京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ノマドランド』

2021-06-04 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「ノマドランド
□監督 クロエ・ジャオ
□原作 ジェシカ・ブルーダー
□キャスト フランシス・マクドーマンド、デビッド・ストラザーン、
      リンダ・メイ、スワンキースワンキー

■鑑賞日 5月12日(水)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

第93回アカデミー賞で作品、監督、主演女優賞の3部門を受賞した作品。
やっと観ることができました!

日本ではこういう
車上生活者たちを見かけることはないし、
またそういう生き方が出来るほど日本は環境が整っていない。
ま、せいぜいキャンピングカーで旅することはあっても。

この映画で描かれる「ノマド(遊牧民)」は。

リーマンショックによる企業倒産の影響で、職や家を失ってしまった。
そのために、キャンピングカーに全てを詰め込み、過酷な季節労働の
現場を渡り歩きながら車上生活を送ることになった、一人の女性の目を
通じて、そこで出会う同じ生活を送る
ノマドたちと、助け合い、
心の交流を重ねるなかで、普通の生活者では理解できない、
ノマドとしてのライフスタイルを試行錯誤しながら、
最後は自身のポリシーを「肯定する」結論にたどり着く。
単純なロイードムービーではないが、やはりアカデミー賞
主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドだからこそ、
作品賞・監督賞を獲得でいたのだと思う。


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4 コメント

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車上生活 (NAO)
2021-06-08 00:46:23
フランシス・マクドーマンド、
「スリー・ビルボード」に続いてのオスカー受賞。
彼女の演技に、今回も圧倒されました。

ノマド、アメリカではさほど珍しくないんですね。
この映画で初めて知りました。
単純なロードムービーでないところが、この映画の魅力ですね。
返信する
存在感~ (cyaz)
2021-06-08 08:26:23
NAOさん、コメントありがとうございますm(__)m

>フランシス・マクドーマンド、
「スリー・ビルボード」に続いてのオスカー受賞。
彼女の演技に、今回も圧倒されました。
なんていうか、独特のキャラクターですよね!
不思議な「存在感」があるし、独特の見えないですが、人生観が(笑)

>ノマド、アメリカではさほど珍しくないんですね。この映画で初めて知りました。
小規模ではありますが、日本でも近いものがあるようです。

>単純なロードムービーでないところが、この映画の魅力ですね。
仰る通りだと思います^^
返信する
フランシス・マクドーマンド (小米花)
2022-02-04 16:26:53
演技の迫力は卓越していますよね。
エネルギーを前面に押し出すのではなく、じわっ迫りくる感じが怖ろしいほど迫ってきます。。。

ノマドという存在、私だけが知らないのかと焦りましたが、日本ではなじみは薄いようでホッとしました。もっとも1年前の状況でしょうけど~。

本当は映画は臨場感が共有できるのが一番ですね。
まだまだ一歩遅れての鑑賞が続きますが、またいろいろ教えて下さい~。<(_ _)>
返信する
ノマド~ (cyaz)
2022-02-04 17:13:12
小米花さん、コメントありがとうございますm(__)m

>演技の迫力は卓越していますよね。
エネルギーを前面に押し出すのではなく、
じわっ迫りくる感じが怖ろしいほど迫ってきます。。。
そうですね^^ 彼女独特の味わいが醸し出されていましたね。
比較的、彼女の出演作は共通項があるようで(笑)

>ノマドという存在、私だけが知らないのかと焦りましたが、
日本ではなじみは薄いようでホッとしました。もっとも1年前の状況でしょうけど~。
コロナ禍でのホームワークで日本でも近いものが増えて来ましたネ。

>本当は映画は臨場感が共有できるのが一番ですね。
仰る通りで^^

>まだまだ一歩遅れての鑑賞が続きますが、またいろいろ教えて下さい~。<(_ _)>
何を仰います(笑)こちらこそ勉強させてください^^
返信する

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