岡田准一のフアンでもあり余計に。
おっと、うちのかみさんと一緒ですね(笑)
素晴らしい小説でもあり実在の人物像を興味深く読んだことを思い出し、現在映画化されたので見たいと思って思っていたところ。
さすが映画評論家のcyazさんの説明で更に見たい。
岡田准一のフアンでもあり余計に。
年末は忙しいからお正月かな?