□オフィシャルサイト 「聖の青春」
□監督 森義隆
□脚本 向井康介
□原作 大崎善生
□キャスト 松山ケンイチ、東出昌大、リリー・フランキー、染谷将太、安田顕、柄本時生
■鑑賞日 12月11日(日)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
正直、この棋士・村山聖のことは全く知らなかった。
羽生善治とは「東の羽生、西の村山」と並び称されたことも。
幼い頃から難病・腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返した聖は、
入院中に父から勧められた将棋に心を奪われ、師匠と出会い、仲間と出会い、
そして宿敵・羽生善治と出会う。
29歳という若さで夢半ばで亡くなった聖の人生を、松山ケンイチは
時に狂気を感じるほどの演技で、まるで乗り乗り移るれたかのように、
見事に演じていた。 そして、ここでも彼は役作りのため20キロ以上も
体重を増やした。 ハリウッドでは当たり前となっているこの体重の増減も
痩せることはよく見られても増やすことはあまりみられないところだ。
また、羽生善治を演じた東出昌大は外見が羽生によく似ていた(笑)
師匠役を演じたリリーさん、すっかり役者が似合ってきたようで、
要所要所を締められるバイプレーヤーになって来たと感じた。
そしてもし村山聖が病で倒れることなく、将棋界に残っていたら、
今のいたら、将棋界にきっと金字塔を建てたことだろう。
東北出身の松山ケンイチの関西弁は、ちょっといただけないところは
あったが、その怪演技は十分評価できるところだ。
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この若い天才棋士の、意外なオタクっぷりに笑い、
それは憧れの羽生に対しても、ライバル心と並行してあったような部分にクスリとし
でも、
どこかで寿命を感じていたであろう無念さに泣きました
>この若い天才棋士の、意外なオタクっぷりに笑い
ですよね(笑)
>ライバル心と並行してあったような部分にクスリとしでも
生き甲斐とはまさに将棋一本、羽生を負かすこと!
>どこかで寿命を感じていたであろう無念さに泣きました
それでも生死をかけて向かって行く姿は、
ハンパでない彼の執着心を感じずにはいられなかったです。
村山八段は昔ドキュメンタリーを見て知っていました。童顔で早世、しかしものすごい執念の人というイメージがありましたが、意外に人間くさい面もあってびっくりしました。
こちらからもTBお願いします。
>松山君と、東出君は実際の本人を頑張って似せていました。努力のあとが見えました。
確かにそうでしたね^^
>童顔で早世、しかしものすごい執念の人というイメージがありましたが、意外に人間くさい面もあってびっくりしました。
僕は全く知らなかったです(汗)
病気でなければ世界が変わっていたかもしれませんね!